フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

フィンランドの政治事情 その1

久しぶりの政治ネタです。(注:長文です)

ずっと書こうと思いつつ仕事と日常に追われておりました(以上言い訳終わり)。

↓現首相ユルキ・カタイネン(42歳)。(c)Kokoomus
d0093885_23164632.jpg


フィンランドでは現在連立政権内閣でコトが進められております。この虹色内閣になったのは2011年総選挙でKansallinen Kokoomus(国民連合党)が他の政党を辛くも抑え久しぶりのトップとなった時ですが組閣に2か月を要しました。それまでの与党SDP(社会民主党)、中央党(Keskusta)が票を失い、かわりに右翼に近い移民排斥カラーを標榜する真のフィンランド人(Perussuomalaiset)がぐぐっとこちらでも支持率を上げてきたのですが、このPerusが内閣に参加しては思うような政治ができないということで野に下ったため、連合党と社会民主党の二大政党が手を結び、足りない部分をマイナー政党軍団(スウェーデン国民党、キリスト教民主党、緑の党、左翼連合)で補ったわけです。大臣職も首相が国民連合党のJyrki Katainen(ユルキ・カタイネン、シティボーイの格好をしているが実は東部のSiirinjärviという田舎出身、弱冠31歳で党首になって10年、最初は更けて見せようとひげ生やしたりしたけど不評、最近42歳で落着きが出てきました。地に足ついてるぜ路線ですが、軟派な哲学者&コンサルPekkaHimanen(ストールがトレードhttp://cl.store.uniqlo.com/v.p?0c2ciXRv8cl1G・マーク)から薄っぺらい「フィンランド将来のヴィジョン」だとかを競争入札せず注文したりしてそんないい加減な!と騒ぎになったりしてたまにやらかす。ひげそりあとは青いが、声は低めバリトンでかなりセクシー)。

↓財務大臣 ユッタ・ウルピライネン(39歳)
d0093885_2318259.jpg

(c)Jutta Urpilainen, SDP
財務大臣がSDPのJutta Urpilainen(ユッタ・ウルピライネン:元教員、ピアノ得意、EUで海千山千財務省軍団のじい様達とやりあってるからか態度も外見もたくましくなってきて怖い。実はゴールドのチェーンネックレスとか関西系アクセ好き?夏のストライプジャケット率高し←どうでもいいですね、すいません)、もう一つの要職外務大臣はErkki Tuomioja(エルッキ・トゥオミオヤ:骨の髄からアカ、外相何回やってるか本人も覚えてないんじゃないかと思うタルヤ・ハロネンの元BF、お父さんはKokoomusのバリバリ政治家だったが真っ赤っかの赤だった鉄の女、劇作家、政治家、YLEのトップも勤めた祖母Hella Wuorijokiの系統を選びSDPでもかなり左寄り、鷹派、トレードマークはくたびれたリュックサック.すみません、画像が見たい方は名前で検索してください・・・)

↓アレクサンデル・ストゥッブ(46歳)
d0093885_23194825.jpg

そして前職外務大臣でこの3年通商・欧州大臣のAlekander Stubb(アレクサンデル・ストゥッブ:前外相のIlkka Kanervaが女好きのために起こしたスキャンダル辞任でEU議員をやっていたアレックスが急きょ外相に大抜擢、白い歯では東幹久に負けないトレードマークとトライアスロンで鍛えたスポーティな外見、英国人弁護士の妻とはスイス留学時代に知り合いちゃっかり略奪愛。さかのぼって小中学校は最初フィンランド語の普通の学校に行っていたが兄弟がスウェーデン語学校に行きスウェーデン語を学んでいるのを見て自分も利益があると察知すると転校。親はHIFKアイスホッケーチームの立役者で若い頃から家に有名選手がしょっちゅう出入りする環境で自分もホッケーをやっていたが一流になれる見込みがないと分かるとさっさと見切りをつけてゴルフに熱中、高校でアメリカ南部にゴルフ留学、大学も米国のカレッジに入り大学チームでゴルフ代表、フィンランドでも国代表チームメンバーだったがここでもトップは難しいと分かると当時勉強中だった米国カレッジで読んだEUに関する本に感銘を受け「これだ!」と次の標的を定めスイスとロンドンに留学、博士号を取って当時フィンランドでもEU加盟でどうするかてんやわんやだったのにつけこみあれよあれよと言う間にEU専門家の座に昇り詰めるという実に要領良い人生を送ってきた。Twitterなどソーシャルメディア活用率は内閣随一。世渡りがうますぎてある意味ちょっと嫌味であるといえば言えなくもない)。

文化・スポーツ大臣に左翼連合Paavo Arhinmäki (パーヴォ・アルヒンマキ:兵役行か、ベジタリアン、路線は赤+緑、熱烈なサッカーファン、特にチェルシーFC、文化大臣だけどクラッシック音楽やオペラは寝てしまうので招待受けたプレミア上演をすっぽかしてエストニアのバスケット対抗試合を観戦したのがばれちゃったりしてる。画像はここから見られます。)、

前・雇用経済大臣、 ユリ・ハカミエス
d0093885_2333576.jpg

産業の点で重要な雇用経済大臣は組閣時はKOKのJyri Hakamies(ユリ・ハカミエス:防衛大臣時に米国訪問で第一の脅威は「ロシア、ロシア、ロシアだ」、という名言を残した人。その後、フィンランド国内メディアがわっと湧いたので前言撤回したのが残念。そして一年前に大臣職を捨てて雇用者連合EKのトップに華麗なる?転身を果たす)だったのですが、下の人に変わりました。

↓ヤン・ヴァパーヴオリ(49歳)
d0093885_23334028.jpg

彼の後任に同じく第一党のJan Vapaavuori(ヤン・ヴァパーヴオリ)が経済大臣に、労働大臣は影の薄いSDPのLauri Ihalainenに分担してます。

↓ヴィッレ・ニーニスト(38歳)
d0093885_23362520.jpg

緑の党はVille Niinistö(ヴィッレ・ニーニスト:現職大統領サウリ・ニーニスト甥っ子、同じくTurkuとなりのSalo出身。離婚した元奥さんはなんとスウェーデンの緑の党代表でした。やっぱり双方の国を行ったり来たりは大変だったようで、妻がスウェーデンで代表を辞めた後、今度は彼がフィンランドで緑の党代表に選出されるということになりました。その後8年間続いた婚姻解消。学齢未満の子ども達、しょっちゅう二国を行ったり来たり大変だろうけどまっすぐ育てよ~←大きなお世話です、すんません。) 他にもぽろっといっちゃった発言が多いキリスト教民主党のPäivi Rasanenとか、かなりお坊ちゃまな外見の防衛大臣、スウェーデン国民党のカール・ハグルンドとか、結構なキャラ立ち内閣なので全部お伝えしたいんですが割愛します。

ここまでが背景です。
その2で現内閣のごたごたを書きます。3月からいろいろあったのです!


にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ
にほんブログ村
↑宜しければクリックをお願いします。
[PR]
by wa-connection | 2014-04-28 20:41