スウェーデン出張2016(その2)~人生最大級のポカ~
2016年 03月 02日
忙しすぎて更新もままならないうちにもう3月ですね、皆様いかがお過ごしですか?(しれっ)
前回の続き、記憶が薄れる前に書いていきたいと思います。
その一の記事に書かなかったことが実はあります。
なんとこのスウェーデン出発前に人生最大に近いアホをやらかした私。
お客様とはストックホルム便のゲートで待ち合わせたのですが、
時間も余裕で、顔合わせをしてさぁ搭乗券を出して搭乗開始といったときにふと気づいた・・・
パスポートが無い!
空港に来てセルフチェックインをしたときは確かにあったので、きっとその周辺で落としたに違いありません。
顔面蒼白です。
当たり前ですが初めて失くしました。
いやもう自慢になりませんが、、
2月後半に日本行きを控えて、大使館の領事担当の方に一時帰国用の手続きを特急でお願いしなくてはならないかとか、戸籍抄本取り寄せないととかあらゆることが頭をよぎる中、カウンターの可愛いアジア人スタッフに相談。
「パスポート落としたみたいで・・スウェーデンへは出入国できる?」
フィンエア職員「Oh no!えーと、でもスウェーデンは大丈夫よ。北欧内はパスポート無で行き来可能だから。でも免許証なんかはある?」
私「フィンランドの免許証は有るけど、問題はスウェーデンからドイツに直接いくんだけどシェンゲン域内は大丈夫なの?」
スタッフ「Oh…then it’s at your own risk.(ええ?それはご自分のリスクで行っていただくしかないですね、、国境閉鎖されたら戻ってこれない可能性があります。)」
と言う事でした。
でも時間も迫ってるし、一縷の望みを託して搭乗。
機内でお客様のまとめ役に一応恥ずかしながらもご報告。
ストックホルムまでのフライト1時間は資料読みに集中できるはずもなくとても暗澹たるものでございました。(そうそう、ヘルシンキーストックホルムは1時間で着いちゃうんです)
到着して荷物を待って、何とか心は暗いながらも普通の会話をしつつ1時間ほどの旅程であるタクシーに乗ってお客様と平静を装って世間話をしていたところ、
一本の電話が。+358~で始まるフィンランドナンバー。
・・もしや!?
高まる期待。
出てみると、「フィンランド国境警備局です。フィンランド語は話せますよね?」
と男性の声。
もう地獄で仏の気分でした。内容聞かなくても分かりました。
私「はい、話せます。・・・ひょっとして私のパスポートの件ですか?」
男性「そう、見つかりましたよ!受け渡しには、いつフィンランドに戻りますか?」
私「有難うございます!実は水曜日にドイツへスウェーデンから飛ぶのですが、
ヘルシンキ経由でドイツに行くのがいいでしょうか?」
男性「そうしたほうがいいと思いますよ。何時ごろか分かりますか?」
私「フィンエアなので、午前のうちには着けると思います」
男性「じゃその日の担当者に伝えておきますね、良いご旅行を」
フィンランド人、大好き!と思わず叫びそうになりました。
目の前に係官がいたら抱き着いてたかもしれませんよ、イケメン度にもよりますが。
あ、拾ってくれたのは空港なのでほかの国の人かもしれませんけれども。
というわけで足取り軽くホテルにチェックイン。
ここ、なんと折り畳み式ベッドが二つ付いてて家族向けの部屋が多そう。
なんで梯子が部屋にあるんだろうと思ったら壁のベッドを開くと二段ベッドになってて、上の方には梯子を使うという仕組み。
当然、上に上って寝っ転がってみました。結構寝心地よかったです。
いやしかし、天にも昇る心持ちといえばいいでしょうか。お客様にもご報告。スウェーデンに郵送してくれればいいのにね、とおっしゃいましたが、いやもうそんな贅沢言いません。私は幸せ者です。
落としていたものを悪用されるケースなんて幾らでもあるはずですし。
もう二度と落とさないぞと固く決心をして。
ホテルはその1に乗せたソルナ地区のオープンしたばかりの所で、食事後にこの間書いたようにジムにも行きました。
食事はホテルそばにある4つ星の高級ショッピングモール。冒頭の写真です。
豪華だ、、、こんなモールはヘルシンキにもありません。フィンランド、まだまだ戦後の復興から70年経ってもスウェーデンの経済的繁栄に追いつけていないままです。素朴で、らしい、ともいえるんですけれどね。
映画館もあってその横のDramaというムーディなレストランでスウェーデンらしい料理を頂きました。
Wallenbergareというヴァレンベリ家(スウェーデンきっての富豪一族の由来があるハンバーグ、クリームを混ぜて作る)のハンバーグを。
長旅の後のお客様たちにはやはり重たかった模様。
私、、も多いなと思いつつ残すのはプライドが許さないのでしっかり平らげました。
ホテルに戻って翌日の準備をして、就寝しました。
いや違った、水曜どうやってヘルシンキに行ってデュッセルドルフ空港に行くかを一番安いルートで探しまくること2時間、結局SASの45ユーロのチケットを捨てて、フィンエアでアルランダ空港→ヴァンター空港→デュッセルドルフ空港と買うと150ユーロですむことが分かり、購入したのでした。
自分のミスの尻ぬぐいで150ユーロ出費、まぁしでかしたことに比べたら安いものかもしれません。
翌日、フォルシュマルク原発へタクシーで移動前に、夫にはお土産Getしました。
ルクルーゼのミニフライパン。
なんていい妻でしょう~、なんちて。(と言うか自分が使いたかったのか)
その3はヘルシンキ経由で飛ぶ話から。
いやはや、このままで終わらなかったんですねぇ。
ではまた。
・・もしや!?
高まる期待。
出てみると、「フィンランド国境警備局です。フィンランド語は話せますよね?」
と男性の声。
もう地獄で仏の気分でした。内容聞かなくても分かりました。
私「はい、話せます。・・・ひょっとして私のパスポートの件ですか?」
男性「そう、見つかりましたよ!受け渡しには、いつフィンランドに戻りますか?」
私「有難うございます!実は水曜日にドイツへスウェーデンから飛ぶのですが、
ヘルシンキ経由でドイツに行くのがいいでしょうか?」
男性「そうしたほうがいいと思いますよ。何時ごろか分かりますか?」
私「フィンエアなので、午前のうちには着けると思います」
男性「じゃその日の担当者に伝えておきますね、良いご旅行を」
フィンランド人、大好き!と思わず叫びそうになりました。
目の前に係官がいたら抱き着いてたかもしれませんよ、イケメン度にもよりますが。
あ、拾ってくれたのは空港なのでほかの国の人かもしれませんけれども。
というわけで足取り軽くホテルにチェックイン。
ここ、なんと折り畳み式ベッドが二つ付いてて家族向けの部屋が多そう。
なんで梯子が部屋にあるんだろうと思ったら壁のベッドを開くと二段ベッドになってて、上の方には梯子を使うという仕組み。
当然、上に上って寝っ転がってみました。結構寝心地よかったです。
いやしかし、天にも昇る心持ちといえばいいでしょうか。お客様にもご報告。スウェーデンに郵送してくれればいいのにね、とおっしゃいましたが、いやもうそんな贅沢言いません。私は幸せ者です。
落としていたものを悪用されるケースなんて幾らでもあるはずですし。
もう二度と落とさないぞと固く決心をして。
ホテルはその1に乗せたソルナ地区のオープンしたばかりの所で、食事後にこの間書いたようにジムにも行きました。
食事はホテルそばにある4つ星の高級ショッピングモール。冒頭の写真です。
豪華だ、、、こんなモールはヘルシンキにもありません。フィンランド、まだまだ戦後の復興から70年経ってもスウェーデンの経済的繁栄に追いつけていないままです。素朴で、らしい、ともいえるんですけれどね。
映画館もあってその横のDramaというムーディなレストランでスウェーデンらしい料理を頂きました。
Wallenbergareというヴァレンベリ家(スウェーデンきっての富豪一族の由来があるハンバーグ、クリームを混ぜて作る)のハンバーグを。
長旅の後のお客様たちにはやはり重たかった模様。
私、、も多いなと思いつつ残すのはプライドが許さないのでしっかり平らげました。
ホテルに戻って翌日の準備をして、就寝しました。
いや違った、水曜どうやってヘルシンキに行ってデュッセルドルフ空港に行くかを一番安いルートで探しまくること2時間、結局SASの45ユーロのチケットを捨てて、フィンエアでアルランダ空港→ヴァンター空港→デュッセルドルフ空港と買うと150ユーロですむことが分かり、購入したのでした。
自分のミスの尻ぬぐいで150ユーロ出費、まぁしでかしたことに比べたら安いものかもしれません。
翌日、フォルシュマルク原発へタクシーで移動前に、夫にはお土産Getしました。
ルクルーゼのミニフライパン。
なんていい妻でしょう~、なんちて。(と言うか自分が使いたかったのか)
その3はヘルシンキ経由で飛ぶ話から。
いやはや、このままで終わらなかったんですねぇ。
ではまた。
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| 2016-03-02 22:44
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