フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

フィンランド総選挙速報

23時過ぎ現在100%開票済み。
どんでん返しが起こりました。

内閣の中央党(地方及び農業従事者に支持層)が4席減らし51議席。
もう一方の連立内閣を形成していた社会民主党(SDP、ブルーワーカーの党)が8議席も落とし、45席。
代わりに大躍進がKokoomus国民連合党(ホワイトカラーに支持者が多い)が10議席増の50議席。代表は頬が緩みっぱなし。

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内閣組閣も揉めそうです。
2大政党が連立内閣を作るというのがここ何期かの習慣。SDPがどれだけ声を張り上げられるか。

下は、YLEの予想結果が6割開票が済んだ時点で、予想が開示され、その数字にショックを受けた元連立内閣の党首達。
左が首相マッティ・ヴァンハネン 右が社民党のエーロ・ヘイナルオマ。仏頂面です。
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PorvariHallitus(ブルジョワ連立内閣、シンボルでいうなら、「青・緑内閣」かな?)の可能性も出てきました。

前回は、中央党がトップになって、赤土内閣が発足、初女性首相が誕生したと思ったら、彼女あっさりスキャンダルで蹴落とされましたね。まあその後をヴァンハネンが継いで、離婚あり、彼女ができたけど9ヶ月で別れ、そのスーザン・クロネンが浅はかにもまわりに乗せられて、暴露本を先日だし、余計ヴァンハネンが同情票獲得したという事情もあったり。
(選挙当日に、ヴァンハネンが暴露本について、プライバシーの侵害に当るかどうか、警察に調査を依頼しました。)

テレビ各局選挙速報でしたが、22時を過ぎるとさすがに4チャンネルのうち2局に減りました。
(デジタルテレビだともっとあるんですけど、めんどくさくてスイッチ入れてなかったんで)

下は、「元ミス・フィンランド」と死ぬまで言われ続けるであろう、前文化大臣かつ前の大統領選候補(で元大蔵大臣)サウリ・ニーニスト婚約者。
で、現ティモ・サーレラ映画監督の妻。タンヤ・サーレラです。
前期はなんと2万票近く獲得しましたが、今回はその足元にも及ばず5千ちょっと。でも順当に当選。
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そのサウリ・ニーニストはまた国会に華々しく返り咲き。なんと6万票以上で、国内史上最多
の得票数だったそう。ヘルシンキ地区からは、サウリに投票した意味の無い人もたくさん居ます。選曲が違うので、当然無効票。

これでまた国民連合党内で代表はやっぱサウリがふさわしいのでは、、と言い出す輩が増える事でしょう。
大統領選で49%の接戦に持ち込んだ立役者ですし、知名度も信頼もキャリアもある。
かたや、現代表のJyrki Katainen(選挙区は東部のサヴォ地方)は、若き頃のケネディにたとえられたりもし、すごく切れ者ですが、まだ若い。36歳。
60前の円熟ベテランに太刀打ちするのは回りが見ても厳しいという意見が多そう、、でもニーニストは一応代表を立てていますけどね。
現在の下馬評としては、組閣では、ニーニストは、次の大統領選に備える為にも、あえて大臣食を受けるべきではなく、議長に就任するのが一番宜しいんじゃないかと。そしてユルキ・カタヤが大蔵大臣。これは私も順当だろうなと思います。首相はヴァンハネン続投で確定ですし。
外務大臣は長くアカ系の人が勤めてきましたが、ここにきてもう少し柔らか路線に移るでしょうか?スウェーデンの外務大臣も、確か以前のベテランをその職に当てたんじゃなかったでしたっけ?

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明日から揉めるな、コレは。。。
面白そうです。

ちなみに、日本国籍のままでフィンランドの国政選挙の選挙権が無い私は、完全な傍観者として楽しませてもらいました。規模が小さいんで候補も覚えやすいし、相関図も分かりやすいんですよね、日本に比べて。
でもフィンランド人達には年々興味が薄れる話題らしい。

今回も投票率は67%ちょっと。下がりましたね。
私は今度の参院選ちゃんと投票しますよー。在外選挙登録したもんね、やっと。。。
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by wa-connection | 2007-03-19 08:05 | finland in general