フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


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あけましておめでとうございます。

昨年秋に記事を書いてから数か月もご無沙汰してしまいました。

前回の記事を見てみると8月に経験したセミナーで止まっているという…(恥)

昨年は秋以降も本当に仕事上多くのご縁があって、半年かけて先方と協力しつつ準備した案件が無事
終了したり、数度視察団のお客様と通訳でスウェーデン、デンマーク、ドイツやスイスにも
出稼ぎ(?)に連れて行って頂いたり、複数の場所に初めてうかがい、某研究所でも
久しぶりにいい通訳がきてくれたと言って頂いたり嬉しい評価をたくさんいただきました。

実際は私の中では8割の出来だったなとか、毎回もっとそこかしこで良くできた筈だったとか反省点
ばかりで優しいお客さんに助けられている部分が多々あります。

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(画像は二枚とも12月半ばのスイスから。中世の小さな街ムルテンにて)
言葉は最近近隣諸国に出ているときだけでなくフィンランド国内でも日・英が殆ど、とその割合が増えています。
分野としては罰ゲーム(文系の私には)なんじゃないかと思うほど技術、工学系が多かったです。
食べ物や教育文化などもっと楽しそうなお話しは無いかなぁなどとも思ったりすることもありますが、
求められている分野で力を尽くすのが居場所なのだとも思います。
昨年はずっとコンタクトしたいと思っていたお相手とも確かな手ごたえを得ることができました。
逆にお受けできなかったお仕事も何件かあり、申し訳ない事になりました。
こちらも重なるとお受けできないですし物理的に無理だったとはいえ。

そしてビジネス・マッチングも少しずつ増えています。これは毎回ホームランと言う訳には
いきませんけれども経験豊かな友人の言を借りると相手あっての事だし、こちらがいくら
セッティングしても当事者同士が合わない事もあるということでまさにその通りだと思います。
新たなお客様からのリピートのご依頼も嬉しいものです。

毎回新しい分野に親しめるのもこの仕事の醍醐味で(冷や汗はかけど)、好奇心というか野次馬根性旺盛な自分に合っているとも思います。世の中の流れはIoT、AI、オートメーション、5G、再生可能エネルギー、シェアリング経済ですね。
この仕事をしていて本当に良かったとつくづく思います。

大手、安定とは程遠いですし、親もゆったりしたサラリーマンと結婚して幸せな専業主婦をしてほしいとか思ったこともあったでしょうが私には多分非常に居心地悪いものだったと思いますし向き不向きはあるものです。
子育ては仕事よりよっぽど大変だともいまだに思います。
苦労はありますが全部身になるものですし、仕事とそれを運んできてくださる数々の人のつながり、お客様に恵まれて、こんなに幸せでいいのかとほっぺたをつねりたくなる気持ちです。

こうして2016年後半はあっという間に終わり、夫は妻が不在のためますますシングルファーザーぶりが
板につき自分の出張はずらす事ばかりでかなり迷惑をかけました。私も家を空けるのは最長1~1週間半ぐらいですが帰ると洗濯、ご飯作り置き、夫がよくわからない子供達の音楽の宿題、などてんてこまいです。
それ以外は息子達の宿題、行事、習い事、テスト勉強、返されたテストのチェック、長男の試合や合宿、毎日のご飯づくりと家事に加えかなり夫もストレスも溜めていたと思いますし、3か月前から予約していたジャズコンサートなど、二人でデートする約束も数度キャンセルしたりしましたし。

今はクリスマス前から里帰りで日本に2週間帰国中ですが、京都・奈良を子供達にさらっと見せることができ、家族で日本を楽しんでいます。清水寺、金閣寺、そして奈良の東大寺と春日大社(と鹿たち)、錦市場、どれも楽しかったです。

そして実家に来て妹宅で一週間お世話になり美味しい手料理を毎日作ってもらい(手伝ってない私)、夫とは親に子供達を頼んで久しぶりに二度ほど夜遊びさせてもらい美味しい瀬戸内海の食材を使った居酒屋さんやバル、フィンランド語の名前を付けた地産地消のレストランLuontoさん、ジャズバーDuoなど楽しませてもらいました。二人で出かけたのは本当に半年、いやそれいじょうぶりです。

第二次大戦時の広島県呉市を舞台にしたアニメ映画『この世界の片隅に』も観ることが出来ました。
かなり丁寧に作りこまれた名作です。福山市で一週間だけ上映していたのに滑り込めました。
もし機会があればぜひ皆様にもお勧め致します。

そして年末から実家にお世話になっています。
子どもたちは4年生の姪っ子と毎日のようにあれこれやって日本語もだいぶ戻りました。
相変わらず訛っていますが。きゃぁきゃぁわぁわぁ楽しそうです。

長男は今年空手の試合でストックホルムにて初の海外遠征も体験しいい指導者に恵まれ、
学校の勉強もまぁまぁ頑張っています。父の従弟が聖堂流師範という事が今回の里帰りで判明し(私が今まで興味を持っていなかったので耳に残っていなかったのですねぇ)稽古も見せて頂くという運にも恵まれました。
次男はよくいえば我が道を行くですね、やればもっとできるのにやる気が年に数回しか降臨してくれないので。やっぱり才能ではなく実を結ぶのは努力ですね。結構手を焼きます。
二人とも元気なのは本当にありがたいです。

今日は地元の氏神様にお参りし、お守りも家族に購入。夫は東大寺で買ったので浮気せず(笑)買いませんでしたが。次男、なぜか厄除け。←11歳にして何をお祓いしたいのか・・・の年男。父も実は年男です。落ち着かないのは似ていますね。

一年の計は元旦にありといいますが、今年は特に目標を立てているわけではありません。
学びたいこと、分野は仕事に関してたくさんありますが。
ただ家族、実家、友人たちを含め皆が大きなケガ・病気をせずそれぞれが好きな事を楽しみ、それぞれの分野で活躍してくれたら素晴らしいと思います。

年末にお亡くなりになった尊敬する渡辺和子さん(通った高校の修道会系列大学の
理事長を長く勤めておいででした)のご冥福をお祈りするとともに、もうそろそろ
いい年ですし、渡辺和子さんの言われた置かれた場所で咲く、つまりは謙虚さを身に付けなくてはと思うものの、自我が前に出過ぎてまだぜんぜんだめですね、はは。

中年にして未だ身の処し方をわきまえておりませんが、本年もどうぞよろしくお願いします。
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# by wa-connection | 2017-01-01 21:42 | work | Trackback
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(画像は個人特定をできるだけ避けるため解像度を多少下げてあります)

8月に、これまた家族に迷惑かけたのですが、Suomi Instituutti、フィンランドセンター及び様々な関連組織、担当者の方々のご協力の上に実現した翻訳者セミナーに参加してきました。場所はヘルシンキからまず電車で一時間のコウヴォラという町へ、そこからバスで1時間前後(参加者と喋りまくっていて正確な時間は不明)中部に近いOrilampiという宿泊施設へ到着。ほぼ南サヴォ地方のそばにある湖畔の古めかしいホテルでした。本当に素晴らしい経験だったのですが、唯一つらかったのは、費用を負担して頂いている身で言うのは心苦しいですが、(普段割と頻繁に和食系を食べている身にとっては)毎日三食フィンランド料理だった事でしょうか。しかも三日でローテーション。悪くないお料理でしたが。あ、しっかり頂きました!

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(ここで一週間近く缶詰め)
さて、これは昨年福井県にて実施された同様のセミナーの逆バージョンだそうで、去年は日本語からフィンランド語に訳す翻訳者達を集めて実施、今年はフィンランド語から日本語への訳者を集めるという趣向でした。

年末にお声がかかり、多分この人たちが来るんだろうなと思っていた方々がやはり参加されていて、今まで憧れていた出版翻訳者、フィンランド関連でいえばまず名前があがる人たちが目の前にいて喋っていて、私も力不足ながら(頭数合わせ的なラッキーで選ばれた立場ですが)同じテーブルに着くことができ、本当に光栄でした。
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以前共訳を出したときご一緒した方が男性なのですがご多忙の為参加ならず、残りは全て女性という構成。この業界確かに女性の割合高いですね。フィンランド側で一人男性がいらっしゃいましたが、通常サウナの順番は数が多い方がやはりいい時間を貰えるので女性が少ないと男性陣が2時間ぐらいサウナに入ってたりするんですけど、今回ばかりは男性の彼は私たちの前か後に可哀想に一人で入るというめぐり合わせ。その分我々女性陣、満喫させて頂きました。夕日の写真はサウナ後泳いだ時のもの。毎晩風景も風の音も国立公園の近くでしたし最高でしたね・・・

参加者の内訳もさまざまで、出版翻訳者、コーディネータ、ライター、ムーミン研究家、通訳兼公認翻訳者(日本語にする方)、フィンランド語の教科書執筆、そしてフィンランドで使われている教科書を日本語に訳した人達、映画字幕を付けた人、大学の講師、建築家、大学院生、公務員と様々な職業の人が集まっていて日中のみならず毎晩の雑談が面白いのなんの。殆どの人がフィンランド大学院終了か留学した人たちじゃなかったかなと思います。

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フィンランドサイドからは私やほかの多くの人がこれまでに教わったことがある先生で、日本在住のライヤ先生、ヘルシンキ大学の日本語学科の講師、公認翻訳者(フィンランド語にする方)、日本語学科の学生、そして私の尊敬する翻訳者クリスティーナ・ドレウズ女史(Christina Drews)。(英語からフィンランド語)彼女は翻訳者協会の会長を務めたこともあります。以前フィンランドのベテラン翻訳者の記事について訳したことがありますが、まさにそこで取材されていたナバコフの超大作を訳した人です。最近の作品はフォークナーだそう。記事での訳者もう一人がピンチョン超大作を訳したユハニさん。
その時のブログ記事はこちら

事前に二冊のフィンランド語小説の課題を貰い、("RAMBO" by Nadja Sumanen, "Mielensäpahoittaja" by Tuomas Kyrö)その本を読み、該当箇所(数ページ~一章近い量)を訳し、事前にファシリテーター役である方に送付し、開始時に配布してもらい各自皆の訳を読み込みました。
十名いれば本当に十通りの訳があるものです。皆それぞれ違っていて、普段同じものを誰かと同時に訳して比較するという経験はないため、非常に参考かつ勉強になりました。
お互いのミスを指摘するのではなく、どうしてこう思うか、こだわりはあったのか、別の訳し方はあるか、色々四日間に渡って話し合いました。フィンランド語教えている人たちは「ここは仮定法だから、こちらは条件節でこうなる」とか文法的な事をきちっと考えつつ訳していてフィーリングでやっている私と雲泥の差。個々のバックグラウンドが本当に出てきますね。そして本当に脱帽だったのが、日本在住の方が過半数だったのですが、フィンランド語のレベルを日本でも維持されている事。私なんてこっちに住んでいて24時間フィンランド語の環境でほっておいても耳に入ってくる環境ですが、日本ではそうはいきません。並々ならぬ努力の賜物だと思います。
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三日目には課題作品の著者二名も訪問してくれ、記念写真とサインも頂くというおまけ付き。訳したのは一部とはいえ流し読みではなく(何度も読んで悩んで文字にもう一度生み出した程)読み込んだ本ですから、それらの作者に会えるのは感激でしたよ。みんなでサイン貰いに並びました。
そして内容についてどうしてこう書かれたのかなどの質問をすることもできました。

実はこれまでこんな体験、無かったなと改めて感慨深かったのですが、一度に十名(+4名がそしてフィンランド人側も英フィン翻訳者のクリスティーナを除き全て日本語を自在に操る)もの日本語もフィンランド語も深く分かる人たちと、しかも大好きな読書、書籍に関するトピックで何日も同じ場に会したというのはものすごく濃密な空間でしたし、幸せでした。
普段はお客さんとご一緒していてもフィンランド語などご存知ない方々が殆どなわけですから。しかも両方の言語がわかり、殆ど皆がフィンランド在住経験、留学経験または日本在住、留学、就労経験があり、いろんな仕事上の悩みも同じものや目新しいものをシェアしてもらったりと一生忘れられない経験になりました。(小さいころ本屋さんも夢の職業だった位ですので)やはり一生言葉に関わる仕事を続けていこうと固く心に決めました。

遅くなりましたが、この場を借りて実現に力を尽くしてくださった方々にお礼申し上げます。

さらに4日目には福井のセミナーに参加したフィンランド語訳者4名も参加してくれ、彼らの講話を聴くこともできました。
現代詩や漫画の訳者(この詩人はフィンランドでも今年朗読をされてます)、村上春樹&平出隆作品の訳者、ドラゴンボール&ワンピース、銀牙、と数々の漫画をフィンランドに紹介してきた訳者、一冊出して次がまだ決まっていないからと芥川龍之介の『歯車』を自分で訳してしまった若い男性も。『歯車』は遺作で、死ぬ前の色々な心の闇があちこちに垣間見える作品です。火事、事故、様々な色彩を不吉にとらえ、暗示を行く先々で見つけ、、その晩に青空文庫で読んだのですが、私こんな作品訳したら発狂すると思います。
これら四名の翻訳、それに関するこだわりと作品に対する熱い思いは、自分のいい加減な姿勢を反省し、襟を正させるに十分なものがあり、圧倒されました。

私はこれまで数冊のインテリアムック、一冊の共著、一冊の共訳、数々の埋め草記事で収入の足しにしてきたわけですが、翻訳を一生の仕事として取り組んでいこうとまで肝が据わっている訳ではありません。
最近は通訳も割合が多く、出版翻訳、出版自体の報酬の時間給計算などすると、なかなか腰を上げられないのも事実です。
ただ今後数十年まだ仕事を続けていく上でフィンランドの書籍、文学で日本の読者に紹介したいなと思うものにはこれまでも遭遇していまして、様々なところに紹介はしてきましたが玉砕しています。
いいタイミングでいい版元さんと出会っていない、景気もあるかもしれませんけれども(私のリーディング資料が悪いのも理由かも…)いくつかの要素がうまく回っていない時期であったかなとも思います。

心に温めている作品達は版権は確保できる状態ですし、本は逃げないで待っていてくれるのでまたタイミングを見て再度提案も考えています。

さて、最終日はヘルシンキにて、大手出版社Tammiを訪問。
私が共訳したトーベ・ヤンソン評伝もここが版元です。

出版社直営書店もありテンションが上がる。欲しい本がたくさんあちこちに。うわ~と頭に血が上る感覚です。参加者達も私以上にそわそわしてああでもないこうでもない、と物色・購入していました。
そして福井セミナー参加者の一人で漫画翻訳者かつTammi社員であるAnttiさんが版権担当者、その上司に会わせてくれました。
地下の会議室につながる廊下にはタンミ社の長い歴史を語る、歴代お抱え小説家の肖像画が数々地下に並んでいます。
オラヴィ・パーヴォライネンもありました、、、。
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事業紹介を受け、意見交換し、各フロアを見せてもらい、ファンが作ったものが商業ベースとして製品化されたという『銀牙伝説WEED』のぬいぐるみ達が到着したばかりだったそうでそれも見せて頂く。従業員休憩スペースにならんでいました。

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Tammi社は児童文学でも長い歴史があり、各編集者の部屋は関連資料が積み上がり、まるで宝箱。
業界的には大変そうですけど楽しそうな仕事だなと思ったのを覚えています。

セミナーが終了し、一週間近く一緒だった人たちと別れる時はなんだか本当に心が空っぽになりました。
ですが、これをきっかけに多くの人と新たな繋がりができたのは一番の財産だと考えています。大事にしていきたい関係です。
実際にセミナー後も、そのうちの何人かとはヘルシンキで再会を果たすこともできました。何らかの形で協力することができるかもしれないというお話も出てきて、やはり人と人のつながりでこの世は成り立っているんだなと思わされるきっかけとなりました。

一つ一つを大事にしていきたいと思います。

この一週間を男三人で過ごしてくれた家族にはいくらしても感謝しきれません。。。

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# by wa-connection | 2016-09-11 19:55 | work | Trackback

夏の仕事を振り返る。

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お久しぶりです。
(先週位に一度アップしたのですが修正、再掲です)

前回書いた記事から2か月近くたってしまいました。
夏を楽しみつつ仕事もして、あっという間に子どもたちの2か月半の夏休みも終わり
忙しい日常が帰ってきたといったところでしょうか。

夏の仕事でもいろいろ興味深い場所に行くことができました。

来年埼玉県の飯能市にムーミンワールドが完成見込みで、市の方々とムーミンワールドを視察したり、南部フィンランドでネウヴォラ視察にて通訳をしたり、またしてもオルキルオト原発にて低中レベル最終処分場を視察通訳したり、ユネスコ世界遺産であるスオメンリンナ島(要塞ですね)の開放刑務所へ視察通訳に同行したり(これはフィンランド語ででした)、カタヤノッカにある元刑務所をリノベーションした刑務所ホテル(もうオープンから10年近いんですね~)でも関連して通訳をしたり。

アールト夫妻設計に大作、マイレア邸でも建築家の方とご家族(奥様はインテリアデザイナーでAlvarとAinoみたいですね、娘さんも賢くて可愛かった…)に通訳しましたっけ。
8月末はヘルシンキにて国会議事堂にも通訳で。正直緊張しましたが、工事中の国会議事堂の代わりにシベリウスアカデミー(高校)も見ることができてよかったです。国会議事堂は来年の独立100周年に合わせ改装も完成する予定です。
その翌週月曜はSTUK(放射性安全センター、フィンランドの規制委に当たる組織)に行ってチェルノブイリ原発事故関連の調査で北欧を訪問されているグループに通訳。こっちは日英でした。

こうしてみてるとこの3か月通訳が多いですね、翻訳も継続してやっていますけども。
あと弊社を通訳では原発関連専門と思ってらっしゃるお客様もおいでですが、いやもうそれは幅広くやらせて頂いております。
先週は技術関連分野に伺いましたし。

通訳だけではなくてビジネス・マッチング、つまりは会社同士、人同士をつなげるお仕事もご依頼頂いています。(NDAにサインする物が多く書けないケースが殆どですけれど)翻訳やガイド、こうしたマッチング、コンサルティングの方は弊社のパートナー、夫が主に担当しています。夫は何年もヘルシンキにも住んでいましたし私よりは地理感覚もありますし、歴史にも詳しいですしね(汗)なによりフィンランド人が日本語を話すので、現地在住日本人の私がやるより、お客様が喜んで下さる事が多いように思います。夫にガイドを依頼されたお客様は(8月にも昔からのお知り合いに三日間ヘルシンキで同行していましたが)もれなくフィンランドの歴史から文化、食、に関して買い物や観光の合間にレクチャーされる羽目になります。

そして来週末はいよいよ一年前から書いてきたストックホルムでのハーフマラソンです(こんだけ喋ってて完走できなかったら恥ずかしいですが…)。あっという間に一年経ってしまいました。
今年もあと4か月半ですもんね。

さぁどうなることでしょう。
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# by wa-connection | 2016-09-11 19:11 | work | Trackback

息子と走る

閑話休題。
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ポリで市民の憩いの森ともいえるisomäki(大きい丘という意味)の森の中にいくつものコースがあるのですが、今日は次男がその隣にある屋外コートでテニスの練習日。
ということで長男も一緒に往復10kmを自転車でコートそばまで行って森の中を走ってきました。

ん〜負イオンが満ちてる感じです〜。
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もうブルーベリー(正確にはブルーベリーの原種なのでビルベリー=mustikka)もそろそろ熟して来ています。喉が乾いたら時々摘ん食べたりもできていい季節になりました。
でも水のボトル付きベルトつけてたんですけどね。

長男も178cmあるのでリーチが長く気を抜くとどんどん置いていかれそうになりますが、時々振り返って様子を見るの。遅い母ちゃんを気遣うとは!
普段ぼーっとしてるのを叱り飛ばしてばかりだけれど実はいいとこもひょっとしてあるんじゃないかと。
しかし空手で週4回稽古のおかげか、贅肉が無いのは羨ましい。次男と私は背が低くがっちり体型でそっくりなのですが(私の父の遺伝だなぁ)。
頑張って時々インターバルランもしてみました(1分スパート、次の1分普通といったスピードの変化をつける)。

7.8km走って次男を迎えに。次男も気づいたらテニスでリターンは大分うまくなってる模様。サーブはまだまだらしいですが。高校生の上手な子が夏は週二回教えてくれています。

帰ったら足が結構パンパンでございました。
そしておさまるところをしらない食欲。
ああ、、

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# by wa-connection | 2016-07-07 00:39 | kids | Trackback
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三日目は移動日で夕方のフライトにしたため、半日ストックホルム観光をすることができました。
昔次男がベビーカーに乗る年齢だった頃、義理の両親、義弟一家と3家族でシリアラインにてストックホルムに来たことがありましたが、
夫が基本的にスウェーデンなんかいかんでよろしいというひねくれ者のため、その後家族で行く機会無し。
すぐに疲れてぐずる子供たちに合わせてのスケジュールですから、当然教会など観光するはずもなく、ユニバッケンに行って長靴下のピッピの出し物や遊具でそこを堪能しもうそろそろ船に戻る時間。当然そばのバーサ博物館も見ず。あ、トイレだけ使ったんでした。
またしても当時私を気の毒がった義父がタクシーで旧市街、市役所、お城のそばなどを回ってくれましたっけ。
再訪するまであまり記憶になかったんですが、その場に行って優しかった義父や義母をしみじみ思い出しましたよ。

そしてこうして家の外に出られること(つまり夫と子供たちが家を守ってくれる状況)に感謝。

まずは最後の朝ごはんをホテルで食べる前に、毎週水曜日にこのホテルでやっているという朝ランイベントに参加!
到着初日からずっと気になっていたのです。
エレベーターの壁にも貼られていたトップの画像。(これはフロントのもの)
「朝6時半にホテルロビー集合、1時間近くストックホルムの市内を走りましょう。
経験豊かなインストラクターがあなたを案内します」というもの。
Spring med oss!が Run with us!なんだなー。
何でも試してみたい私にとってはもうウズウズするプログラムです。

例のガリガリ(でも髪の毛はライオン並みに波打ってる)なフロントのお兄さんから情報収集。
「私これ参加してみたいんだけど、すごいランナー集まるの?何人ぐらい来るの?レベルどんな感じ?雨天決行?」
とおばたん質問攻めです。

彼によると、そんなにスピードMaxで走るわけではなく、全員のレベルを見ながら走るインクルーシヴ(教育用語で聞いたことあったけれどこういう場面でも使われるとは!)なタイプだから安心して楽しんで!との事でした。ええ、下に合わせてくれるってことですね、有り難いです。

というわけでいつも持参している軽いジョギングシューズとウェアを着ていざ出陣。(大げさな)
ロビーに降りると、超イケメンなイントラが・・・

すんません。うそです。
優しそうなお姉さんと男性一人。おそらく30代半ばスウェーデン人ビジネスマンで出張でここにきてる感じ。
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自己紹介して初めて参加する旨、自分のレベル(これまで1時間10分ぐらいかけて10kmちょいしか走ったことありません。)
を伝えると、今日もそんなに飛ばさず、一時間楽しみましょう、との事。

ホテルを出発し、観光名所も英語で説明しながら走ってくれましたよ。

ここは王宮を対岸から走った時に急いで撮影。
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王様の庭と呼ばれる公園、市庁舎、オペラハウスなどの近く、そして湖と海の分かれ目のあたりの橋、住宅街を走ってホテルへ戻っていきました。
きっちり1時間、つまりホテルの玄関にて7時半で終了。さすが!

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スタート地点で押すのを忘れましたが、最初は公園を通り抜けたので合計7.5km位かな、、。24分間がアプリの記録から抜けてるので。
ずっと石畳ORアスファルトの上を走ったので少し膝に来る感じ。
9月半ばにまたこのあたりを走るんだと思うと武者震い。
なんちゃって。21km大丈夫かなーとうっすら不安な感じです。

末にホテルも取って申込金も払って飛行機のチケットも取ってます。後戻りはできません。
願わくばその日に仕事が入りませんように・・・

観光は次の記事で。
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# by wa-connection | 2016-07-02 05:29 | work | Trackback
前々回の記事に書いたように5月半ばにスウェーデンで三泊してました。初日のみ大雨であとはいいお天気に恵まれました。
あ、今回はパスポート落としてませんよ(爆)というかそう頻繁に起こってたまるか・・・(前回の失態はこちら

ストックホルムに到着したのは日曜夕方。
フィンランドもスウェーデンもどうも日曜は従業員に特別手当出さないといけないからか、レストランは閉めているところが多いです。
時間が19時半だったのでホテルのフロントで近くでお勧めを数軒教えてもらう事に。
スウェーデン料理のお店は満員で20時半にならないとあかないと聞いてくれたのですが遅いのでお断り。
雨の中近くを散歩するとタパスのお店。よさそうなのでお客さん達と入ってみて正解でした。

AQUIというところ。
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アヒージョ美味しい~、タコもエビもおいしい~。(涙でエビがにじみました)こんなのポリで食べられない。
ストックホルムとポリを比べてはいけませんが・・・

幸福感でいっぱいになって翌日の資料を読んで就寝。
ホテルはちなみにストックホルムのBest Western Kom。
清潔かつ新しめでベッドも適度な硬さがあり、上下左右がうるさくなく、メインストリートから一本入り込んだところで、シャワーもトイレもきっちり機能しWiFiも早くてハンガーも多く、朝ごはんもフルーツ野菜多くワッフルも焼けてまったく文句なしなところでした。フロントの人も何人か喋ったけれど皆優しくてマルでした。

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女性陣の部屋は二人ともこんな感じでした。男性陣には聞かなかったですがどうも違った模様。
えーと、毎回枕が余るんですけど、みなさんどうされてますか?

最後の日にフロントのヒップスターな感じのガリガリなお兄さんに聞いてみたら
経営母体がYMCAなんだそうで、地下のジムは実は隣の建物の大きなジムと提携しているからすごく設備が整っていることとか、今後スポーツ系ホテルとして特化する方向性である事とか、教えてくれました。

ホテルもプロファイルをはっきりさせていく傾向なんですね、ビジネスホテルだけじゃ売りにならない。
健康志向のビジネスマンも増えているのでそれに観光を兼ねたランで付加価値をつける。
成程ねぇ。

さて翌朝お仕事に。
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とっても素敵なオフィスビルでいややっぱりお金があるところはいいですなぁ、と弱小企業もう羨む気にもなりません、桁があまりにも違うので。フィンランドの同業者、某本社社屋も芸術作品の展示数がすごいんですけどね。中規模の美術館となら十分張り合えるじゃないかと。

さて本題の通訳業務ですが、内容は安全文化に関する事で2月も行った某企業本社にて2日間熱い議論が交わされました。
スウェーデンのSKB社の人も初めて会いました。(あっちのPosiva社ですね)でも秋に規制組織に転職するそうですけど。
お客さんは英語でご自分でも話される方が2名いらしたので5年間依頼を頂いているこのクライアント経由の案件は基本英語で。数か国でのヒアリングでフィンランドだけ言語替えるのはおかしいですしね。
私もその方が英語がこれ以上下手にならないので助かります。日常がフィンランド語98%ですからね。
専門家たちが丁々発止の言葉を交わす実戦が一番力がつくと感じます。

二日目の晩御飯は前夜行けなかったスウェーデン料理のRestaurang Traditionというところへ。
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もう長く続いているトレンドですが、ファイン・ダイニングもカジュアル化というかホール担当もとっても恰好がリラックスした感じで客もドレスアップする必要なく、気楽においしい料理と良いサービスが楽しめる傾向。テーブルも白いテーブルクロスなどなくむき出しだったりします。
でもしっかり下ごしらえや構成に気を使ったお料理が出ると言えばいいでしょうか。
ここは高級レストラン・・までいきませんが、家庭料理を基本に戻って(ドライアイスで煙を出したり試験管に食材入れたりといった変な趣向を凝らしたりせずに)きちんと、美しく出す、そういった感じでした。
この晩、ウェイターさんご機嫌だったらしくて、ワイン12clって言ってるのに「大丈夫!僕今日楽しんでるから」、と18clぐらい注いでくれました・・・まぁ有り難く頂きましたが。出張すると外食で体重増になるのでがまんしてメインだけニシンのフライとポテトマッシュを。
ニシンがカリッと揚がっていて美味しかったですよ。
揚げ物って自宅でどうしてもうまくいかなくて苦心してまして、揚げすぎてしまう事が多いんですよね。まったく何年主婦をやっているんでしょうか。

ストックホルムの治安はちょっと不安ではありましたが、食事後戻るとどうしてもホテル併設ジムが21時頃までなので、夜は外で軽くジョギングをしてみました。
といっても3kmぐらい。23時近かったんでね、、、(汗)←それでも行くか。5月とはいえさすがに暗くなっていました。
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夜中近い風景はこんな感じ。


二日目の仕事を終えて、懇親会にお勧めのレストランを先方がアレンジ。一番偉い教授(スウェーデンでこの分野の第一人者、「というか僕ともう一人しかスウェーデンでやってないんだよ、あっはっはぁ!」と豪快なお方)が住んでるところに近いトルコ・レストラン。
前回同じメンバーでドイツ行った時にコンサルタントの人が予約してくれたのがその地区で一番お高いトルコ料理のお店でこちらはテーブルクロスも白くバラの一輪挿しがまぶしいほどでした。
対してストックホルムのこちらはカジュアルな、よくあるトルコレストランで、お財布に優しい場所でした(笑)
前回10名以上で飲み食いしてどんどんトルコワインが運ばれてすごい数字だったらしいですからね、美味しかったけど。

というわけで写真は無しです。でもゲラゲラ笑ってスウェーデンの王室ゴシップなども出て固い話題から思いっきりソフトな話題まで楽しい夜でした。

懇親会の前にホテルのジムも行っておきました。そのあとスポーツジムのサウナもね。
あまり使ってる人いなかったですけど、、、
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次回はストックホルム三日目の朝について。
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# by wa-connection | 2016-07-02 03:08 | work | Trackback
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ハードな5月を終えて6月は二か国合同ゴルフコンペ+ヘルシンキでの通訳を終えてフィンランドは6月初めから子供たちは夏休みに突入しています。

5月の前回の記事何を書いたっけとみてみたら原子力発電所でのメディア通訳の話、その後は某視察団の通訳を二日間やっていました。これも原発関係です。会食の後になんとヘルシンキで狐に遭遇。
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足が長くてこちらをキッとにらみつけるあたり結構な面構えでした。
お客様達も結構びっくりされていました。
翌日早朝ヘルシンキを出て自治体と原発の二か所を訪問して現地で解散。

家に帰ったら、夫が庭に私が「去年採取したいと言っていた植物」が生えているという。植物?と思ったら、芝生に紛れて小さなつくしがあちこちに!
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慌てて胞子も飛んだあとの開ききったものでまだ日焼けしていないものを選んで摘みました。
これ佃煮にできるんですよね。
昔広島の田舎で父方の祖母と川べりを散歩して数百本よく育ったのを取って帰ったのを思い出しました。
そんなに育ちがいいわけでないので、下処理をして炒めたら小皿一杯にもならなかったけど、ご飯によく合う味でしたよ。来年は逃さずきれいに集めたいところです。道端だと犬の散歩道なのでちょっと気が引けますが、自分の庭ならそこまで汚されてはいないだろうと。
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その次の週はジャーナリスト津田大介さんの番組の為にラウマに宿泊して三日に渡り同行していました。
これもものすごく昔に感じますがたった一か月半前のことなんですね。


ラウマの街並みはとてもきれいなのでぜひフィンランドで数日余裕がある方はヘルシンキだけでなくユネスコ世界遺産の街ラウマにもどうぞ。
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フィンランドに3番目に古い町で、人口は4万人ほどとこじんまりしていますが、木造建築がしっかり残っていて、ヘルシンキ近くで言うなら少しPorvoo (ポルヴォー)にも似ているかな、、、。ちなみに私の住むポリ市はラウマより50年ほど若く(笑)人口は倍近い7万8千人です。

さてこの時のお仕事の状況は、ニコ動の下の番組にも使われていますが、当日生放送のご連絡を頂いて放映時間半分ほどでご飯づくりが終わってからリンクをクリックしてみたらいきなり自分の通訳している場面がどーんと出てぎゃ~!(恐)と画面閉じてしまいました。15分ぐらい皆さんが議論されている背景動画でずっと出ていたような。閉じては時々もう終わったかとクリックするの繰り返しでやっと自分退場。ほっ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv265915038 これは有料で再試聴できそうです。

この時はご一行が様々な分野の面白い方が多くて撮影合間や食事の時の会話が本当に楽しかったですよ。
帰ってきたら庭のりんごの木でかわいらしい花が満開でした。(冒頭の写真)


さて次回は5月のスウェーデンの話を。
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# by wa-connection | 2016-07-01 06:59 | work | Trackback
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4月から一昨日にかけて毎週地元の原発に通訳に行っていました。
上の画像は電力事業者のニュースレター。 TVO Newsletterのオリジナル記事リンクはこちらからどうぞ。
この日は海外プレス向けで上記のメディアに加えBBCからも来てましたよ。フィンランドのここと同じタイプの建設があるとかで。

ノルウェーの記者はテクノロジー雑誌の人でAFP通信は在フィンの記者とカメラマンを送って来てました。
いろんな英語聞いた日でしたね。
この時は五日間お客さんとご一緒で既に数本記事もネットから読めるようです。

次の週は二日間1日はヘルシンキで、翌日大型タクシーで原発へ。
毎度おなじみの広報の人が案内してくれました。6年ぐらい知ってるけど最近の顎ヒゲのもっさり感はもう半端じゃないです。バイク野郎な人なんですけどそれでなのか、、、

今週は報道目的の団体の方とラウマに宿泊して同行。世代も業種も様々、若い方々も非常に頼もしくて通訳していない時の会話を非常に楽しませて貰いました。

家ではその分夫が大変で。先週も今日も私がやっと在宅の日があったので、おっとはすわ日帰り出張へ。
昨日は次男が音楽コース4学年合同合唱コンサートだったんですが三年生のクラス、ノロウィルスの欠席が多かったらしく、、、それを聞いていて、ちょっと待てよ?と思ったのですが。
今日の夕方次男いきなり嘔吐。5時間ずっと嘔吐で辛そうです。

なんだか自分も風邪気味だし明後日日曜からスウェーデン3日とフィンランドで1日通訳ですが大丈夫なのか不安。。。


追記:丸一日続いて次男は水分は大丈夫そうになってきましたが、日曜の朝トーストを少しだけ食べさせた後で私は時間切れで電車へ送ってもらい、そのあとの顛末はわかりません。
夫に感染するともうだめだな、うちが。。。
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# by wa-connection | 2016-05-14 04:51 | work | Trackback
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久しぶりに縁あってYAの作品を読みました。
YAというのは、ヤングアダルト、主に10代思春期向けの文学を指します。

作者はNadja Sumanen(ナドヤ・スマネン、女性)の“Rambo”(ランボー)。
これ、主人公の男子の名前。シルベスタ・スタローンの映画を見て息子にこの名を・・・
いわゆるDQNというか、何て名前を子どもにつけるんだ、と思いましたよ、可哀想に。
もし私が本人だったら名前だけでもグレそう。(死語)

最近のフィンランド児童文学もそうですけど、普通の家庭設定と言うのがどんどん減ってる気がします。
世相を反映しているのか、父親、母親がいて子供がいて、、と言うのではなくユニークというか。
子どもが共感しやすいという事を考えているのもあるかもしれません。
作中にも引用されている絵本シリーズ「リスト・ラッパーヤ」と言う男の子も母親父親がどこか遠いところで働いていて叔母さんと暮らしていますしね。他の作品でも両親が離婚、シングルファーザー、シングルマザー家庭、再々婚、ステップブラザー、シスターと言った設定がじゃんじゃん出てきます。あとレズビアンカップル、ゲイカップルの家に養子、と言うのもあった気がする。ま、日本でも『キッチン』もカテゴリ的には同じですね。どっちがいい、悪いの話じゃありませんので悪しからず。

この作品では、中学2年のランボーは、母親と二人暮らし。
母は鬱でずっと寝込んでばかりで定職についていない。
母の恋人は一年単位で変わる。
そして冷蔵庫に食べ物が入っていた試しがないので、夏休みになると毎日温かいご飯が食べられるのかがすごく心配。
父親は認知もせずに彼が生まれる前に失踪。
ランボーはADHDと診断され、小さいころから特殊支援学級で過ごしてきたが中学の今は普通学級へ適応観察時期。
そしてもちろんクラスメートは彼を遠巻きにしていて仲間に入るなんて事は考えられない。
クラスメートたちはiPhoneやら高級なスマホを皆が持っていてポケットに入れたまま洗濯機でジーンズを洗ってしまって電話が水没で壊れても、親がすぐ代わりを買ってくれる。ランボーの携帯はもう何年も前の今では老人しか使っていないようなタイプなのでいつも忘れたか壊れているという振りをしていた。
夏休みになる前の最終日、成績は10段階の大体8をもらう事ができ、教師がハグしてくるのも拒否せず受け入れるようになった。低学年の頃は芋虫のまねをして床を這って成績表を貰いに行ったり、他人がADHDの自分に期待している姿を演じたりもした。

夏休み、母の現在の恋人Rotta(ドブネズミという意味)とあだ名をつけているリストのサマーコテージに連れて行ってもらえることになり、
何年かぶりの夏の予定にウキウキする。
友人に借りた車で東フィンランドに出発する一行。
道中食べものが何もないので久しぶりにコーラ一本とバゲットサンドイッチを買ってもらい幸福感いっぱいのランボー。

到着するとどうもリストの両親は戸惑っている様子、そしてリストの妹夫婦一家がやってきてせっかくの温かく迎えてくれている雰囲気がリンネアという娘のせいで台無しに・・・

というストーリー。もう最初の20ページぐらいは自分も落ち込みそうになりながら読みましたが、そこは10代向けに分かりやすくのめりこめるよう書いてあるのであとは一気に最後まで読めました。

ハッピーエンドで良かった、、この10、20年ぐらいは様々な発達障がいの診断が進み過ぎているような気もするのですが(もう大部分の人が何らかの発達障がいや読解障害や行動障害を抱えてるんじゃないかと。今でも度合いの軽いものを含めれば4人に1人と言われていたりしますし)、その当人の気持ちを書いたものとして本人は周りが奇異な目で見ることにこう感じるとかあきらめの気持ちだとか、心にぐさぐさ刺さりました。

ダイバーシティとか多様性だとか言って、結局受け入れない「普通の人たち」の心の狭さっていうんでしょうかね。
自分と同じような人間でなければ受け入れないというのは姿、形、規模の差こそあれ実に今もいろんなところで見かけます。
人種や文化が違うことではじき出されることは私も経験しますし、やっぱり分かり合いにくいんだなぁということもあります。
去年のシリア・イラク難民の大量流入でのフィンランド世論の急速な硬化も目を見張るものがありました。
年が明けて、シリア難民認定待ちの人たちに関するニュースが激減し(というのも、内閣の次年度以降の社会合意に関して組合連合とけんけんがくがくやっていてそっちにメディアの露出大部分が割かれていたので)少し落ち着いたと思いますが。

思春期向けなので14歳ぐらいの男子、女子のほんわかときめきや、やるせないエネルギーのぶつかり合いといった甘酸っぱい(男子側から描いたものですが)描写も30年前こんな時代があったなー、、と思わず遠く彼方を見やってしまったり。

これは女性作家の書いたもので、男子の心理描写としては結構鋭く書いていると思うので大人なんて、世間なんてと思っている男子にもとっつきやすい本だろうと思います。

長男、もうすぐ14歳なんですけど、自分から本を借りてくるタイプじゃないので勧めてみようかな、と。
夫はそんな気分が落ち込むようなソーシャルポルノ(他人がいかに苦難な状況にあるかを見て自分はまだ安心だと思い込もうとする事を言いたい模様)読むなよと言いますが。ま、本の選び方も考えようですよね。

これは二週間前ぐらいに二晩で読みましたが、その前に読み終えたのが2010年の話題作短編、後に映画化もされたものなのでそれについても近いうちに。
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# by wa-connection | 2016-04-19 17:34 | books | Trackback
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さて、4月も半ば、太陽も明るく夜8時ぐらいまで日も沈まなくなりました。
そうすると色々気になるのが庭のあれこれ。
雪が溶けて芝生が乾燥して来たらまずやるのは枯れた芝生のかき集め(レーキで空気を入れるようにかきとってやるやるのですが)。
これをすると新たな芝生が生えてきてすぐ緑の葉を青々と茂らせてくれます。

そして同時に家の玄関の方には何かお花が欲しくなる季節。毎年ですが、お手頃価格で愛らしいパンジーとビオラを植えています。
Orvokki(オルヴォッキ) でパンジーも小ぶりなヴィオラも両方売られています。
複数形はちなみにorvokit(オルヴォキット)。

どれも可愛くて色を決めるのに迷うんですよね。
そして遠くから見栄えする色も考えてしまうという。
なぜかというと近所の人たちはゆっくり歩くというより大体車で通りすぎることが多いのでそのスピードでもパッと目につくものを植えたい(単に見栄っ張りなのか・・・)。
あと白も目立つので、寄せ植えの時は白をどこかに入れると引き立ちます。濃い色でそろえてしまうと近くで見ないと良さがなかなか分からないんですよね。

以前濃い紫のとても可愛いビオラを植えたことがあるのですが、自分で車で帰宅するとき悟ったのが、濃い紫は目につかない。
そう、警戒色である黄色などは逆に遠くからでもよく目立つのです。
その次の年はパンジーを黄色にしてみたのでした。

今年は薄紫がいいなと思ってパンジーの鉢植え10株を大きい方の植木鉢に。

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プランター二つ分はビオラで白と紺色の二色のものを8株にしました。
これで3か月ぐらい持つかな。なぜか夏の終わりまで私は持たせることができないので、7月ぐらいにマリーゴールドなどをまた買う羽目になるのですが。土を全部入れ替えてやった方がいいのかな、、もう何年も同じ土を使っているので。

花を咲かせるのがとてもうまい母に教えたら怒られるかも・・・(母は英国ハンギング・マスターの資格なども持ってます。花屋さんで枯らした鉢植えを貰ってきてまた鉢一杯満開にさせるという事もよくやっていました。)

草花には本当に癒されますね。

九州での地震で、自由になる金額の募金をクラウドファンディングですることしかできないのは歯がゆいですが、早く余震が収まり復旧へ向けて動き出せますように。物資が足りないのにインフラが機能していないということで、心配です。
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# by wa-connection | 2016-04-18 00:38 | finland in general | Trackback
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昨年、剣道部のポリジャズ合宿の時に、宮崎から元宮崎県警剣道部の指導をされていた(現在はOBとなっておいでですが)大重浩一郎先生が奥様、お弟子さんの県警剣道部特別指導員の坂田千明さん(一昨年全日本選手権にも出場されているツワモノ・・・)とポリに滞在されたのですが、その時に過去2度も含めて全部で三回のフィンランドにおける剣道指導と滞在で見聞きされた内容を手記にまとめているというお話を伺っていました。
余談ですが、九州はさすがというか伝統と歴史というか、剣道がとても盛んで、当然強豪ぞろいで知られていますね。(つい漫画「六三四の剣」を思い出してしまいますが)

その後、在住と言う事で基本的な事実に間違いがないかという内容確認する役目をおおせつかり2回ほど内容を拝見したのですが、これがとっても面白いのですよ。

私のような若輩が申し上げるのもおこがましいのですが、先生の目でご覧になったフィンランドが生き生きとした文体で、出会った人、訪れた場所(フィンランドの警察学校、学校、スオメンリンナの要塞で呉で製造された大砲台を見つけられたこと、、、ポリでの指導と体験)など本当に目に浮かぶような描写でした。

一年以上かけて準備されていたことと思いますが、先週末、鉱脈社と言う出版社から無事形となった一冊を送ってくださいました。

もとの文章自体は既に知っていても、本となって、写真付きで読ませて頂くのはまた格別です。
ちょうど子どもたちが準繰りに胃腸炎や副鼻腔炎で学校も休み、やっと一人ずつ回復したと思ったら夫が今度ダウンしたところでしたが、夜に一気に読んでしまいました。
日本語の本は本当にすぐ読み終えてしまいます。

この3か月剣道に行く時間的・精神的余裕が全くなかった私。
冬の間、少ない余暇はスキーが多かったですね、、、
剣道は素晴らしいし、奥が深いし、長い伝統で培われた色んな要素があって厳しい中にも好きなのですが、週に一度じゃまったく上達しない(何事もそうですね)し自己嫌悪に陥るばかり。
そろそろゴルフシーズンも開始、走る事は体力維持で続けたいし、ピアノはこの一年全く触れていないし、本も・・・上の子は特に空手にうちこんでいて、週4回稽古、週末は隔週で試合に遠征。
子どもたちをサポートする事も大事なので、この春は選択を迫られそうです。
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# by wa-connection | 2016-04-03 05:27 | others | Trackback
さて2月の仕事の話の続きを。
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(画像は、エッセンのデパート、おもちゃ売り場で売られていたカーニバル用チューバッカの着ぐるみ。599ユーロ!
面白い、欲しいかも、と一瞬迷ったけれど無駄遣いだし、持って帰れないしで断念。
後で子どもたちがすごく欲しがっていましたが)自分でお金貯めて買ってくださいな・・・

さてフィンランドに戻って洗濯ものを5回ぐらい回してつかの間の土日を家族と過ごし、久しぶりにご飯を作って、日曜夜にまたヘルシンキ方面へ。
今回はフィンランドの最初の原発、ロビーサ原発に向かいました。
ヘルシンキ駅でラップランド料理(トナカイをご所望だったので)のレストランを予約して差し上げ、たらふくトナカイ料理を召し上がったお客様達と合流。
皆さんは前日ロビーサに着いたのですが、ロビーサは小さな町でトナカイ料理を食べられる所は無く、それで観光がてら日曜にヘルシンキに出てこられたのでした。
実はロビーサ原発の人たちとはやり取りはしたことがありましたが現地へ行くのは初めて。
今回はセミナー形式にて午後は20社からの参加があるもので、午前だけ担当企業とみっちり打ち合わせ。
本当にポジションが上に行くほどスウェーデン語系の人が多い会社だなと思いました。フィンランド、ロシア、スウェーデンで主にビジネスを展開しているという背景もあると思いますが。

ロビーサ原発の構内に入るにはまたパスポートやらセキュリティチェックやら大変なので、そのセミナーもすぐそばにある建物Café Portにて開催されました。
大体原子力発電所は安全の為、実際の作業がなく会議程度ならこうした出入り自由の視聴覚機能を備えた会議用スポットを持っているところが多いのですが、スウェーデンでも今回は素敵な昔の領主の建物での会議でした。
なぜならテロ・機密対策で、カメラ付き機器やPCを持ち込めない発電所も多いため、こういう所の方がパワーポイントを使っての相互プレゼンし易いからです。ですのでこういう所では構内にカメラ付携帯持ち込みなんて言語道断、空港並みのセキュリティチェックがあり、ゲートに入る前にセーフティボックスに電子機器類は預けていくことがほとんど。
職員の人たちは構内専用電話(専用の通信回線の)を持たされている事も多いですね。と言うかそれが普通ですね。携帯電話のネットワークでトラブルがあると連絡が取れない→問題ですから。

余談ですが、1月に、東フィンランドのミッケリにある公立大病院で、某大手の携帯電話回線障害が起こり、医者が捕まらず患者が死亡しかけた事態に発展しました。そこの病院ではその事件の後、別のオペレータにすべて切り替えたようですが、命にかかわる問題ですし、大打撃ですよね。こういった分野でも一社契約だけでは不安ですから、有線、無線、独自回線、トランシーバなど通信手段は多様化しリスクを分散させるべきだろうと思います。(この時は、院内のアナウンスと有線電話を使って何とかしのいだようですが、、)


・・と偉そうなことを言いながらも、ほんとによかったです、全て入構手続きが不要な出張で。。。(スウェーデンに行く前に身分証明書をいったん紛失したアホな私ですので。本当に運が良くて見つかりましたが)
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セミナールームではマネキン2体が出迎えてくれました、ええ。フルネームで名前もちゃんとついてましたよ。女性はSatu(サトゥ)、男性はMatti(マッティ)でした、はい。
このセミナーでは、私は英日のウィスパリング通訳をやりました。同時通訳とすこーし違うのは、ブースがない事。フィンランド人、ロシア人、日本人の参加者がいたので、共通言語は英語で。
本来ならば全員がヘッドフォンを付け、マイクに向かってしゃべり、マイクの音声が私のヘッドフォンに届いて私はそれを同時に日本語にするのですが、日本人だけがヘッドフォンを使うというやり方で、私は聞こえた音声を訳している自分の声も邪魔になるのでやりにくかったとは言えますがいいわけですね、はい。(前回同時通訳をやったのはヨーテボリの国際会議でした、あれは二日間もう脇汗をかきまくりました、思い出したくないぐらい・・・)

一週間喋りまくったお仕事でした。のど飴の消費量もけっこうなものがありました。
議事録のために録音起こしされた方は私の「えー、あー」がかなり鬱陶しかったと思われます(汗)、すみません。

16時半に終わって、そのままお客様たちは担当企業の方々と会食へ、私は翌日に中部より北のセイナヨキでの通訳があるため、
バスでロビーサからヘルシンキへ。
バスターミナルで降していただき、解散です。

実はバスの乗り場がまた分かりにくくて、反対側で最初待ってしまいましたよ、人に聞いてタクシーを降りた場所でヘルシンキ行きが来ると
教わり焦ってゴロゴロ荷物を引きずりながら移動。Kouvolaからやってきたバスにぎりぎり間に合ったのでした。
ロビーサからヘルシンキまでは1時間、乗ってた人も途中で降りて、大きなバスに貸し切り状態でした。
Pohjolan Liikenneというバス会社の高速バスですが、バスって、電車より今どこなのか、停留所への残り時間などが
分かりにくいじゃないですか。でもここのは現時点での走行距離と地図が運転手さんの上のディスプレイに常時表示されていてとても分かりやすかったです。さらにバス内にコンセントも各席に設置。
サタクンタ地方のバス会社にも導入してほしいものです。頭上のUSBでしか充電できないので、スマホやモデムは充電可能ですが、PCが充電できないんですよね。
まぁ、ぎりぎりバッテリーで3時間半は使えますが。それに酔うので3時間半ずっと仕事することもないからいいのかな、、。
さてヘルシンキに着いて、30分で乗り換えです。19:06の電車に乗れそうなことが分かったので、ヘルシンキ到着5分前にスマホで電車チケット購入。
晩御飯はKamppiバスセンターの一階にあるシンガポールヌードル屋さんで焼きうどん風のテイクアウト。量が多かったです、、、。

ヘルシンキからセイナヨキはちょっと遠いのでバスは5-6時間かかるし意外と高い。
セイナヨキ在住のVisitLakeusさんにも伺ったところ電車が一番リーズナブルで早いとのことで、電車(前売りなら40ユーロ前後でしたが当日買ったので55ユーロ)で。電車賃は高くなりましたが、仕方ないですね、乗れるかどうかぎりぎりまでわかりませんでしたし。一番遅いのは夜中2時頃到着する便でしたがさすがにそれは避けたかったです。

19時06分に乗って3時間少々でセイナヨキへ。途中下車になります。

翌日の資料をやっと(それまで手が付けられなかった為)読みながら、到着後、二回目のセイナヨキです!
実は8月にカウハヨキ―セイナヨキと家族で車旅行したのでした。その時VisitLakeusさんとも会って、セイナヨキを案内して頂き、
お茶をした楽しい思い出です。

あの時は光あふれる晩夏。ライ麦が畑に黄金色の穂を実らせていました。
今は真冬(でも暖冬)で全国的に灰色の空。
風景も全く違いますね。

宿泊は、交通費が直前の購入で上がることを見越して安いOmenahotel。ここは格安ホテルチェーンで主要都市にあるのですが、コスト削減のため、素泊まりに近いですね。レセプションもなし!
一応8ユーロの朝食付プランにしましたが、自社のカフェテリアが無いので大体近くのホテルやカフェ・レストランと契約し、そこに食べに行くという形式。
部屋に入るときも鍵ではなく、コード番号をメールで知らされて、エレベータに入るときにもそのコードを入力すると該当の階に上がれる仕組みです。
部屋の中に宿泊者用の用紙が置いてあり、自分で記入して部屋に置いてくるという・・・
泊まったのは初めてですが、意外と良かったですよ。
タオルや最低限必要なものはすべてそろっていましたし、ポットにインスタントコーヒーやお茶も置いてありました。

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(「Bad Bad Boy」という彫刻家Tommi Toijaの作品のミニチュア版。本物は8.5mもあってヘルシンキの港そばにある市場に2014年8月から2か月、どーんと展示されていました。マネケンのしょんべん小僧とえらい違いですが、モダン版といえるでしょうか。
一目見たら忘れられないインパクトです。そのミニチュア版が恐らく国の役所が購入したアートコレクションである模様・・・うーむ。↑あえて前面からは撮影しておりませんので、どうしてもという方はBad Bad Boyというキーワードで検索してください。

翌朝は新しいお客様達と終日二か所で会議を。
実はその日の内容も新しい分野で、一つの訪問場所であるELYセンター(全国に18か所ある、ビジネス、交通、環境を司る役所)にも初めて行きました。もう一つは国のお役所です。国内政策のみならずEUががっつり関わってくる分野なので非常に全体像が面倒になっているのがよーく分かりました。
皆さん大変ですな。

16時半の電車を目指しホテルから荷物を受け取り、砂利と氷と雪解けの道を走ってまた駅に戻り、電車に駆け込んでなんとかタンペレ経由でポリへ20時前に帰還。
夫たちが迎えに来てくれ、ホッと肩の荷を下ろしました。

私がいない間に息子が体調を一日崩したりして医者に薬局にスーパーにと走り回っていたようですが何とか乗り切ってくれました。

まだまだ忙しい2月は続きます。4件位同時進行でしたからね。

さてこの時はあと一週間半でスキー休暇という時期でした。
今年は日本は長野の野沢温泉に行ってきましたので、その話もまたいつか。
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# by wa-connection | 2016-03-30 19:51 | work | Trackback

復活祭の休暇中です。

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2月のフィンランドでの仕事について書く予定でしたが、現在すでに復活祭(イースター)。(写真は今朝ジョギングをした時に川沿いにいたカモ。珍しく人懐っこい一羽で、そばに寄って来ました)
3月もとても忙しくしておりました。まだ終わっていませんが、日本が年度末に向けてヒートアップしますのでそれに関連して仕事が前倒しになったりするようなものも多かったです。
あと事務手続き上(予算、お支払関連など)の点でも目まぐるしかったですね。
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今月も、毎週ヘルシンキに仕事で行っていました。(先週行った某研究所)
ゴミ発電所の視察、エネルギー分野大手での会議、間に日本に帰国される方々のお別れ会が三日連続であり、夫に悪いなと思いつつ毎日和食系とお酒も堪能しましたっけ。
一応二回ほど三日間の飲み会の間にジョギングも行っておきました。でないととても消費カロリーが摂取した分に追い付かないので。
そして最近本当にご飯が美味しくて困っています。
元気な証拠ですけど、、、

3月は別れの季節でもあり、日系企業で帰任される方も多く、毎年この季節はちょっとびくびくするといいましょうか。
いよいよか、という気持ちになるものです。
帰られる方々は次の組織からかかる期待と試練でそれどころではないと思いますが。

やはり一期一会、で何度かしかお会いできない方との時間や出会いは大切にしたいなと思いました。
そして4月からの新任の方々も少しずつおいでになっていますので、また新たな関係を築いていきたいところです。

先週はヘルシンキ日帰りで通訳の予定で某研究所に行ったのですが、取材のお手伝い(通訳)をするはずが当の新聞記者がモスクワからまだ戻っていないという状況に。
丁度フィンランドのニーニスト大統領がプーチン大統領と会談でしたし、記者団がはりついていましたし、前日にブリュッセルのテロがあり、フィンランドのメディアも上を下への大騒ぎで代理の記者がフィンランド側で確保できず、急きょ泊りがけの仕事になりました。
外交関係のセミナーを一日参考の為に聴講して学者同士の丁々発止の議論も最後の方ですが出たりして、大学院時代を思い出す内容で非常に楽しかったです。
電車チケットも無事手数料追加で翌朝に変更し、朝一番でホテルにてインタビューの通訳を終えてからポリへ戻りました。一点反省、、ダーティボム(放射性物質を搭載してある爆弾)がすぐ訳せなかった、、、核物質がぱっとでてこなくて(汗)放射性→radioaktiivinenは自動的に出るんですけどまだまだダメですね。帰りの電車でその記者の書いたイラン核武装の話でちょうど同じ爆弾の話そが出ていたのに!前日読んでおけばよかった、、日頃の情報収集の大切さを実感しました。

じつは先週ずっと子供たちが体調をくずして夫が大変だったんですよね。
それで泊りがけになって悪いなと思いつつ夫の予定を変更してもらい、私の方は事なきを得ました。ほっ。こっちで家族以外に頼れる人がいませんから自営業でもあり、病気をするなんて贅沢は許されません。

イースター休暇はさてゆっくり家の掃除や散らかり放題の仕事部屋片付けをと思っていたら2月からやっているお仕事の確認内容だったり8月の仕事の予備的な作業が入ったりで、ばたばたと。そして長男が回復したと思ったら、また次男がまた日曜に嘔吐間に三日間元気で学校に行ってたんですけど、胃腸に来る風邪ですね、、今日は祝日最終日、次男はまだ微熱があるので、明日は休んだ方がよさそうです。
いつも次男がいると賑やかなので静かだと非常に違和感。
そして夫も昨日から寒気と全身が痛むと。この3か月夫にずっと負担がかかってたので、調子を崩したようです。
早く元気になっておくれ・・・ 
来週はありがたい事に私はデスクワーク中心なのでしっかり家族サービスしたいと思ってます。



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# by wa-connection | 2016-03-28 19:57 | work | Trackback
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さて、ドイツはエッセン三日目です。この日は半日強の予定で研修センター、シュミレーター(原子力発電所の制御室と同じコンピュータを設置し、オペレータさん達その他のトレーニングに使う)などを見学しました。
日本でいうヒヤリハットとか、工場内の安全規則やルールはいろんな業界でかなり細かく決められています。
製造業を始め様々な施設においてご存知の方は多いと思いますが人的ミスというのは多いのです。いくら機械の性能、精度が上がっても使うのが人間である以上、人為の事故はゼロにはならないでしょう。

その1で少し書きましたが、ドイツは機能に問題が無かった原発も順次廃炉になっていくので、職員のモチベーション維持が今後の課題との事。確かにそうですよね、今までずっとやってきた仕事が10年後なくなってまだあと定年まで10年という人は不安にもなります。今後は電力会社も配置換えをどんどん進めていくことになるようです。
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(会議で出されたクッキーです。お腹が空くので休憩で頂いて癒されました。)
ただし廃炉ビジネスそのものは1960年代から世界中にバンバン建てられてきた原発で寿命を迎えるものがどんどん出てくるのでチャンスではあると思うのですが。(特に日本企業に頑張って欲しいです。福島を逆手にとってきちんとした廃炉をできるような技術パッケージを確立したらいいのではと思いますが、、。規制は法律がかかわってきて政治的・財界の思惑も絡みますし、厳しくなりすぎるところもあったりなかなかすんなりいかなかったり、極端から極端に走ったりしているようで、こちらから経過を見守っていますが・・・)

いや本当に色々勉強になりましたし吸収できたと思います。
午後15時頃にはホテルに帰ることが出来、自由時間が数時間。お客様たちとは今晩は部屋飲みしよう!ということで合意。
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(エッセンで様々な建造物を手がけた一家の人らしい。クルップさん)
その前に時間もあるので私はエッセンの街並みを見ながら30分弱のジョギングに行ってみました。
事前にホテルに聞いてみたら、古いホテルなだけにジムなどは無いこと、周囲も中央駅近くのど真ん中であまり緑や公園もないです、とのそっけない回答。
仕方ないのでオフィス+ショッピング街を横目に見つつ走ってみましたが、旧市街にはカトリック教会があったりさすが歴史を感じさせる部分でした。
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(エッセンの旧シナゴーグ。その隣にはカトリック教会が。現在このシナゴーグだった建物は文化関連の施設として使用されていて、エッセンでのユダヤ人文化、この地方におけるユダヤ人の歴史・・の常設展、などもあるそう。入らなかったのですが)
夕方6時前に集合して買い出しへ。市場らしきお店も出ていて、フィンランドよりやっぱり緯度が南だなぁという果物や野菜の品揃え。ハウスものとはいえ大きなイチゴなんて売ってましたし・・・

そして初日から目をつけていたデリカテッセン、おいしそうなチーズやサラミやわんさかありまして、テイクアウトもあったので、じゅうじゅうと脂したたるグリルした豚肉を5切れ、CurryWurst(ルール地方ですからね!)も購入。肉ばっかりなので、ビールとワインとサラダをデリで購入。市場のイチゴなども。お皿はデリで紙皿とフォークをさらにお願いしてクリア。
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(ここで中年女性の店員さんに"What time do you open on Saturday morning?"と聞いたら英語わかんないと手を振ってもう一人に回されました・・・片言でドンタークのモルゲンのオッフェンで通じたかな、、、)

いやーレストランに比べてとても安くつきました。しかもお客様が美味しいケーキ屋さんから人数分のケーキも仕入れてきてくださって。
一番若い人で34歳~上はお孫さんがいる業界ベテラン世代と言う中高年(笑)の部屋飲みで楽しみました。
お客様の中に(珍しく)女性もいらしたので私も飲んで食べて笑って、楽しかったです。

私も含め中高年でもあり、皆さんお仕事も抱えているので22時過ぎに解散、寝る前にPCで急ぐメールのやりとりのみはこなしたもののワインもビールも少しですが美味しく頂いた為、0時前には寝てしまいました。
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お客様たちは日曜にフィンランド移動ですが、私は一旦週末フィンランドに帰らせて頂くことに。ホテル住まいが続くと、やはり自宅や家族、子どもたちが恋しくなるものです。

昨年秋から一人でホテルや滞在先で夜を過ごすことが毎月一週間以上はあるので、単身赴任の人の気持ちを少しだけ想像できるような気もします。皆大変だろうなと思います。
勿論、子育ての方が精神的に大変だと思うこともあり、同時に仕事のほうが気晴らしになる部分もあるのですが、一緒に過ごす時間(苦労も含めて)を分かち合えないというのはやはり寂しいというかはがゆいものだろうなと。昼は同僚やお客さんとやり取りしていてもまた違うんですよね。
単身赴任の皆さん、応援してますよ。

さてデュッセルドルフ空港への行き方はもう覚えているので同じようにエッセンから電車の切符を購入して急行へ。4人席に座ったのですが、目の前に乗り込んできたのが二人とも結構体格のいいゲイ・カップル。これからバカンスでしょうか、とても仲がよさそうでした。
同じくデュッセルドルフ空港で降りるようで先にドア近くに行ったのですが、リュック一つ忘れて行ったので、2分後私も降りるときに「あれ、あなたたちのじゃないですか?」といったらとっても慌てて喜んで取りに行っていました。(一日一善)

荷物が何個もあると忘れやすいですよね。

デュッセルドルフ空港は割と大きくて、でもそれほど時間もないし仕事も山ほど抱えているのでラウンジへ。(いや普通の人が使うレベルです、ファーストクラスの人たちのゴージャスなのじゃなくて)
さすが日本人ビジネスマン多し!

11時ごろのフライトに乗ってヴァンター空港へ到着。無事スーツケースも出てきました。
もうこうした当たり前の事が嬉しい私。

中心部に出て電車でポリへ戻りました。
家族が迎えに来てくれてほっとするひと時。
帰って洗濯器まわしまくりました。

次は国内なので月曜日午後に出るところから。
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# by wa-connection | 2016-03-07 04:01 | work | Trackback
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さてドイツ二日目、朝のロビーで先方と待ち合わせ。
引退した元エネルギー業界一筋のフリーランスコンサルとなった人らしいです。
趣味はモダン・ダンス・・・面白そう。

待ち合わせから大型タクシーで移動。
エネルギー業界が共同出資している組織へ到着。(上の写真)
ここが様々な研修やらを開催していてドイツの原発関連の内容はすべてそろうとか。
勿論事業者が個々に開催している研修などもあるそうですが。

前週まで心配だったドイツの方の英語ですが、結論から言うと皆さんとってもお上手!
年配の方は少し訛りがあったり出てこない単語があったりしましたが、もう20-40代後半はまったく問題なくて、どれだけ普段から各国の同業者とやり取りしているかが伺えました。
凄いなぁ。

丸一日、仕事は例によって延長して盛りだくさんとなりました。
当方の勉強不足でフィンランドとスウェーデンの原子力業界の構造は分かってたんですけど、
ドイツの連邦制と言う国の中に国が存在するような構造と、技術委員会や規制側の位置関係がよくわかって無くてそこで時間を取ってしまったのが悔やまれます。

改めて福島第一事故の直接的な結果として、これまで問題なく運用してきたドイツの原子力発電所すべてがまだまだ廃炉には数十年あるものが多かったのに政府の180度の方向転換で2020年代にすべて閉鎖ということになったというのを目の当たりにしました。

そして原子力がイメージが悪いため(石炭火力発電もCO2排出の為勿論同じくらい悪い奴。にまだイメージがそこまで悪くないガス発電に移行しようとしているそうで。風力だけじゃ電力安定供給はできないし、絶対的に需要に追い付かないですからね。

いやはや・・・
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こちらは間の社食にてランチ。
その日のメニューが実物で置かれてます。
お肉ドーン系だったので、私は一番奥の春巻き+ライス+ソースだけ、にしました。
これにサラダが付くのですが。

午後もみっちりやって、終了。
この日はカーニバルのうちの行事で、女性が男性のネクタイをはさみでちょん切ってキスしていい日らしく、そういえばノータイの人が数人(笑)

夜は先方と会食で、なんと、ドイツでトルコ料理レストランtabloに連れて行っていただきました。
「魚が美味しいから!」とコンサル氏力説。(あとでTripadvisorも見てみたら評価もお値段も高かったです)
内陸部で魚料理ねぇ、、、トルコ移民確かにすごく多いから美味しいだろうけどねぇ、、、
さて、駅反対側に到着して入店。見るからにウェイターさん達も人数が多くて高級そう。
カウンターに氷の上に海の幸がずらっと!
壮観でした。見たことない魚が結構あった・・・
下は突き出し。野菜が本当に美味しくて!スパイスが効いた物もありましたがそれもまた野菜や魚介が新鮮なのがよくわかる嫌味の無い辛さ。
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もう突き出し、前菜、メイン、トルココーヒーまでおなか一杯。
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前菜です。
こんなおいしいエビ、何年ぶりかという素材の味をオリーブ油でうまく活かした感じの味わいでした。
そうそう、白ワインはトルコ製!カッパドキアと書いてありましたよ。
辛口でこれもよく料理とあいました。

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メインはウルフフィッシュという結構ぶさいくな、でも美味しい白身の魚ちゃん。
何とか頑張って胃に収めましたが、写真撮るの忘れました。
さすがの私もデザートなんてとても無理でした。

本当にご馳走様でございました。いい思い出になりました。

帰りは駅構内を通るので、改めてシリア難民系の人たち(まだ難民じゃなくて難民としての認定待ち、だと思いますが)が数百人以上いて、不穏な雰囲気でした。大晦日のケルンの事件も記憶に新しい中、エッセンはケルンから電車で30分ですしね、ここも治安悪化で警官やパトカーの巡回がかなり増えたそうです。
何事もなくホテルに戻り、翌日もあるのでバタンキュー。
別件の仕事もしないとなと、思いながらシャワーをして寝ようとしたら、22時半、フロントから電話!
荷物が到着したとのこと!
日中に追跡してみたらまだ見つかってさえいなかったのに!

おお私のスーツケースよ、やっと会えたね、とすりすりしてしまいました。
そして着慣れたパジャマを出し、翌日の着替えを出し、ほっとして眠りについたのでした。

これ以上のサプライズはご免こうむりますよ~。
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# by wa-connection | 2016-03-03 02:20 | work | Trackback
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さて、スウェーデンでの三日間を終えて、水曜早朝、5時にフォルシュマルク近くからアルランダ空港へ。前夜は会食で訪問先の人たちと22時半ごろまで飲んで食べて・・だったので結構起きるのは辛かったです。
年ですね、てへ。

2時間半ぐらいかけてストックホルム空港へ到着、お客様達はSASでデュッセルドルフ空港行きですが、私はその、あの、失せ物(その2を参照)をヘルシンキで受け取らなければならないため別行動。
出発時間は同じぐらいだったため空港で一旦お別れ。

ヘルシンキ行きの便に乗る前に、免税店で国境警備局の人へのお礼にチョコレートをひと箱購入。
他に考え付かなかったんですよね、お酒を持っていくのもあれだし、、、、
そしてゲート近くで下品な酔っぱらったフィンランド人一家が数グループ。
免税店で「Voi kato, tosi halpoja!(オイ見ろよ、すっげー安いぜ」とウォッカ・コーナーであれこれ眺める、明らかにヴァイキングライン(シリアラインより客層が落ちる、つまり酔っ払い多し)を降りて帰りに飛行機を使う人たちのよう。
あーちょっと悲しいですね、フィンランド人、いい人たくさんいますけど、お酒に飲まれちゃう人やっぱり多すぎなので。

無事ヘルシンキについて、その足で中央のパスポートコントロールのエリアへ。
窓口の男性に事情を話し、パスポートを取りに行ってもらい、返却して頂きました。
チョコを渡したら「いやこれちょっとどうしようか、、、」と言いかけたけどそのまま何度かお礼を言って押し付けて立ち去りました。

本当に助かりました。

デュッセルドルフ空港へ行く便は14時頃だったので3時間ほど仕事をしながらランチを食べて(ワインもしっかり飲んで)過ごし、飛行機へ。
前も書いた通りドイツは実は10年ぶり。
どれだけ旅行してないんだ私は?
いや年に一回はどこか行ってるんですよ?
去年はオーストリア、その前はイタリアにスキーで。シシリア、アイスランド、デンマーク、、
あとは日本に何度も。スウェーデンも3回ぐらい。でもドイツに行ってなかったんです、こんなに近いのに。(ちなみに英・仏・蘭も行ってないな)

11年前は、前の記事で書いたようにミニゴルフ世界大会総会の通訳でしたが、フィンランドからの初めての海外出張で世界大会などでの通訳も初めてで、ドイツ語が同時通訳で英語にされたのをイヤフォンで聞いて日本語にするという時間のかかる通訳で脇汗たくさんかきました。

去年8月にフィンランドで久しぶりの開催だった時は、共通言語が英語になってて、役員の方々も代替わりし、英語でだったのでだいぶ楽になっていましたっけ。ルール制定やオリンピック系のスポーツ関連のトピックやドーピングやらの話もだいぶついていけるようになりました。

今回は、ドイツ人のエネルギー業界の人の英語ってカクカクしてるのかなーとか心配しつつへ到着。デュッセルドルフ空港はさすが、日本人たくさん見ましたよ。
ビジネスマンも、観光らしき20代女子、男子たちも。

そして町が大きいのに驚く田舎者の私。(どれだけフィンランドに馴染み過ぎたのだろうか?)緑が見えない・・・

そして隣に座っていたドイツ人女性と和やかによもやま話をしつつ荷物を受け取りに指定番号のレーンへ。
皆さんどんどん自分のスーツケースを受け取って出ていきます。隣だった女性も見つけてあなたのは?と言われた時点で最後の2個ぐらいがぐるぐるターンテーブルを回ってる事態。まさか、、、またしてもフィンエアにやられた?

パスポートで復活したと思ったら、落とし穴が!
いやー物事ってスムーズにいきませんね、、、

ヘルシンキ便からの終了サインがでました、憤慨してすぐそばのクレームカウンターへ。アラブの人たちや南米系と思われる豊満な人たちが列を作っております。
タグを見せてベテランなドイツ人女性に報告。
「あらーヘルシンキ空港からの乗り換えね~トランジット短かったの?」
私「いえ3時間半はありましたよ?」
女性「あらまぁ・・・(後はあえて言わなかった)」
「でもフィンエアは普通は追跡が早いから今晩には着くと思うわよ」
私「期待してませんけどね・・・(諦観」」

バゲージ・ハンドリングはフィンランド航空も別会社に移管しているのですが、やっぱり困りますね。旅行が終わってから帰宅だけなら、まぁ洗濯が1,2日遅れるかなでいいんですけど、旅行中は服がないので。

貴重品や携帯、パソコン、ケーブル類、化粧水など液体類はもちろん持っていますが、下着もパジャマもありません。ましてや翌日の会議用のスーツ一式も。
ま、とりあえず仕事用バッグだけで身軽に空港を出まして、
目的地はエッセンなので、デュッセルドルフ空港から特急か急行電車で30-40分あまり。駅のドイチェバーンの券売機でチケットを買う。一回間違えましたが買えました。後ろの日本人ビジネスマン、苦笑してたような、すみません。
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11ユーロちょっとです。
電車に乗ってエッセンの駅に到着。
工業地帯で有名だったそうで、ツォルフェライン炭鉱で世界遺産認定を受けたルール工業地帯でもあります。人口はヘルシンキより少し多いぐらい。
それにしてもショッピングモールが中心地にバンバンあって、外国人も多くて都会を感じた次第です。
(いやだから私が田舎に住んで長すぎ・・・)

悩んだ末、ぶらぶら観光がてらの散歩へ。
教会がありましたよ。
エッセン大聖堂。(ローマンカトリック教会)
中庭が苔むしていていい雰囲気でした。
中で少額ですが浄財を。
ろうそくを購入、フィンランドと遠い日本の家族が健康でいられますように。
望み過ぎかな。
旧市街はいい雰囲気でした。
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またふらふら歩いて、子どもたちにTシャツ2枚をお土産に。
2月半ばですがまだセールやってました。
そしてカーニバル季節で仮装衣装があちこちに。
そういえば一年前オーストリアにスキーに行った時、バナナマンとかオオカミ男とかいろんな仮装を見ましたっけ。
翌週2月8日が最も盛り上がる祝日なので、本当はスウェーデン、フィンランド、ドイツと言う旅程を予定されていたのですが、
カーニバルのため、スウェーデン、ドイツ、フィンランドとスケジュールし直したのだそう。肝心の訪問先が休みじゃどうしようもないですしね。

そして気づく。もし今晩荷物が届かなかったら明日セーターとジーンズで会議じゃないかと。しかも合計三日着た服。さすがに、日本人的にはちょっと気が引ける所です。
でも届いたら不要な買い物だしな、、、とさんざん悩んで、万一のこともあるので、結局ジャケットとブラウスをEspritで半額以上のセールで購入。
ここらが小心者です。合計60ユーロ少々。安いですよね?

後で夫に、一番高いものとか買っておけばよかったのに!と言われましたが、さすがに小市民には無理。
デパートが閉まる前に買えました。

ホテルに戻ってフロントの不愛想なお姉さんに聞いてみるも、届いてません。
下着は夜、洗濯して暖房の上に載せて乾かすことに。

そうそう、駅内のLidlという安いスーパーに行ったら、本当に安い!
思わず冷凍のミニ・シュークリームの箱入り買っちゃいましたよ!(後悔)
水とりんごとかバナナ位買っておこうと思っていたのに。
全部で2.5ユーロぐらいでしたよ。フィンランドならこれでたぶん8ユーロ位かかるかと。
改めてどれだけフィンランド(北欧かな)の物価が高いか肌で感じました。

さてお客様とホテルのレストランで晩御飯。
実はホテルも歴史があってきちんとしたところでした。
お姉さん不愛想だけど。

そんなにおなかが空いていなかったので、
ダンプリング(生地に包んだバジルのナントカが入った)入りコンソメスープ牛肉巻き、というのを頼んだら
こういうとっても上品な一皿が。
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うわ~、ファイン・ダイニングのお店ですよ。でも前菜で10ユーロ位だったんですけどね。
ワインのボトルを開けるときも、ろうそくを持ってきてくれて、デキャンタージュしてくれて、デキャンタにコルクなどゴミや沈殿物が入りこまないよう見ながら非常にきちんきちんとやってくれました。
さすが北ドイツ・・・

お客様の多すぎたメインを頂き、私も十分おなか一杯に。
そして夜は更けていったのでした。。。

次はドイツ二日目、三日目を。
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# by wa-connection | 2016-03-03 01:37 | work | Trackback
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忙しすぎて更新もままならないうちにもう3月ですね、皆様いかがお過ごしですか?(しれっ)

前回の続き、記憶が薄れる前に書いていきたいと思います。
その一の記事に書かなかったことが実はあります。

なんとこのスウェーデン出発前に人生最大に近いアホをやらかした私。
お客様とはストックホルム便のゲートで待ち合わせたのですが、
時間も余裕で、顔合わせをしてさぁ搭乗券を出して搭乗開始といったときにふと気づいた・・・

パスポートが無い!
空港に来てセルフチェックインをしたときは確かにあったので、きっとその周辺で落としたに違いありません。
顔面蒼白です。
当たり前ですが初めて失くしました。
いやもう自慢になりませんが、、
2月後半に日本行きを控えて、大使館の領事担当の方に一時帰国用の手続きを特急でお願いしなくてはならないかとか、戸籍抄本取り寄せないととかあらゆることが頭をよぎる中、カウンターの可愛いアジア人スタッフに相談。
「パスポート落としたみたいで・・スウェーデンへは出入国できる?」
フィンエア職員「Oh no!えーと、でもスウェーデンは大丈夫よ。北欧内はパスポート無で行き来可能だから。でも免許証なんかはある?」
私「フィンランドの免許証は有るけど、問題はスウェーデンからドイツに直接いくんだけどシェンゲン域内は大丈夫なの?」
スタッフ「Oh…then it’s at your own risk.(ええ?それはご自分のリスクで行っていただくしかないですね、、国境閉鎖されたら戻ってこれない可能性があります。)」
と言う事でした。

でも時間も迫ってるし、一縷の望みを託して搭乗。

機内でお客様のまとめ役に一応恥ずかしながらもご報告。
ストックホルムまでのフライト1時間は資料読みに集中できるはずもなくとても暗澹たるものでございました。(そうそう、ヘルシンキーストックホルムは1時間で着いちゃうんです)

到着して荷物を待って、何とか心は暗いながらも普通の会話をしつつ1時間ほどの旅程であるタクシーに乗ってお客様と平静を装って世間話をしていたところ、

一本の電話が。+358~で始まるフィンランドナンバー。
・・もしや!?

高まる期待。

出てみると、「フィンランド国境警備局です。フィンランド語は話せますよね?」
と男性の声。

もう地獄で仏の気分でした。内容聞かなくても分かりました。

私「はい、話せます。・・・ひょっとして私のパスポートの件ですか?」
男性「そう、見つかりましたよ!受け渡しには、いつフィンランドに戻りますか?」
私「有難うございます!実は水曜日にドイツへスウェーデンから飛ぶのですが、
ヘルシンキ経由でドイツに行くのがいいでしょうか?」
男性「そうしたほうがいいと思いますよ。何時ごろか分かりますか?」
私「フィンエアなので、午前のうちには着けると思います」
男性「じゃその日の担当者に伝えておきますね、良いご旅行を」
フィンランド人、大好き!と思わず叫びそうになりました。
目の前に係官がいたら抱き着いてたかもしれませんよ、イケメン度にもよりますが。
あ、拾ってくれたのは空港なのでほかの国の人かもしれませんけれども。

というわけで足取り軽くホテルにチェックイン。
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ここ、なんと折り畳み式ベッドが二つ付いてて家族向けの部屋が多そう。
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なんで梯子が部屋にあるんだろうと思ったら壁のベッドを開くと二段ベッドになってて、上の方には梯子を使うという仕組み。
当然、上に上って寝っ転がってみました。結構寝心地よかったです。

いやしかし、天にも昇る心持ちといえばいいでしょうか。お客様にもご報告。スウェーデンに郵送してくれればいいのにね、とおっしゃいましたが、いやもうそんな贅沢言いません。私は幸せ者です。
落としていたものを悪用されるケースなんて幾らでもあるはずですし。
もう二度と落とさないぞと固く決心をして。

ホテルはその1に乗せたソルナ地区のオープンしたばかりの所で、食事後にこの間書いたようにジムにも行きました。
食事はホテルそばにある4つ星の高級ショッピングモール。冒頭の写真です。
豪華だ、、、こんなモールはヘルシンキにもありません。フィンランド、まだまだ戦後の復興から70年経ってもスウェーデンの経済的繁栄に追いつけていないままです。素朴で、らしい、ともいえるんですけれどね。

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映画館もあってその横のDramaというムーディなレストランでスウェーデンらしい料理を頂きました。

Wallenbergareというヴァレンベリ家(スウェーデンきっての富豪一族の由来があるハンバーグ、クリームを混ぜて作る)のハンバーグを。

長旅の後のお客様たちにはやはり重たかった模様。
私、、も多いなと思いつつ残すのはプライドが許さないのでしっかり平らげました。

ホテルに戻って翌日の準備をして、就寝しました。
いや違った、水曜どうやってヘルシンキに行ってデュッセルドルフ空港に行くかを一番安いルートで探しまくること2時間、結局SASの45ユーロのチケットを捨てて、フィンエアでアルランダ空港→ヴァンター空港→デュッセルドルフ空港と買うと150ユーロですむことが分かり、購入したのでした。
自分のミスの尻ぬぐいで150ユーロ出費、まぁしでかしたことに比べたら安いものかもしれません。

翌日、フォルシュマルク原発へタクシーで移動前に、夫にはお土産Getしました。
ルクルーゼのミニフライパン。
なんていい妻でしょう~、なんちて。(と言うか自分が使いたかったのか)

その3はヘルシンキ経由で飛ぶ話から。
いやはや、このままで終わらなかったんですねぇ。

ではまた。

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# by wa-connection | 2016-03-02 22:44 | work | Trackback
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初日は大手エネルギー企業の本社で一日通訳。
ホテルが新しく、そばに高級なショッピングモールがあり(4つ星らしく2か月前にオープンしたとか)こんなショッピングモールはフィンランドではありえないのでいや目を見張ってしまった田舎者です。やっぱり資本主義の浸透度?が違うな~。

さてその次スウェーデンのフォルシュマルク原発に行っていました。
皆さんいい人たちでとてもいい交流ができました。

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今回、エネルギー関連のテーマで3か国を回るお客さんたちに同行していますが、ここの地方は二回目。
前回はフォルシュマルクの構内に入っていますが今回は近くのお屋敷(昔の領主が住んでいた、現在でも王族などが来ると宿泊するらしい施設)で終日会議でした。
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お昼に近くのInnにて昼食。
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とってもいいお天気でした。
お食事時間をちゃんととってもらえて助かりました。(でないとおなかがすくのはいいけど胃がグーグー鳴って恥ずかしいので)

座り続けであまり体には良くないスケジュールですので初日のホテルでは4㎞ほどジムで走りました。でも昨日から二泊しているこの田舎のホテルでは夜にやる作業がたくさんあってジムもなく、夜走りに出るのも最近欧州では治安がどこも悪化していて外国人に対して扱いがどんな感じかつかめないこともあるので外には出ませんでした。
というか夜遅くまで仕事をしていると、やっぱり朝起きられない私。朝行けばいいのに・・・

明日は移動でドイツに行きますが、かなり久しぶりです。
長男が1歳の時にバド・ムンデルと言う小さな町で通訳をやったのが12年前だったような。

スウェーデン語もドイツ語もできないので今回の通訳はすべて英語です。大分戻ってきました。使わないとさび付く度合いがすごくて恐ろしいです。
スウェーデン側にはとっても褒められていますが、ドイツでも頑張らなくては。

エッセンは雨模様らしいです。駅の近くでジョギングもできなさそう。
でもお土産は(ワインでも一本夫のために)買えたらいいのですが。
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# by wa-connection | 2016-02-06 18:46 | work | Trackback

一月も後半(近況報告)

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さる年になって、フィンランドで猿らしきものも見ないままにそろそろ1月も後半です。
こちら元気にやっていますが、一月初めは2週間半あった冬休みのせいで子ども達と私に夜更かし癖が付いてしまい、日常のリズムに戻すのにそこそこ苦労しました。

冬休み中はヘルシンキに2度行き、一気に寒くなった町中を歩き回り、年末にははじめてフィンランド国立劇場にも行きました。『クリスマス・キャロル』観劇のためで、ほんとに堪能しました!
これについては別途述べたいと思います。(いつになるのか・・・)
お正月はポリに留学中の高校生を我が家に招いて強制的にうちのおせち「もどき」を一緒に食べてもらいました。
元旦に明けましておめでとうに加えて日本語で「おはよう」と言ったのが、8月にフィンランドに来て以来4か月ぶりだったと聞いてなるほどなぁとホームステイの環境と留学生たちの苦労を少し思っちゃいましたよ。美味しい手作りケーキを作って来てくれ、感動しました。
みんな大変だろうけど、できるだけ楽しんで吸収して帰ってね。
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そして休み中は、雪がほとんどないまま凍結した川で子ども達とスケート靴を履いてアイスホッケーをしたり(もちろん私が一番下手ですとも。でも小さいころ父がよく市営スケート場に連れて行ってくれたのは役に立ってます。)マイナス20度でもジョギング数回やってみたりしました。
空気が澄み切って、空はどこまでも薄いブルーでキンと冷えた空気が気持ちよくて12月までの暗澹たる暖冬の暗い世界がうそのようです。
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寒いと膝に来やすいのと肺に入る空気が冷たすぎるのも良くないようなので、速度もゆっくりめで距離的には大体5㎞前後と大して走っていないのですが本人は満足です。
でも相変わらずご飯が美味しくて全然スリムにはなりません。もう無理かも。(投げやり)

お仕事はデスクワークと、これまでと少し趣の違う仕事に取り組んでいて夫と話し合いつつ数か月かかるお仕事に取り掛かっていますし、新たなつながりで問合せがあった件で種まきをしたりしています。芽が出るといいなと願いながら。

そして3年以上お付き合いがある企業から2件依頼があったうちのまず一件目の通訳で先週はヘルシンキに三日間行っていました。
通訳でお受けしている仕事の中でも私の中では一番難しいレベルの話が続くので気が抜けず、それなりに消耗しました。二日目の5時間目ぐらいに目の前にもやがかかったような気がしました、、パイチャートってなんでしたっけ、と聞いてしまいました、、、許していただきましたがπを想像してこのトピックでπは出ないはずなのにとか発想がおかしくなっていてその後コーヒーブレークで回復。まったく、適度なカフェインは大事ですね。
ベテランから若手までのメンバーの構成で絶妙な掛け合いが面白いお客さん達で、初日の晩御飯には皆さんの希望で『かもめ食堂』の舞台ともなったKahvila Suomiへ。トーク炸裂で大笑いしていました。
またお目にかかれたらいいなと思っています。

金曜は別件の通訳で日帰りにてヴァンター空港へ。ポリーヘルシンキを日帰りだったので朝6時過ぎの電車では半分爆睡してしまいましたね、いやはや資料を読もうと思ってましたが。
そしてクリスマス後から一か月近く寒波が続いていて、金曜はなんとまたマイナス28度。
ポリではマイナス11度ぐらいで普通のスーツの下にカーデを着てウールコートで大丈夫だと思っていたら油断しましたよ。途中のタンペレから―28度、ヘルシンキでも―26度ぐらいでトラムを待つ2,3分が寒くてさむくて。
終わってから用事があって、開催中だったヘルシンキのメッセセンターである旅行博へ。
いやー15年住んでて、行った事なかったんですよね。
日本ブースもあって、知り合いの方々が忙しく立ち回っていましたよ。
そうそう今年5月にフィンエアーの福岡便が就航します!
ので福岡からも担当者の方が宣伝にいらっしゃってました。
夫が札幌便もできるといいなぁ、そしたらニセコにひとっとび!とか夢を語っております。

さて、今週は一日地方での通訳(会計用語が私弱くて、、とか言ってる場合じゃないです。)、月末からは10日間先週と同じ依頼元から別のグループのお客様がいらっしゃるので帯同であちこち回ります。エネルギー産業関連が結構続きます。ホテルのジムが使えるところが多いと思うので、シューズは持っていきますよ!「機内持ち込み荷物にぜい肉は含まれません」とか言われないように(汗)

旅先から短い更新ができればいいのですが。

ではみなさんお元気で!
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# by wa-connection | 2016-01-25 05:01 | work | Trackback
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(写真は次男の学校内のクリスマス・デコレーションby二年生)
なんだかアワアワしているうちに12月が過ぎ、新年も過ぎてしまいました。
昨日はLoppianen(公現祭)、つまり2015年ぐらい前にイエスが生まれたというお告げを受け東方の三賢人がえっちらおっちら見にやってきたのがこの日なようですが、西洋では12月25日がイエスの誕生日ということで伝統が出来上がっていて、正教、カトリック、新教まぁどれも間違いじゃないよね、とどちらの顔も立てる形で、12月25日~1月6日をクリスマス期間としている経緯があるようですね。

日本でいうとお正月過ぎても松の内っていう感覚に似ていますが、こちらでは正月だからと年末から飾りを変えることはしないので数週間クリスマスカラーの中過ごすことになります。
我が家も昨日ツリーや各種飾りを取り外し、ツリーは夫と次男がのこぎりでぎこぎこ切断して枝は天然靴ブラシとしてテラスに置かれております。

さて、12月は仕事に追われ子どもたちの学校のコンサートや行事や抜けや忘れ物が無いよう必死でネットの学校からの連絡帳をにらめっこして、無事に二人とも成績表を貰ったのが12月22日。息子たち、天才でも秀才でもない普通の子たちですけど、それぞれに努力した結果がよく出た成績を貰っていました。

もうほっとしましたよ。自分たちだけの生活じゃないですしね。長男は13歳であと5年、次男は10歳であと8年は最低でも面倒を見てなんとか社会で生きていける基礎を作っていかなくてはならないという責任がへぼ親の私達にもあるわけで。しかも18歳なんてまだこれからもう少し勉強しないと誰も雇ってくれない、という状態ですからそこからまだ5年ぐらい、下手すると10年ぐらい心配しなきゃいけないわけです。
そんなこと子供産んだんだから分かってるんじゃないのと言われそうですが、あらためて節目ふしめに思うというか。
まだまだ、がんばって稼がなきゃ(ちょっと悲壮感漂い過ぎですかね?いやいや楽しくやってます!)。
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話は戻りますが、そして夫と長男が義弟たちと大雨の降る中ツリーを取りに森に行ってくれ、(私と次男は抗生物質もらってたので・・・)クリスマス三日分の買い物どっさりをバタバタと済ませ、24日は家族だけでクリスマスを過ごしました。

上の子には一昨年位にヨウルプッキじゃなくて実はお父さん、お母さんたちがプレゼントを用意していたんだよ、と教えたのもあり、次男も特に要求しなかったのでバイト・サンタも頼みませんでした。いや~楽になりました。10年ぐらい面倒だったな(ぼそっ)次男にはまだ話してないんですけどね。
去年はまだサンタのためにクッキーとジュースを夜用意してあげたり、真剣な子どもたちが可愛くもあり、色々な手間がかかったものです、それもいい思い出ですが。次は孫ができるまでこういうことしなくていいってことかな(ぼそっ2)。

それでも、夫はヨウルプッキはどこかにいる、と信じている口です。
笑っちゃだめですよ。
プレゼントを用意するのは親や祖父母や大人たちだけれども、コルヴァトゥントゥリ山だかどこかに、子どもたちや大人たちのことを見守っている存在がいる、と考えるのは素敵なことだと思いませんか?
そして、フィンランド人にはこういう風に考えている大人もそこそこいると感じています。
そういうフィンランド人が私は好きなんですけどね。
したがって小学校1年そこらで「ヨウルプッキっていないんだぜ」とかいってる生意気なフィンランド人の子どもは可愛くないです、はい。

プレゼントも派手すぎず、予算内でそれぞれに。
子どもたちは今回もサンタのお手伝いをするトンットゥへ様々なお店の広告などからかき集めた「欲しいものリスト」から成るお手紙を書き、庭に置いておいて数日後消えてるという演出はまだやりました。
レゴのすっごく高いのとかも書いてあったりアイスホッケーのパックのスピード測定器とか(ゴルフ打ちっぱなし場にあるようなヘッドスピード測るのと似たような機械ですかね)「そんなもの買えるわけがなかろう!」と私と夫はリストを見て白目剥いてましたが。
ま、そういうものはスルーしておいて。
こちらがあげたいものとリストからこれならいいプレゼントになるな、というものを選んでいます。

子どもたちは地元アイスホッケーチームが2013年に優勝した時のマグカップやパーカ、ミッキーマウスやタンタンの漫画復刻版、スポーツショップのギフト券、多目的ナイフなどを。
私は秋から欲しかった作家の本を。(しかも自分で講演&サイン会にいってサインしてもらって夫がまた包装して、イブにもらうという。。。)無くしたものの代わりに皮手袋、サタクンタ博物館で見た地元の陶芸作家のいい感じのお皿2枚。
夫にはTeppo Mäkynenというフィンランド以外でもかなり有名なジャズドラマーのCD、シャツなど。(とある本は次回にまだ隠してあります)
日本からは「はだしのゲン」のコミックセットを子どもたちに。あとすごく難しいミニブロック(レゴみたいな、でももっと細かい・・・私なら気が狂う)やつをもらって本人たち大変喜んでおりました。

今回はまた長男が聖書のイブの日の項を読み上げ。
(去年は初めて次男が担当)フィンランド人なら大部分が学校やあちこちで読まされ覚えている内容です。
昼のトゥルクでのクリスマス宣言をテレビで見て、サウナに入りさっぱり今年の垢を落とした感じ。
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さて食事ですが、今年もクリスマスのハムは焼かず、
ヘラジカのミートボール
シーカの塩漬け、燻製
ニシンの酢漬け
赤カブ+りんご+にんじん+酢漬けキュウリのサラダ
ムイックというワカサギみたいな魚のイクラ
ジャガイモ、蕪、にんじんのキャセロールは注文して・・・

と手を抜けるところは抜いていたんですが、なんと注文したにんじんのキャセロールが蕪のキャセロール2箱だった。
というハプニングがあり、急きょ家に材料が全部あったので手作りしました。結果こんなに簡単なら自分で次回から作ろうと思った次第。
オーブンに入れる時間も含め2時間ぐらいあればOK。日本人なら冷凍ごはんはあるじゃないですか、それを使えば簡単で甘くて初回にしてはいけました。
はい、姑が生きていたうちは姑に頼っててそれ以降5年ぐらい手抜きしてました、すみません。

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(生地を作ってから夫が子供たちにミートボール丸めさせてるの図)

たらふく食べて一週間ぶりぐらいにワインを飲んで、もらった本を読んで家族でボードゲームもして、幸せなイブの日でした。

とりあえずクリスマス編はここまでということで。
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# by wa-connection | 2016-01-08 06:42 | finland in general | Trackback