フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

ヴェニスの商人はやる気が無かった・・・

9月21-24日、ヴェネツィアに行って参りました。

一言で言うと、観光客ずれした街、でも景色や建物はすばらしかったです。
サービスも、ちゃんとした所もありました。一貫性が無くて笑えましたが。

歩いて歩いて、歩き倒れそうでした。なにせ車が無い。空港付近から出た後は、一台も無い。全部水上バス、水上タクシーなどの船か、歩きです。人だけでなく勿論物流も船か、人が運べる範囲で町の狭い通路を運んでいく、、階段の多いあの街をどうやって?と思っていたら、山ほど野菜を積んだカートの車輪の所に、階段の段差のたびにもたせかける金具のようなものがついてました。
イタリアのマダム達はあの石畳をピンヒールで闊歩していました。頑張るなぁ、、

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ゴンドラの駐船場。運河のあちこちにありました。
ゴンドラもそれぞれが違うんですねー。
一艘、出来上がるのに半年掛かるそうで、何度も何度も塗りなおして、手を掛けてあるんだとか。


魚市場にも行きました。どれもこれも、日本を離れて6年の私には垂涎モノでした。
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タコもイカも貝類もありました。

同じ頃に他の日本人の観光客の方々も同じものを撮影されてますんで、どこかのブログで同じ写真が公開されているかも!

3日間のディナーはTimeOutのガイドから厳選、そのリストを持って、ホテルのコンシエルジュのお兄ちゃんに予約してくれるかどうか聞きに行きました。

どれもいいよ、と言ってくれたけど、地元人としてどうか?と突っ込むと、
「やっぱここは駄目。テキサス人の女性が経営してるからアメリカ人ばっかりだし。」
「ここは、オステリアにしては値段高すぎ。あと13平米しかない所にテーブル並べて、肘が当たるよ、」
とか本音が。

そういうところをまた捨てて、新たなお勧めを聞いたら、うちのホテルのレストラン、ほんとにいいよ、と言い出す。
キック・バックはないだろうけど、10%引きとの事で、最後の晩にしてみるか、と決定。ガイドにも、高いけど味は保証、と書いてあったし。
彼にはイロイロいいアドバイスを貰いました。最後に出る時、ちゃんと挨拶して来ればよかったな。。。チップも上げませんでした。


初日は、水上バスで、グラン・カナルを駅7つほど北上した所にあるこじんまりした家族経営のところ。
素朴で、飾り気無くて、でも料理は素材を生かしてあって、値段もそこまで高くなくて最高だった。ワインは3日ともこの地方のもので、白をお願いしました。
おいしかったです。赤ばかり取り上げられますもんね、イタリアというと。

そして、エビ、おいしい~、えび~!
私は、・・・を食べました。えーと、
いかん、他に何を頼んだかもう忘れている、、、
前菜は確か茄子とトマトとを使ったシーフードだった気が。シャコだった気がします。
セコンディがカニとトマトソースのパスタ。最高!
メインは・・・思い出した、Swordfishをバターでいためて、コショウとレモンをかけたもの。
さっぱりして、新鮮で美味しかった~。

夫は前菜にタマネギと巣のドレッシングで合えた魚介類(伝統的メニューの一つ。)
ラヴィオリ、マグロのステーキ(レアっぽく)をメイン、デザートはティラミスにしてました。

私は、屈辱ながら、デザートが入らなくてカフェ・マキアートだけ頼みました。。。
ちっちゃいんですよね、本場のコーヒーは。スタバに慣れるといけません。

二日目
グランカナル沿いのHotel Reginaのレストランを自分で電話して予約。

ここに宿泊する予算がありませんでした。。。
夕方19:30到着。レストランはこれくらいからようやくディナーにオープンです。
格式も値段も高い所で、メニューを見て私はひっくり返るのを何とか抑えました。

と言っても、ヘルシンキと同じぐらいのレベル。
二人でフルコース食べてワイン一本で220ユーロ位。
でも貧乏企業の私達は滅多にそんな値段の所、いけませんから!
勿論ご招待していただけたらどこにでも参りますが。(さりげなく言ってみる)

ここでは、つい欲を出して、たくさん食べました。
・プリミ タコのマリネ。新鮮でプリプリしてほっぺたが落ちそうでした。。。地中海、アドリア海万歳!
・セコンディ  またですが、トマトソースで、何の魚介だったか忘れましたが、Trofie というパスタを頼みました。短いこよりをねじった形のようなものです。帰りに空港で同じのをみつけて思わず買いました。
・メイン  スカンピ(手長エビみたいなもの?)のグリル   来ましたよー皿一杯に。
 グリルよりは、蒸した方が美味しかったかなとちょっと後悔しましたが、香ばしくて美味しかったです。

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他のレストランのお客は、大体仕事をリタイヤされている60代~か、地元のもう少し若めの人たち。
私達のテーブルは川沿いで、隣のテーブルにアメリカ人らしき夫婦が居て、私のスカンピ皿に驚いたらしく、その時丁度席をはずしていた私の料理だと、夫が彼らに説明して、会話が始まっていました。(どうせVaimoが大食漢で、とでも言ったに違いない)

聞くと、シアトルから来て、先にミラノに滞在してきたとの事。地元の人たちの車の運転に仰天している事、ミラノは灰色でこれがイタリア?と思った事、など教えてくれました。お孫さんが10代との事で、息子さんは私達より早く結婚されたんだろうなと後で話しました。
イタリア人のサービスについてちょっと冗談交じりにけなした後、何気なくイギリスの話になって、彼らはなんと英国人カップルと判明。アメリカ、カナダに合計30年との事で、英国のアクセントアクセントもなくなっちゃったのよ、と。

日本にもご主人が出張で九州に行った事があるとかで、褒めて貰いましたよ。

最後には夫婦長続きの秘訣というか、哲学的?な話になってしまいました。イロイロあったけどよく続いたわ、と。旦那さんは笑ってました。
こうやって、旅は道連れじゃないけど誰かと話せると、楽しい思い出になりますよね。
他の日にはこういうお話しはできなかったのでとても楽しかったです。

この日もデザートは無し。服が入らなくなりそうだったんで、、、
お隣の英国人夫婦は前菜とメインだけ召し上がってました。とてもじゃないけど入らないって。
ですよねぇ、、、(なのに毎日ほぼフルコース詰め込んでた私達)

3日目は
ホテルのレストランで、セコンディでリゾットをやっと食べました。最高~・
スターターは、シーフードのスチーム盛り合わせ (車エビ?、オマールエビ、タコ、イカ、シャコなどなど)ソースをディップして食べました。おいちかった~♪

メイン覚えてないです。。セコンディが、確かカニのパスタを一番にすすめられて、もう食べたから、という事でリゾットにしたのだったかな。
夫はニョッキを頼んだのですが、ゴッドファーザーでロマンティックな場面で作られていたようなニョッキとは違って、すごく大きなものが出てきてました。なぞです。ポリに住んでいるイタリア人に今度会ったら聞いてみます。彼はヴェネトの人なのですが。奥さんでもいいかな、フィンランド人で15年彼と一緒にあちらに住んだそうなので。

デザートにザバイオーネを頼んだ夫が、多すぎて私に半分くれました。滅多に無い事ですよ、いつもは独り占めして、くれませんからね。

もう毎日シーフードでした。幸せでしたよ。。来年の里帰りまでこの思い出で乗り切りたいです。
帰国の日のランチは、バーのような所で、コロッケや生ハムの小さなサンドイッチや、モッツァレーラ・ブファーラ(バッファローだから、水牛のミルクからちゃんと作ったって事だと思っていいですか?)のサラダとか、パクパク食べました。揚げ物も美味しかった。



そうそう、イタリア語は、i-podで行く途中の飛行機でも練習しましたが、旅行で役立つ言葉はあまり覚えられませんでした、結局英語を多用。いけないいけない、、、でもトスカーナ地方より断然英語が通じましたよ。

観光は、サンマルコ寺院、広場、そのそばの高い塔、そしてグランカナル周辺、グッゲンハイム美術館、など。

ムラノ島には行きませんでした。。。ブラノ島にも。
4日間ではちょっとムラノで一日つぶす勇気が出ず。ムラノガラスの作品は市内でもたくさん見ることが出来ました。値段にも圧倒されまして、オブジェはとても買えず。重たいし、、、フィンランドでも同じぐらいの値段で投資価値のある作品は買えると言い聞かせて・・・
(いつ買うのかは未定です。いつか・・・)
ムラノのペンダントのちょっと変わったのを買ってもらいました。60ユーロなり。

ゴンドラは45分100ユーロ。 フィンランド人の知人はひたすら値切れ、駄目なら立ち去れば値段を半額にまで下げられるといっていましたが、いつの事?
どこで聞いても値段は同じ。諦めて、感じのよさそうなお兄さんに90ユーロで、その分ちょっと短めのクルーズへ出る事で合意。

彼はダイビングをするとかで、日本に何度も行ってるといってました。「ニホンノオンナノコミンナイッショニミエルネー!」だそうです。
あのー・・あなた方も同じに見えますがなにか?
縞々のシャツ、借り上げた頭、サングラス。

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スマイルしてくれましたよ。

というわけでたくさん歩いて、迷った4日間、楽しく過ごせました。
私は方向音痴ですが、時には夫を誘導したり。(全体の5%でしょうか)
オペラやコンサートにも行きたかったけど、いかんせん、値段が。(無言)かといって、ビバルディの「春」ばかりやっているようなカツラをかぶったコンサートも幻滅かなぁと、悩んでやめました。
La Feniceという由緒あるオペラ・ハウスはホテルから近くて、行きたかったのですが、やはり言葉側からないし面白さも半減かなぁと。外側とメイン・エントランスから中を少し覗き込んで我慢。
やっていたのは、現代オペラで面白そうといえば興味深かったんですけど。
実は私はまだオペラを観に行った事が無いのです。
サボンリンナに将来行けたらなぁと思っています。ヘルシンキでも勿論いいんですけどね!
そういえば、ヘルシンキのオペラ劇場、トップが辞めたりで揉めにもめてましたね、今週やっと後任が決まったんだったかな?確か女性でした。12月から就任だそうです。オペラ自体は今月からシーズン始まりでしょうか。有名どころの作品をやるようです。
(クラシック・ラジオを運転しながら聞いてたのでちゃんと覚えてなくて済みません~)


さて、旅行中はおじいちゃんおばあちゃんが孫達を見てくれたので大助かりでした。

すっかり今は日常に戻ってガミガミ母さんしています。
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by wa-connection | 2007-10-06 05:10 | others