フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

アルク「子ども英語」4月号

―フィンランドの教育って?子どもが伸びる英語環境づくりー
d0093885_2350228.jpg


d0093885_044289.jpg

というタイトルで、6ページ担当させていただきました。3月発売で早くお知らせしようと思っていたのですが、ラップランドに行ったりしているうちにあっという間に4月に。
地元のインターナショナル・スクールとそこに通う10歳のお子さんを取材しました。
インターと言っても、私立ではなく、フィンランドの公立小学校内にあるスクール・イン・スクール形式のコースで、とてもアットホーム。

d0093885_2354585.jpg

シグナエウス学校外観

うちの息子が、言葉を習うのが好きでそういう多言語環境が負担にさえならなければ、こちらに入れたいと思っていましたが、少なくとも長男は晩成型のようで(と親は思いたいだけ)、フィンランド語の小学校に行く事になると思います。でもここの学校は良い所なので、インターナショナル・コースでなく、普通科に入れてもらうのも良いね、と話し合っています。
最寄の学校だと徒歩5分ですが、学校が小さいので5年生で中心部の小学校に皆移る事になります。

肝心のフィンランドの教育についてですが、最近は教育関係者の「フィンランド詣で」も落着いてきた所でしょうか。
フィンランドは、PISA調査でトップだとあれだけ騒がれましたが、問題も山積み。
良い所は、おちこぼれを出さない、という点に尽きるのではと思います。

ですので、逆に言うと、英才教育はそこまで進んでいないといえるかもしれません。
実際の調査でも、平均点でこそフィンランドはトップであるものの、トップ集団の割合で言うと、一位のシンガポールや香港に比べてかなり遅れをとっていました。日本は韓国についで確か6位前後。フィンランドはそこから更に落ちて10位前後ではなかったかと思います)
実際に、60年代の生徒達の6割が解けていた問題が現在の生徒達は3割しか解けないという数学のレベルの低下も段々言われるようになってきています。

国によって、問題もいろいろです。

誤解の無いようにしたいのですが、英語及び外国語教育は、取材してみても感じましたが、フィンランドは日本よりはやはり進んでいると思いましたよ。批判的なものの考え方も、良いと思います。
日本も吹き替えを止めればいいんですけどね。吹き替えをしている国(ドイツ、イタリア、スペイン、などなど、どこでも英語を10年近く習っていても話せない人が多いとか。
フィンランドは、英語を普通に使える人の割合は65%スペインは30%ちょっと。日本もこれ位かそれ以下なのでは?)吹き替えの弊害は本当に大きいですよ。

マークシート式のテストが少ないのも頭を使ってテクニックに走らず考えねばなりませんから、人口が少ない国のメリットですよね。日本では記述式ばかりにしていてはとてもじゃないけど、大規模な試験では採点が間に合わないのでしょうが、、、

先日YLEチャンネル1で、教育についてのドキュメンタリーがあったのですが、そこで国家教育委員会の人が、「”PISAトップ”という結果は、フィンランドが戦後生み出した最も効果的な国の宣伝になった」と言っていたほど、各国からの視察団が相次ぎました。
実際、数日間、決められたプログラムで見学して回るだけでは、その一端しか垣間見る事ができないというのは仕方の無い事ですよね。

私も、仕事に繋がる点もあるので、悪い事はいいたくありませんが、隠したり、目をそらすのも良くないと思っている訳です。


さて、口直しに、昨日ミーティングで出してもらったアーモンド・クレーム・ブリュレの画像をどうぞ。
d0093885_012269.jpg

[PR]
by wa-connection | 2007-04-05 00:09 | work