フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

ポリ市も450周年

追記:↓ポリを開いたスウェーデン貴族について修正しました。

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今年は、Pori(ポリ)という町ができて、450年の節目の年です。
丁度次男の誕生日会をやっていた週末は地元で様々なイベントが目白押しでした。

市庁舎(Kaupungintalo)が2日間一般公開。丁度大掛かりな修理工事が終了したばかりで装飾などもとても綺麗でした。
私は移住初年、移民語学コースで行ってきたのですが、もう一度、次男を連れて行ってみました。案の定走り回るわ、床に転がってるわ、ガイドさんの話もあまり聞けませんでしたが、写真は数枚とってきましたよ。
1800年代後半に、地元の大金持ちが自分の家として建てたもの。
ポリ市が’60年代に市庁舎として借り上げるまでは、Rosenlew家の未亡人が一人で上階に住んでいたとか。
そして、ご存知かもしれませんが、フィンランドの60,70年代は真っ赤な嵐が吹き荒れたというか、共産党、社会民主党が一世風靡してたようなものですから、折角の素晴らしい建築物も寄木細工の床も、リノリウムのマットに張り替えたり、ムダだ、と事務用ロッカーを取り付けたり。無残な跡がまだ残ってます。St.petersbergから持ってきていた素晴らしい陶器製暖炉なども、別の倉庫に放り込んでいたり。

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海からKokema"enjoki(コケマキ川)をのぼって、ポリを開いたのは、スウェーデンの貴族、Juhana Herttua(ユハナ・ヘルットゥア)ユハナ公爵、です。彼は後にJohan三世としてスウェーデン王になった人。若いときはフィンランドの統治者としてトゥルク城を建設したりしていたわけです。
この地方には、当時彼に添わされた騎士の娘、Jalkavaimo(=妾というとあまりに低く聞こえますが正妻ではなかったので)の子孫が住んでいます。4人子どもを産んだのですが、その後ユハナ公爵は政略結婚で自ら欲して、ポーランドの王女と結婚しました。その後、スウェーデン王だった兄弟とそれで仲たがいしたらしいですが。

その頃にはタンペレもヘルシンキも無かったんですよね。この地域からの物流はすごかったわけです。

記念冊子には、隣町Raumaが「540歳の私達から、450歳のPoriへ祝辞を!」と広告で書いてありました、おお、さすが嫌味たらしいな(笑)
そうです、ラウマはもーっと古いんです。

土曜日は、市内全域でバスが無料、一番上の写真のように、市場とスーパーマーケットでは菓子パンとコーヒーが市民に無料で振舞われ、工芸関係の出店なども色々出ていました。
雪がすごかったですけどね、土曜日の午前中。他にも美術館や博物館が終日無料だったようで。あと大統領タルヤ・ハロネンもペンッティ・アラヤルヴィ博士と(博士号取ったから博士って呼べって主張しているおとなしそうな大統領の旦那さん)ポリを訪問。

↓金曜に出ていた鍛冶屋さん。工芸作家さん?
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↓ポリ市の保育所全部で子ども達が色々作った、町のシンボルクマの展示会。全部で450体あります。というか、あるそうです。数えてません・・・
屋内マーケットホールにて一ヶ月展示中。(Kauppahalli) 航一達のは真ん中ほどにありました。
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他にも、
日曜の夜、誕生日会が終わってから、私は一人でポリ中央教会の記念パイプオルガン・コンサートに行ってきました。

ポリのパイプオルガンは昨年新調したばかりで、数億円かかってます。
全国でも随一のフランス・ロマン式のいいものを取り付けたそうで、月一でコンサートがあります。
この教会で、7年前に結婚のために祝福していただいたんでしたっけ。
私はキリスト教徒じゃないので、正式な結婚式じゃなく「祝福を授けてもらう」中身だったんです。仏教徒としてはあまり実感湧かなかったですね、緊張しすぎてたのもあって。
式の挙げ方は色々有ると思うんですが、マイストラーッティじゃあまりに味気ないかと、教会でしましたが。まあ考え方の問題ですよね。旦那は教会のシステムやそこで働いている数々の人々が訳あって好きではありませんが、キリスト教徒であることを辞めるほどではないようで。

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フランス人オルガン奏者・作曲家のMarcel Dupre'(1886-1971)の曲を3曲、アンコールでJ.S.Bachを一曲。 コンセルヴァトワールの学長も勤めたとか。
奏者は、トゥルクでオルガンを弾いているHeikki Suokivi氏。

好きな曲も有るけど、私はやっぱりピアノの方が好きかな。(系統全然違います・・・)
15時には無料ピアノ・コンサートもあったのですが、丁度誕生会でいけませんでした。
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by wa-connection | 2008-03-10 21:11 | life in Pori