フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


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カテゴリ:finland in general( 91 )

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さて、4月も半ば、太陽も明るく夜8時ぐらいまで日も沈まなくなりました。
そうすると色々気になるのが庭のあれこれ。
雪が溶けて芝生が乾燥して来たらまずやるのは枯れた芝生のかき集め(レーキで空気を入れるようにかきとってやるやるのですが)。
これをすると新たな芝生が生えてきてすぐ緑の葉を青々と茂らせてくれます。

そして同時に家の玄関の方には何かお花が欲しくなる季節。毎年ですが、お手頃価格で愛らしいパンジーとビオラを植えています。
Orvokki(オルヴォッキ) でパンジーも小ぶりなヴィオラも両方売られています。
複数形はちなみにorvokit(オルヴォキット)。

どれも可愛くて色を決めるのに迷うんですよね。
そして遠くから見栄えする色も考えてしまうという。
なぜかというと近所の人たちはゆっくり歩くというより大体車で通りすぎることが多いのでそのスピードでもパッと目につくものを植えたい(単に見栄っ張りなのか・・・)。
あと白も目立つので、寄せ植えの時は白をどこかに入れると引き立ちます。濃い色でそろえてしまうと近くで見ないと良さがなかなか分からないんですよね。

以前濃い紫のとても可愛いビオラを植えたことがあるのですが、自分で車で帰宅するとき悟ったのが、濃い紫は目につかない。
そう、警戒色である黄色などは逆に遠くからでもよく目立つのです。
その次の年はパンジーを黄色にしてみたのでした。

今年は薄紫がいいなと思ってパンジーの鉢植え10株を大きい方の植木鉢に。

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プランター二つ分はビオラで白と紺色の二色のものを8株にしました。
これで3か月ぐらい持つかな。なぜか夏の終わりまで私は持たせることができないので、7月ぐらいにマリーゴールドなどをまた買う羽目になるのですが。土を全部入れ替えてやった方がいいのかな、、もう何年も同じ土を使っているので。

花を咲かせるのがとてもうまい母に教えたら怒られるかも・・・(母は英国ハンギング・マスターの資格なども持ってます。花屋さんで枯らした鉢植えを貰ってきてまた鉢一杯満開にさせるという事もよくやっていました。)

草花には本当に癒されますね。

九州での地震で、自由になる金額の募金をクラウドファンディングですることしかできないのは歯がゆいですが、早く余震が収まり復旧へ向けて動き出せますように。物資が足りないのにインフラが機能していないということで、心配です。
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by wa-connection | 2016-04-18 00:38 | finland in general
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(写真は次男の学校内のクリスマス・デコレーションby二年生)
なんだかアワアワしているうちに12月が過ぎ、新年も過ぎてしまいました。
昨日はLoppianen(公現祭)、つまり2015年ぐらい前にイエスが生まれたというお告げを受け東方の三賢人がえっちらおっちら見にやってきたのがこの日なようですが、西洋では12月25日がイエスの誕生日ということで伝統が出来上がっていて、正教、カトリック、新教まぁどれも間違いじゃないよね、とどちらの顔も立てる形で、12月25日~1月6日をクリスマス期間としている経緯があるようですね。

日本でいうとお正月過ぎても松の内っていう感覚に似ていますが、こちらでは正月だからと年末から飾りを変えることはしないので数週間クリスマスカラーの中過ごすことになります。
我が家も昨日ツリーや各種飾りを取り外し、ツリーは夫と次男がのこぎりでぎこぎこ切断して枝は天然靴ブラシとしてテラスに置かれております。

さて、12月は仕事に追われ子どもたちの学校のコンサートや行事や抜けや忘れ物が無いよう必死でネットの学校からの連絡帳をにらめっこして、無事に二人とも成績表を貰ったのが12月22日。息子たち、天才でも秀才でもない普通の子たちですけど、それぞれに努力した結果がよく出た成績を貰っていました。

もうほっとしましたよ。自分たちだけの生活じゃないですしね。長男は13歳であと5年、次男は10歳であと8年は最低でも面倒を見てなんとか社会で生きていける基礎を作っていかなくてはならないという責任がへぼ親の私達にもあるわけで。しかも18歳なんてまだこれからもう少し勉強しないと誰も雇ってくれない、という状態ですからそこからまだ5年ぐらい、下手すると10年ぐらい心配しなきゃいけないわけです。
そんなこと子供産んだんだから分かってるんじゃないのと言われそうですが、あらためて節目ふしめに思うというか。
まだまだ、がんばって稼がなきゃ(ちょっと悲壮感漂い過ぎですかね?いやいや楽しくやってます!)。
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話は戻りますが、そして夫と長男が義弟たちと大雨の降る中ツリーを取りに森に行ってくれ、(私と次男は抗生物質もらってたので・・・)クリスマス三日分の買い物どっさりをバタバタと済ませ、24日は家族だけでクリスマスを過ごしました。

上の子には一昨年位にヨウルプッキじゃなくて実はお父さん、お母さんたちがプレゼントを用意していたんだよ、と教えたのもあり、次男も特に要求しなかったのでバイト・サンタも頼みませんでした。いや~楽になりました。10年ぐらい面倒だったな(ぼそっ)次男にはまだ話してないんですけどね。
去年はまだサンタのためにクッキーとジュースを夜用意してあげたり、真剣な子どもたちが可愛くもあり、色々な手間がかかったものです、それもいい思い出ですが。次は孫ができるまでこういうことしなくていいってことかな(ぼそっ2)。

それでも、夫はヨウルプッキはどこかにいる、と信じている口です。
笑っちゃだめですよ。
プレゼントを用意するのは親や祖父母や大人たちだけれども、コルヴァトゥントゥリ山だかどこかに、子どもたちや大人たちのことを見守っている存在がいる、と考えるのは素敵なことだと思いませんか?
そして、フィンランド人にはこういう風に考えている大人もそこそこいると感じています。
そういうフィンランド人が私は好きなんですけどね。
したがって小学校1年そこらで「ヨウルプッキっていないんだぜ」とかいってる生意気なフィンランド人の子どもは可愛くないです、はい。

プレゼントも派手すぎず、予算内でそれぞれに。
子どもたちは今回もサンタのお手伝いをするトンットゥへ様々なお店の広告などからかき集めた「欲しいものリスト」から成るお手紙を書き、庭に置いておいて数日後消えてるという演出はまだやりました。
レゴのすっごく高いのとかも書いてあったりアイスホッケーのパックのスピード測定器とか(ゴルフ打ちっぱなし場にあるようなヘッドスピード測るのと似たような機械ですかね)「そんなもの買えるわけがなかろう!」と私と夫はリストを見て白目剥いてましたが。
ま、そういうものはスルーしておいて。
こちらがあげたいものとリストからこれならいいプレゼントになるな、というものを選んでいます。

子どもたちは地元アイスホッケーチームが2013年に優勝した時のマグカップやパーカ、ミッキーマウスやタンタンの漫画復刻版、スポーツショップのギフト券、多目的ナイフなどを。
私は秋から欲しかった作家の本を。(しかも自分で講演&サイン会にいってサインしてもらって夫がまた包装して、イブにもらうという。。。)無くしたものの代わりに皮手袋、サタクンタ博物館で見た地元の陶芸作家のいい感じのお皿2枚。
夫にはTeppo Mäkynenというフィンランド以外でもかなり有名なジャズドラマーのCD、シャツなど。(とある本は次回にまだ隠してあります)
日本からは「はだしのゲン」のコミックセットを子どもたちに。あとすごく難しいミニブロック(レゴみたいな、でももっと細かい・・・私なら気が狂う)やつをもらって本人たち大変喜んでおりました。

今回はまた長男が聖書のイブの日の項を読み上げ。
(去年は初めて次男が担当)フィンランド人なら大部分が学校やあちこちで読まされ覚えている内容です。
昼のトゥルクでのクリスマス宣言をテレビで見て、サウナに入りさっぱり今年の垢を落とした感じ。
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さて食事ですが、今年もクリスマスのハムは焼かず、
ヘラジカのミートボール
シーカの塩漬け、燻製
ニシンの酢漬け
赤カブ+りんご+にんじん+酢漬けキュウリのサラダ
ムイックというワカサギみたいな魚のイクラ
ジャガイモ、蕪、にんじんのキャセロールは注文して・・・

と手を抜けるところは抜いていたんですが、なんと注文したにんじんのキャセロールが蕪のキャセロール2箱だった。
というハプニングがあり、急きょ家に材料が全部あったので手作りしました。結果こんなに簡単なら自分で次回から作ろうと思った次第。
オーブンに入れる時間も含め2時間ぐらいあればOK。日本人なら冷凍ごはんはあるじゃないですか、それを使えば簡単で甘くて初回にしてはいけました。
はい、姑が生きていたうちは姑に頼っててそれ以降5年ぐらい手抜きしてました、すみません。

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(生地を作ってから夫が子供たちにミートボール丸めさせてるの図)

たらふく食べて一週間ぶりぐらいにワインを飲んで、もらった本を読んで家族でボードゲームもして、幸せなイブの日でした。

とりあえずクリスマス編はここまでということで。
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by wa-connection | 2016-01-08 06:42 | finland in general
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一か月前に手工芸の村、フィスカルス村を訪れたときのことをやっと書きます。(遅いぞ!)

ここは以前も訪れているのですが、今回の目的はなんといってもわれらがスロッテ紗里(さり)さん率いる夏季限定レストラン。5~8月の間だけオープンしているのです。
北むらのサイトはこちら 
http://ravintolakitamura.wix.com/index

昨年のパライネンにあったレストランについてはこちらをご参照ください。

彼女はヘルシンキではすでに伝説となってしまったレストラン歌舞伎でも数年働き、お料理学校Perhoを卒業し、今はなきミシュラン・レストラン、ポストレスでも研修をし、スタートは10代の料理学校の人たちより遅いけれど日本でのWebデザイナーとしての仕事も社会人経験も今の彼女全体の懐の深さと魅力となっていると私たちは思います。そして実力もどんどん身についてきていて、でもまだ完成していない、これからのポテンシャルもとてもとても感じられる楽しみな人材です。周りの人たちもそれをちゃんと見ていて、色々な人が彼女にチャンスを提供していることからもそう思うのは私たちだけではないのだと分かります。
そんな彼女を心から応援しています。

おととし、京都の菊乃井で一年近い研修をして、そしてパライネンでの半年以上の経験の後、また修行に京都と東京に3か月行っていた彼女。
今回は一人ではなく、力強い助っ人たちから成るチームで、更にきめ細やかなお食事とサービスを供して頂きました。
この体験は絶対忘れません。

まずはフィスカルス村に到着。
昔、鉄工所があったところなので、こうしたところは動力を得るための水車が不可欠。
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水辺大好きな私にはたまりません。
ちなみにマイレア邸があるノールマルックもこんな雰囲気なんですよ。
絵になる風景があちこちに。

小さな専門店がいくつも立ち並んでいて昔の建物がリノベーションされてギャラリーになっていたりして泊りがけでもゆったり楽しめる場所です。
(ジョギングしても勾配があって楽しいや、走り甲斐がありそうだなと思う。)

夕方6時に予約を入れていたので、そのころにお店へ。
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このデザインもさりさん自身の手によるもの。和紙のような色合いが素敵。
お店の名前は彼女の旧姓から。
看板も風景に馴染んでいます。
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旦那さんのセバスチャンが迎えてくれました。

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そして、入り口でKajaani(カヤーニ)在住のニーラネン久富真由実さんの絵も出迎えてくれました。
真由実さんの絵に会うのは、おととしユバスキュラに仕事にかこつけて展覧会に行って以来です。
更にパワーがあって人物(新聞などの人物写真をベースに色を重ねていると記憶していますが)、そして彼女独特の画法の絵が語り掛けてくるよう。どうしたらこんな作品ができるのでしょう。。。

さて、子供たちはこれまでも何度もさりちゃんの料理を味わっているのでもう、「さりちゃん=うまいもん食べられる」と図式が出来上がっていてさながら「パブロフの犬」。
すみません、私も大して変わらないです、高まる期待。

そこに、一人でふらっと入ってこられたのは建築家・木工家の山田吉雅さん(彼のサイトはこちらhttp://uuppuu.com/)
日本語での【Youは何しに北欧へ?】インタビューサイトもありますのでぜひどうぞ。

一年前、そして新年会、とすれ違いながら紹介して頂いたことがあったので”私は”覚えていましたよ!(笑)サッカーの試合後で、お疲れのところ、ずっと食事中話し相手として付き合ってくださり、話題が豊富で私たちとても楽しませていただきました。
Yoshiさんはビルナスという隣の村でアトリエを持っておいでです。ビルナスも素敵なところなようで、いつかきっとビルナスとYoshiさんたちのアトリエに絶対行きたいと思っています。

まずは飲み物で、夫は帰り運転しないので日本酒を。
おちょこを選ばせてくれるんですねぇ!
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私は地ビールを。

今回お任せコースをお願いしました。(好きにやっていいから!と無謀なことを)
そしたらそれぞれの一品にさりさんの魂のかけらが入ったお料理の数々が。

一品目:
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焼きなすのジュレ、しょうがの風味が乙。
フィンランドのなすでこんなに美味しいものができるんだとジュレ一滴も残さず完食。
涼しげな器も美しいです。

二品目:
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お寿司盛り合わせ
去年よりも確実に上手になってますよ!
あの時、すし職人じゃないのにと悩んで悩んでお寿司を握っていたけれど、そこは飛び越えたのではないでしょうか。
私なんて美味しく胃袋に納めるだけでこんなこと書く資格はありませんけれども。

三品目:
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フィンランドのはしりの青豆仕立てのスープに、燻製のSiika(ホワイトフィッシュ)とその下に新じゃが一切れが美しく載ったもの。もう色合いの美しさから感動してしまいました。
そして青豆の汁物の美味しいこと!ポリのBuccoで一緒に食べたランチのスープからひょっとしてヒントを得たんだったかな?
新じゃがを使うのも素敵なアイディアでした。どれもこの地で手に入る旬のものをしっかり和食に仕立てていて素晴らしいです。

四品目:
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フィンランドの鴨のロース辛子添え
見ただけでもジューシーさが伝わってきます。
きゅうり、にんじん、赤玉ねぎ、白髪ねぎも包んで食べると絶妙のバランス。
舌の上でじゅわっとひろがる肉汁、最高でした。肉大好きの次男、もう喋らず「ん!ん!」と食べていました。

五品目:
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口直しに酢の物。
ウナギのかば焼きが入っているところがもう涙が出そうでした。
これこれ、こういうの、絶対に日本人以外のシェフだと出してこないと思うのです。そして故郷を離れて長い日本人が恋しいのも意外とメインの一品ではなくこういうところでほろっと来るんではないでしょうか。

六品目:
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天ぷら!
もう言葉は無粋です。幸せ。

七品目:
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締めの一品。
一年前、パライネンで牛丼を頂いた器がこんどは京都ならではという鶏卵うどんと一緒に出されました。
しょうがたっぷりでとっても温まりました。(少し肌寒い日だったので。こういう気遣いも泣かせます。)

実は私、鶏卵うどん、初めて頂きましたが、とろみがついていてあったまって、とても気に入りました。
小口切りのネギが美しい・・・卵の溶き具合もとっても綺麗。

最後に、食わいでか!
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デザートはほうじ茶のブラマンジェ黒みつがけにきなこまで。
見た目も美しく、しつこくなく舌の上でやさしくとろけるこの感じ。
もう一杯食べたかったくらい美味しかったです。

それに黒ごまクッキーも出してくれました。
長男、美味しいもの全部大好きでこれまで全部残さず食べていますが、最後のこれも器をなめんばかりにかちゃかちゃ言わせてひたすら食べてました。
その後私たちが残さないか(おこぼれ狙い)見張ってました。

そして合間に出された熱いお茶もじんわり沁みる美味しさでした。
最初から最後までどれもよく考えられていて、心遣いを感じる素晴らしい味とバランスでした。
さりちゃんチーム、有難うございました。

家族ともども、本当に目と舌と胃袋、全細胞で楽しませてもらいました。
忙しい中ちょこちょこ様子を見に出てきてくれて、悪いなと思いつつ嬉しかったです。

あと一か月強、予約もいっぱいで大変だと思いますが、どうか一丸となって乗り切ってください。
できたらもう一度この夏に行きたい気持ちでいっぱいです。

ではまた会う日まで!
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by wa-connection | 2015-07-12 05:52 | finland in general
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ジョギングに行った折り返し地点、ヘルシンキの高級住宅地の一つ、Eiraの海辺にあるモニュメント。
水没者へのレリーフも内部にありました。

さてヘルシンキに先日行った時、いつか実行したかったことをやってみました。
「自転車をインターシティ電車で運んで市内サイクリングをする!」というもの。

前からIC電車の自転車置場のフックが気になってたんですよね。
更にここ数年カッコいい自転車で闊歩、、じゃないスイスイ走ってる人たちが多く羨ましかったわけです。
私は普通のママチャリしか持ってませんが、家に14年目の白い自転車と、6年前に貰ったピンクの自転車があって二台要らないしなぁと。
※ちなみにこのピンクはいつか塗り替えてやると心に決めております。

そこでヘルシンキに、日帰りや持って帰る手段がある時試してみたくてうずうずしていたのでした。
ちなみに自転車は切符に片道5ユーロ追加で置場の番号が割り振られます。
インターネットの国鉄VRのサイトで自転車台数を追加するとその分が加算されるわけです。

というわけでやって来ました!
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乗り込む前。
ドキドキです。
夫に本当にそんな無駄なことするの?
と言われつつ振り切りましたよ。

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乗ってみたけど分からん!どうしよう?と思ったらとってもかっこいい20代のお兄さんが身軽にリュック一つとロードサイクルで乗り込んできてすっかり頼って上にあげて貰いました。
まずはハンドルを引き下げ、このように引っ掛けます。
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その後持ち手を引き上げて、下のタイヤも奥のフックに引っ掛けます。上部に引っ掛けた方にはコイン(50セント)投入すればロックがかかるようになっていますが、後で開閉すれば返却されます。
でもそれって誰でもできるってことでは、、?

手伝ってくれたお兄さんもアドバイスでチェーンも掛けておくんだよ、と教えてくれました。

収納完了です。

安心して座席を探して落ち着こうとしていて、忘れ物に気づいて青ざめる。
iPhoneの充電ケーブルが無い!
そして日曜日夕方6時直前にタンペレに到着するも駅前でそういうガジェット系製品を売る店は全て閉まっているという状況。
ヘルシンキの方も同様。
仕方ないので電源を切ってたまにメッセージ確認する時だけ電源オンに。
これで翌朝まで乗り切ることにしました。まったく何をやってるんでしょう。


ヘルシンキに到着後、滞在先へ。
ボストンバッグもあるので軽やかに自転車には乗れず、手押し車状態でしたが。
しかも空気が抜けかけていたことに往路家から出た後気づいたという体たらく。
翌日充電ケーブルだけじゃなく安い空気入れポンプも買うことを決意。
ネットで調べると両方手に入る細々したものを売るClasOhlsonは9時開店。
おっしゃ!
ということで気が大きくなった私は21時半に到着後アイス食べちゃったんですねぇ。
そして夏日、明るい、ジョギングしてる人多い、食べちゃった、、のでひとっ走り。

Hernesaariなど走ってとても楽しかった。ビーチにあるバーでカップルたちが楽しそうにグラスを傾けているのを横目に。

折しもなでしこ決勝戦の夜。
前半ほとんど寝過ごしましたが後半観戦し涙の結果でした。

さっそく開店間も無いお店から必要品をGET。
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ポンプですが、その場で会員になって、割引で9ユーロぐらいでした。
最初使い方分からず店員さんにききました。三回くらい前のタイヤ空っぽにした上げくやっと把握しました、、いつも夫にやって貰っていたツケがこんなところで(汗)
いや何でも自分でやらなきゃね。

前も後ろもかっちかちになるまで空気を入れて午前10時やっと朝ごはんへGo!
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そして頼まれていた買い物など済ませて走る自転車道。
気持ちいいでござる。

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しまった、間違えた。
右側の自転車道通行しなきゃいかんのにいつもの癖で左の歩道に乗り入れてしまった、、、
自転車の向きで進行方向が分かりますよね。

ともかく夏日で景色も良く、とてもサイクリングを楽しめました
またやりたいと思います。

ヘルシンキはポリより傾斜があるのを身を持って実感。サタクンタ地方はほんとうに平地が多いですからね。

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by wa-connection | 2015-07-08 21:53 | finland in general
YKI(Yleisen kielitutkinto)一般語学検定の体験記その2です。

「その1」の記事リンクはこちらです。

※今回も長文ですが画像はほとんどありません。
試験中は撮れませんしね(笑)。

※※ちなみに今日請求書が届きました、正確には受験料は145ユーロでした。

さて、よろよろとリスニング&スピーキングの視聴覚室から出た我々、次の教室へといざなわれます。
「みんな早く終わった方がいいよね?じゃ5分休憩」と試験官、廊下に張り出されていたスケジュールなんかもうそっちのけ。
こっそり、自分たちが早く帰りたいって事じゃないの?と勘繰ってしまいますが、まぁこの期に及んで練習問題なんて見るって段階でもないし異存もありません。
トイレ休憩などして次の筆記へ心の準備。

ここでおさらいですが、
このテストでは分野が次のように分かれています。

1 リスニング
2 スピーキング
3 読解
4 筆記
5 面接(個別)

この順序は教室の空き具合(つまりは視聴覚室)を順番に各グループで使うため、どれが最初かは予測不能。
私たちは1,2が終わって次は読解テスト。
私たちのあとに、中級グループの人たちが視聴覚室へ入った模様まだ来て数年弱の初々しい雰囲気を漂わせていらっしゃる。

対して上級グループみな面構えもふてぶてしいというか動じない印象を受けるのは私だけか・・・。
(私は面の皮は多少厚いかもしれませんが)

さて、気を取り直して60分読解力試験。
ちなみにカトさんのところでいたような隣の人が回答を見せてと迫ってくることとか、説明全く聞いてないとかいうワイルドな受験者はこの日はいませんでした。
トイレ休憩とかも要求なく。
携帯電話も「電源切っておいてね!」と念を押されただけで試験中に一括預かりなども一切なく。
リスニングの時には、「電源切らないと、電波が録音に邪魔するから切ってね!」と理由を言った後に数人が電源切ったという。
その数人、切ったふりしてサイレントにしてただけだったな・・・

中級を受けたことがある人が8割ぐらいいたので、試験中のルールなどについて経験値があったのかもしれません。
読解については、問題集でも一番ページを割いてある文法問題とかあったけどどこかなぁと思って開始の合図とともに問題の冊子を開く。

ん?

短い文法選択問題無いよ?


5問ぐらい見開きの文章読解問題。それぞれに4問ほど設問が。
つまり、5X4問程度を文章を読んで内容について答える様式でした。

がーんと頭を原始人の棍棒で殴られたようなショック。
しかしすでに試合、じゃなくて試験のゴングは鳴った後!

気を取り直して大昔の受験テクニックを思い出し、時間配分を考える。
60分で5つのテキストがあるという事は10分未満でそれぞれの見開きを終えなくては。
最後の5分でできたら、全体の見直し時間とか書き間違いを直して。

ページをめくるのももどかしくテキストを読む。
もうそろそろ内容の記憶も薄れてきましたが、どれも叫び出したいくらいつまらんテーマばかりでした。

一つは:
Vantaan kaupungin sosiaalilautakunnan jaoston kokouksen pöytäkirja: päihde-ongelmapotilaiden jatkohoitoon liittyen naapurustokuntien välisen yhteistyön selvittelystä.

ヴァンター市の社会福祉部会議の議事録:薬物・アルコール中毒患者の退院後ケアについて周辺自治体との協力体制の可能性検討
訳してるだけで気が滅入る・・・
内容も書き方もいかにもお役所の味気ない、しかも修飾にさらに修飾がかかって「○○の△△の□□について、次回の会議開催までの間にと述べた市議XX氏の発言は何をすると言ったのか同意義のものを下記から選べとか。

もう一つのテキストは、

誰かフィンランド人の哲学者が自叙伝的に書いた本の抜粋。
母親に勧められて戦後に読んだショーペンハウエルに傾倒して、幸福論とか人生論とか賛成、反対派の現代の学者の意見、例えば今生きてる専門家たちの言葉を引用して自分はどっちなのかとか、、むにゃむにゃ。

結局どういうこと言ってるのか同義のものを下記から選べとか。
それぞれA4一枚弱を読んで質問4ー5問に10分で答えるということは本文自体は5分以内で一回で頭に入れる必要が。読み返す時間は問題を読む時だけしかないですね、、

あと、多くは記述式問題で、問題の冊子に回答を書き込んで、選択問題のみマークシートの解答用紙に後から書き写すという方式でした。(これもカトさんの記事に書いてあったなぁ。そのお陰と問題の初めに回答はここに書けと親切に書かれていて試験官もその点言っていたので私は間違えずに済みました、感謝)

もう時間ぎりぎり。
最後にマークシート用紙に書き写す時間を使って見直しと迷った回答をもう一回考えてみたりしてあっという間に60分が終了。

冷や汗かきました。
私ってこんなにできなかったんだ!こんだけ“何とな~く”しかも”分かったつもり”で文章を読んでたんだ、という事実に打ちのめされた1時間でございました。悔しかったのは、やはりできるだけ満点というか完璧に答えたかったわけですよ、でもそれができなかったというのはまだまだなんだなぁ、と改めて分かったといいますか。
ならもっと時間を取って準備するべきなんですけどね・・・そこは言い訳です。

そして5分休憩。
他の皆さんも決して楽にできたわけではなさそう。
そこでまた少しほっとする日本出身の小市民。

さて、ペーパーテストの最後にあたる、筆記試験がまた60分始まります。
今度は中年男性試験官(なんかね、この人のイメージとしてはカーディガンきてスラックス履いて銀縁眼鏡かけて二日後には顔が思い出せないタイプというか←失礼ですみません)が「これは早く終わる人がいつもいるし、終わったら私に紙を渡して退席していいからね」とのこと。
皆のまなざしに期待感が。え?簡単なの?

さて始まってみると、これも4つほどお題を与えられて1~2ページほど文章を書くもの。
ここで初めて実戦的な内容が出てきました。

最初にあったのが”Olet menossa työhaastatteluun, mutta samaan päivään tuli este. Keksi tilannetta itse ja selitä asiasta sähköpostin muodossa.(あなたは面接に行く予定でしたが、別の用事ができてしまい行くことができません。状況を自分で創作し、E-mailの形式で相手に説明しなさい)”というもの。
これは普段みんなやっていることだから問題なくできると思います。逆にいうと皆ができるから差がつかないものになるのかな?

ただ形式をきちんと書けるかということを見られると思われたので、相手の名前、挨拶、来るつもりだったが学校の試験がその日に入ってしまったのでいけない、できれば別の日時を指定してくれれば今度はちゃんと行きます、といった内容で最後に日本人らしくもう一度(フィンランドなので軽く)お詫び。
名前、住所、電話、など架空のものを書く。

2,3番目はもう忘れました・・・思い出したら追記します。

そうそう、最後の問題は覚えてます。
新聞の意見投書欄に投稿しなさいという問題で、
「狩猟は環境破壊なのか管理なのか」かもう一つのテーマどちらかを選択。
もう一つはもう忘却の彼方、覚えてないです、すみません。
これで2ページ一杯書いて終わり。

私は50分ぐらいかけましたが、一応最後まで見直してみて自分が見て分かる範囲でおかしい言い回しなど修正してみる。
余裕な人たちは5人ぐらいだったか、早い人は40分ぐらいたったところから颯爽と出ていきました。
は~疲れた。

そして最後は面接。

これが20分ずつ、二室使ってやるようで、住所を見て遠方の人から開始。
でも呼ばれたときに席をはずしていたらその場にいる人を繰り上げて呼んで始めていました。
私は4番目ぐらいだったので、1時間強待つことに。
バナナ二本たべたりジュース飲んだり残りのサンドイッチ食べたり新聞の字面を眺めたり。・・・食べてばっかりじゃないかって?
(新聞もねぇ、読もうとしたけど同じページの2,3行を何度も行き来したり集中できなかったので読んだといえない。でも意地張って読んでるふり←見栄っ張りなとこ丸出し)

こういう時に限って日本語の本は持ってきてないんですよね。
で、サリンジャーの薄い『ライ麦畑でつかまえて』のフィンランド語版(物議をかもした訳)を図書館で借りてきてたのでそっちを読み始めたら、次に気が付いたら10ページ進んでました。高速バスの帰りにも続き読んだんですけど。でも言葉遣いが10代の高校ドロップアウトしそうな男児のボキャブラリーで逆にまずかったかもしれない。
というわけで徐々に順番が進んでいき、ロシア語系のおばさま二人組、一人がおわって、小声でもう一人にごにょごにょロシア語でどんなこと聞かれたかとかアドバイスしてる。

いいなぁ!
ちょっと羨ましかったりして。

落ち着かない中、自分の番を待ちまして。
南米の人のあとにやってきました。“Servo”と名前を呼ばれ、女性の面接官がいる入り口にいき、フィンランドなのでもちろん握手をして名乗り、入室。
そこにはビデオカメラが設置され、ボイスレコーダーもテーブルに置かれています。

「カメラにちゃんと収まるようにここに座ってね」と場所を指定され、試験官がファインダーをのぞきちゃんと私の上半身がおさまっているか確認。
その後カメラとレコーダーをスタートし、
「まずは名前、自己紹介と受験の理由を2分以内(だったかな?もう、うろ覚えですみません)でしてください」

とのことで軽い生い立ち(大げさ!)を話す。
そのあと試験官がいくつか分かりやすい質問をし、私はそれにこたえる。
身辺のことが多かったかと思います。
そして紙を渡されて
「この中から問題を選んで、簡単なメモをする時間をあげるので何を話すか決めてください」
と。
選択肢は
・肥満やアル中の人は、国の財政負担を増やすので治療費を自己負担するべき。
・地球温暖化について
・犯罪被害者の保護

の中から好きなものを選べと。
つまんない~~~!
もう心底つまらないですよ!
問題作ってるユバスキュラ大学の担当者チームに言いたい。
もっと頭柔らかくしてください!
あなたの人生楽しいですか~?

ネット上にある練習問題はもっと面白いんですよ、読解や文法でも料理のレシピが出たり、インターネットのデートサイトで相手募集するプロフィールを書いたりとかあった気がする。
その方がこっちもやる気が出るってもんですよ。
固い内容出せばいいってもんじゃないでしょうよ~。

で、結果からいいますと、私は「犯罪の被害者の保護」についてだらだら喋りました。
加害者についてはフィンランドは性別、年齢、居住地域ぐらいで細かいことはまともなジャーナリズムでは触れませんが(よほど社会的に大きな犯罪は別)タブロイドではやはり過激な報道があること、でも日本よりまだブレーキが効いているのではないかと思うこと、加害者の家族への保護を気づく人は多いのに、被害者および家族への保護・ケアが意外と行き届いていないケースもあるらしいことを以前のメディアで取り上げられたケースを例に出してつらつらと・・・
間に何をしゃべってたんだか論旨を忘れそうになる。
(頭が悪いな、私)でも何とか立て直そうと努力して、試験官にも誘導質問されて終える。
その後彼女からもテーマに関連した質問がいくつか。
ジャーナリズムについてとか、どういう問題がありえるかとか、以前の銃乱射事件の話とか、その時のHelsinginSanomat紙の毎月初めに出るKuukausiliiteという月刊別冊記事の話も(すごく印象に残ったテーマ記事だった)。

であっという間に20分終了。
ビデオを止めて、「実はね、あなただけじゃなくて、私たちも審査されるのよ。だから運命共同体のようなものよ」と教えてくれた。
面接官の能力を同時に審査するなんて、知らなかったなぁ。
「それにしてもあなたの情報量すごいわね!」
と言ってもらったが、これは単純にほめてもらえたのか、でも量はあっても知識になっていないと暗に言われたのかな、と帰り道で勘繰ってしまった・・・

いまは情報はインターネットでクリックすればかなりの量は得られるけれど、学校でも教えようとしているのは正しい情報を選び、自分の必要な形に加工する、ということで情報の記憶にはそれほど重きが置かれなくなってきているように感じます。それと関連してるのかなぁ・・・
ううむ、反省。

最後のあいさつの前に、「今日は自分が教えている生徒たちは本当に少なくて外部の受験者ばかりだったな~。これからトゥルクで観光でもするの?」と聞かれて「はい、知人とカフェArtで会う約束をしています」、というと「楽しんでね!」といって握手して退室。

結構消耗しました。
大学入学資格試験をうける高校生たちは4-5時間何科目もこういうの軽食持参でやってるんですねぇ。

そのあとバスで中心地に戻り、Twitter上でお知り合いのTurku在住の方にカフェでお会いし、おいしいオープンサンドとケーキを食べて町中を中心部に向かって散策し、店を冷やかして午後遅くのバスに乗ったのでした。もう身も心もかさかさに乾いたようなあとで、お喋りも楽しく、実に心のオアシスのような時間でございました。


検定受験体験記は以上です。
結果報告しなかったら合格だけどすごくぎりぎりとか、不合格だったんだと思ってそっとしてやってください!
ほら、武士の情けってやつですよ。

でもねぇ、14年も住んでて、翻訳とか通訳とかやってて、それで落ちてちゃ恥ずかしいですよねぇ、、、ここまで赤裸々に書いておいてアレですけど。
(以下フェードアウト)



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by wa-connection | 2015-05-16 05:46 | finland in general
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遅まきながらフィンランド語の語学試験の体験記を書きたいと思います。
長文です。

4月11日、あれは土曜日のことでございました。。。
(申し込んだ顛末は過去のブログから)

二月末のスキー休暇に上級で申し込んだ時点でヘルシンキもタンペレも満席。ということでトゥルクに決定。
初級、中級は地元でもあったのですが、上級は開催箇所が都市部に限られているので考えておいでの方はご注意を。

3月に受験票、場所、時間指定などが郵送されてきました。

なに〜!7:30テスト開始とな!しかも「遅れたら受験できません。ちゃんと来てね」と書かれている。
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しかも4~6時間かかると書いてある。
個人面接時間によっていつ終わるか分からないってことですね。
当日朝の高速バスが5時発、7時過ぎにトゥルクバスターミナル到着、会場の専門学校へはバス乗り換えて25分。
間に合わない(汗)そしてバスなんて遅延だってあり得ます。
というわけで前泊決定。
ホテル予約してさらに余分な80€出費決定。うう~む。意味があるんだろうか。

ちなみにフィンランド語上級の試験料は130ユーロちょっとでした。
そろそろ受験して一ヶ月たちますが、まだ請求書は来てません。でもこういうことはきっちりしてますからね、もうすぐポストに入ってることでしょう。
前も衛生管理者の試験を受けた時は受験料請求はずっと後に来ましたしね。

そもそも今回の受験の理由は力試し。いや自己満足?

誰にも受けろと言われてないですし、もし受かっても給料が上がるなんてことありません。
中級の試験は、合格すると特定の職業で有利になったり国籍申請にも必須らしいので、おそらく上級もうそういう場合に使えるかもしれませんが今のところ私は日本国籍保持のままで(在住許可あり)不自由ないかな、、国政選挙に参加できないだけで。

というわけで夫はこのアクション自体を「時間とお金の無駄遣い」呼ばわり。
子ども達に問題集を見せてみると、上の子の国語の教科書に出てくるような文法部分も結構ありました。子どもたち、「おお~」(特にこのリアクションに意味は無いらしい)
目的格、時制、比較級、、、

図書館で借りた問題集は全部中級向けでした。ですがこういうのは基礎も大事だと思ったので数回だけ時間を取れた時にやってみましたよ。8割ちょっとぐらいのできでしたかね、、、つまり10問中2問は中級のも間違えてる!問題は上級なのに大丈夫か?
本当は週3回ぐらい取り組みたかったけどやっぱり忙しくてダメでした。(言い訳)

さて前日。
格安バスで夜7時半にちょとしたもめ事の後出発。(忙しい時期で金曜は息子たち二人ともスポーツ送迎があるんで)
二時間かけてトゥルクに到着。
折しも金曜夜10時。
フィンランド人が浮かれて飲んでる時間帯です。
携帯電話で5.9€ほどの24時間有効チケットを買ってバスに。翌日帰るまで使えそうで便利。
まずは市場の駅まで行って降りる。
ポリと違ってひろーい市場の周りにぐるっとバス停が分散。
田舎者にはどれに乗るのかわからん!
ヘルシンキはわかるけど・・・Turkuは久しぶり。二年ぶりか?しかも前回は家族で車で行ったしなぁ。

運転手さん(外国人も増えましたね)に聞きながら7分ぐらい無駄にしてやっと広い市場周辺半分以上歩いて発見。酔っ払いも多かったんですけど絡まれずに済んでほっ。
こればかりは運ですし。
歩いてる時はさっさと歩み去って相手にしなければOKですがバス停はねぇ、じっとしてないといけないし。

さて乗車して7駅で港のターミナルに。ここのホテルがお手頃だったのでした。フェリー乗り場のすぐそば。
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Twitterつながりの辞書を作っておいでの方はここから乗船されてるんだなぁと思いつつ。(船は既に洋上なので見えませんが)

ホテルは感じのいい二階建て。
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バスを乗り過ごしたりして到着で23時近く。
空腹なのでバーでサンドイッチとジュースを買って部屋に持ち帰り(なんかわびしい)。

そして気が小さいので以前カトさんもブログに書かれていたネットの問題集で該当レベルを再度色々解いてみる。
ネットの問題だとリスニングがあるのでやってみるが、聞き返すことは当然できないので厳しいかも、、
結局5:30起床なのに0:30までギリギリの復習をするところは若い時から変わってません。

でも広々としたベッドにねっころがって好きな時間に寝るのはうれしかったかも・・・

いつもはもう寝ろ、夜更かししたら明日がつらいからと至極ごもっともなことを促される40代。)

翌朝目覚めてイケメンの受付のお兄さんにチェックアウトを頼み、朝5時45分からビュッフェの朝ごはんを詰め込む。早すぎてそんなにおなかすいてないのですが、、ベーコンエッグなんて入らないよ~。
でも何か食べなくては!と4時間以上続く試験と思いこんでいたので、餓死したら困るという強迫観念でヨーグルトやら食べる。

食が私の考えの中心を占めていますが、何か?

あとおなかにしっかりたまるオートミール(押し麦のおかゆ)も食べて、小さなサンドイッチを二つ作って一つはペーパーナプキンに包んで持っていくことに。
コーヒーのおかげで目が覚める!

ちなみに、おやつも持参。よく考えた結果こういうものを。
って大したことありませんが。
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合間にさっと食べられるもの。常温保存OKなジュースとか、王道バナナ(2本!)とかこれもおなかの持ちがいいナッツとか。

トップの画像の鉛筆、消しゴム、鉛筆削りも持参。手書きですからね!
ここ何年も手書きでなんてあまり出してないなぁ。
仕事もPCばかりだし(通訳中のメモはピットマン速記状態だし←一週間後見ると本人も判読不能)

全部子供たちの使って短くなったりしたお古・・・いろんな方に頂いた鉛筆も思い出深いものが。日本の祖父母からの世界の国旗シリーズや、友人一家が英国に研究者としていたときのケンブリッジ大の紋章がはいった超かっこいいやつや、日本の友人からの戦闘系キャラクターものや。ムーミンのもあったな、、消しゴムも何年も前に頂いて、子どもたちが男がムーミンなんて使えるか!と家に余ってたやつ。

誰も聞いてませんが、キャップは百円ショップから、そしてペンケースは無印です。
文具は日本かドイツですね!


さて、事前にTurkuのバス時刻をチェックし、7:15に学校につくためにはスケジュールにも7時過ぎにマーケットを出るバスが最終と書いてあったので念のためその一本前の6:49のに乗る。
どうも受験生っぽい外国人の風体の数人が。私よりずっと若いな、、20代っぽいぞ。
(「この人たちも同じテストか!」と勝手なライバル意識と連帯感入り混じった微妙な感触を抱く私)

そして7:05ごろ閑散とした学校前に到着する5人。

正面入り口前に集まる。誰も来ない。鍵がかかっている。
駐車場には早朝の魚釣りクラブの面々が楽し気に網を片付けながら磯の香りを漂わせつつ今日の漁の話をしている・・・
なんか釣れましたか~・・・

寒い・・・温度は3度。

7:10に誰か中から出てきそう・・?
でも違った。ドアを開けもせず張り紙を内側に張って私たちに身振りで駐車場側の入り口に行けと。

とぼとぼ移動する私たち。
お互いを意識しつつも、話しかけられずにいる状態といえばいいでしょうか。

そして建物横の入り口に到着。
目顔で私がやるよ、とドアの取っ手に手をかける。
施錠されておりますがな!

顔を見合わせて肩をすくめる私たち。

黒人の人とは初めて口を聞いたけれど、まだそこまでお上手ではない、ということは来て間もない人もいるわけで、中級もここであるのだな、と推察。

もう二人は裏口の方に歩き始めた。あちらが開いているか確かめる様子。
全部閉まってる!
もう7時10分ですよ?

7時12分、中年女性が自転車でさっそうとやってきて横の入り口のそばにつける。
思わず、「一緒に入っていいですか?」と叫ぶ。
何やらごにょごにょおっしゃるが聞こえず、いったん入ってしまうが、そのあとドアを開けてくれる。
やっと屋内に入れるよ~温かいよ、ああ文明よ、暖房設備よ、ブラボー!

駐車場の魚釣りのおじさんおばさんたちもこの人たち何してるの?入れてもらえないの?といういぶかしげな同情のまなざしだったし、、

ほっとして皆で声を掛け合って中に。

先ほどの女性と若い女性が受付の模様。
運転免許は身分証明として機能しないので、パスポートかEUのIDカード持ってきてねと書いてあったので私はパスポートを。
8年前の日本でストレートパーマあてたばかりの写真なので女史、見比べること20秒(あくまで体感です)。眼鏡を取ったら納得してくれました。
話し声からロシア系らしい二人組、ほかの人の受験票覗き込もうとしてスタッフに「それは見ちゃだめですよ」とたしなめられる。
お国柄がでるわぁ。

この頃から他にもちらほら受験者が中に入ってくる。時間すでに7時20分なんですけど?
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「受付が終わった人から廊下あたりで待っていてください。筆記、リスニング(視聴覚室)、と入れ替え制で実施しますから」
ということらしい。
上級受験者は15名ほど。

試験官らしきスタッフが数名忙しそうに歩き回っている。

ここで私は持参のコーヒー(自宅の魔法瓶をボストンバッグに入れてホテルのコーヒー詰めてきたのだ!)とホテルの小さなサンドイッチを食べて、持ってきた積ん読の新聞を読む。
時事問題も出るかもしれないもんね・・・総選挙一週間前だったので、選挙ネタの記事だった気がする。でもあまり記憶に残ってません。

スタッフが面接の部屋の説明をし始める。あと廊下に時間割が貼ってあるから、と。
面接は遠方の人からやります、すぐ帰れるようにね、と。
私は自分が遠い方だと思っていたのですが、どうやらヘルシンキやトゥースラ、ヒュヴィンカー在住の受験者もトゥルクまで来た模様。
みんなヘルシンキが埋まっちゃってここに来たのね・・・
全然知らない人たちばかりだけど頑張ろうね、と勝手にエールを送る。誰か私にも送ってくれるといいなと思いつつ。

待っている間にも続々と人が。
ムスリム系であろう女性たち、タイ人の女性たち、トルコ人、または中東出身らしき男性陣、様々な外国人の同朋がやってくる。(なんとなく一目で外国人と分かる人たちに親近感を抱く私。最近フィンランド人とばかりやりとりしてたからなぁ。すでに友達である移民仲間のことは改めて国籍はそう考えないし)

だんだん同じ部屋に行くらしき人たちで部屋の入り口をちらちら見ながら固まり始める。
ちなみにですね、時刻は8時20分ですよ。

なんだ~~ゆっくり来て大丈夫だったんじゃないかなぁ。
ホテル宿泊もしなくてよかったんじゃないの?(じわじわ腹が立つ)遠方組で泊まり荷物持ってる人なんていないし。

ロシア系数名、ギリシャ人、ドイツかオーストリアの女性(おされだった)、イタリア人ぽい男性、でぶいスウェーデン人男性、といった面々で入室。
ロシア人おばちゃんたちうるさい。14年前に職安の語学コース3か月受けた時もロシア語系の人たちすごかったもんなぁ。
テスト中にお互い回答を教えあう助け合い精神。
そして権力には徹底してこびへつらう。休み時間にどんなに先生や学校に文句を言っていても面と向かうとスマイル、あんたさっきすごいこと言ってたじゃん…という人がもうがらっと変わる。
弾圧を受けてきた人たちには骨の髄まで体制に逆らわないという事が染み付いているんだなぁとしみじみ感心したもんだった。

というわけで誰も監視していないと気、つまり休憩中の私語はすごくうるさいいや、かしましい。「ニェット、ニェット!」とかにゃにゅにょ系の語尾が飛び交う。ボリュームも大きい。
アジア人は大体大人しい。中華系の人たちはグループになるとにぎやか。そして日本人もそうだと思う。(フィンランドでそこまで人数集まることないかもしれないけど)

だんだんおしゃべりのボリュームが大きくなってきたところで男性のいかにも中高年フィンランド人といった中肉中背で眼鏡をかけた試験官が出てきて一名ずつ名前を読み上げると入室。
上の方でどこの国の人、と書いたのはこの名前と外見で判断してます。


まずはリスニング・スピーキングから開始でした。
一番難易度が高い部分とも言えます。

これは、カトさんのブログでも読んで知ったのだが、ヘッドフォンから聞こえる会話に対して選択式回答を選ぶパート1と、スピーキングで何がしかお題を与えられてそれについて話せというパート2に分かれている。
このリスニング&スピーキングで1時間。

まずは機器が正しく機能するかサウンド・チェック!?
聞こえました。

そして9時近くになって開始。(まだもっと遅く来ても良かったんじゃん、と悔しい)
まずは回答の選択肢にざっと目を通す。

いきなり母と娘の会話で就職難について語られる。
最近仕事が得られないとか、学位を得てもどうとか、、母親が住居補助の話を聞いたりする。それに対して娘がまた答える。
この短いスキットについて3-4問答えを覚えておいて正しいやつを選ぶ。
もう一回繰り返される。

次の問題はSAKの労働者の権利についての宣言を取り上げた学者の論説について。
SAKの主張としては労働者の勤務時間は年間ウン時間であるべきなのかどうか、そして非正規雇用者についての労働時間、そして契約内容の不利などガンガン喋る。

ここでたぶん1問は確実に間違えた気がする・・・ひょっとすると2問。これがリスニングで一番厳しかった。興味が持てない組合員のトピックというか、、、うんざりするというか、、いや大事なことですが。

三番目の問題、フィンランド人のサマーコテージについて。こう書くと簡単そうだけど一筋縄でいかなかった、、ここで1問落とした気がする。
日本と同じようなひっかけ問題多し。同じキーワードを入れておいて内容は逆とかね。

という風に4問ぐらいあって(最後もう一か月経ったんで忘れました)そのままスピーキングに移行。

ボタンも何も押さずに、問題のあとにひたすらヘッドフォンについたマイクにしゃべる。
試験を受けてる人たちが同時にうわ~っと喋るというのはカトさんのブログで教わったけど、本当にみんな唾を飛ばさん勢いで喋りまくる。
隣が中東系のどすの利いた声の男性で、まず一問目はジャブといったところか、「10年後の自分の夢について1分間語りなさい」というもの。
まずは覚えがきで何をしゃべるかさらっと書く、そしてスタート!
開始と同時に「Minun unelmani kymmenen vuoden päästä...」と同じような構造で皆さん話し始めて部屋のなかでわ~っと反響して面白かったけどそんなこと考えてる暇はない!
私もしゃべらなくては、と実につまらないけど思い描く憧れの10年後を話した。
子どもたちも元気で成人して願わくば好きな分野で勉強だか独立してて、私たちは夫婦で健康で旅行だとかやっと趣味に打ち込む時間ができているはずで今積ん読になっている本たちを片っ端から読んだりセントバーナードを飼ったり(かなり実現不可能だが言う分には自由なんだし)翻訳してみたい本のタイトルを羅列したり。
やめてください、と言われてもまだ隣の人余韻なのか喋って彼の最後の言葉がこだまする・・・


次のテーマ「職場で同僚があなたの悪口を言っていたとほかの人から聞きました。内容などは創作し、その同僚に対し言いたいことを話してください」 
たぶん大体の人が同じような話の作り方になるんじゃなかろうか。
私は
「ハンナから聞いたけど、私の仕事のやり方について気に入らないことがあるそうじゃない。もしそういう事があるなら、他の場所でコーヒーブレイクに私がいないのに話すんじゃなくて、私のブースに来て言ってくれた方がずっとよかった。私がこれを第三者から聞いてどういう気持ちになったか考えてみてよ(ちょっと押しつけがましいな、、、と思いつつ)。今後はできたらそういうやり方はしないでほしい」
といった調子で話しました。
後から芝居っ気を思い出してもっとドラマチックなケースを考えれば良かった!と地団太踏みましたが、後の祭りとはこのことですな。

例えばぶさいくな上司(妻プラス子3人)とシリアラインの社員旅行で一夜限りの不倫をしたという噂を立てられて彼氏にもその話が伝わって婚約もだめになったのですっごく恨んでるとか。いやダメか、こういうネタは。


三番目のテーマは「あなたは自分一人で移動していて、交通事故を目撃しました。どんな事故か、状況などは創作して112番に通報してください」というのを一分で話す、というものでした。
実際に聞いた話などをパズルみたいにつなげて知人の住んでいた近所の住所を使って救急車を呼ぶ手配と、どんな事故だったか(自転車の人が、駐車していた車のドアがあいてそこに直撃とか)を説明して息はあるが頭を打っているかもしれないこと、骨折があるかもしれないなど話してここで待っているので来てください、といって終わったらまだ10秒余ってしまった。この場合の沈黙が非常に気まずい。もう話は終わってしまったし・・・空白の10秒の録音が終わって、試験官がマークシート用紙を配る。(え?今から?)
そしてリスニング部分の20~30の番号が付いた選択問題の解答を書き写すように言われる。

ちなみに、筆記用具はシャープペンシルが置いてありました。
のでそれも使わせてもらったり。

もう一問あったような気がしますが、これはもう忘却の彼方です。
直後に記録を書いておけばよかった。

終わって、みなヨロヨロと退室。難しかった~とロシア人おばちゃん試験官へ感想を述べる。
皆も頷く。試験官の男性「リスニングはいつも難しい部分だよね~」と優しく受け答え。

ほかの人たちにとってもリスニング部分は簡単ではなかった様子がうかがえて図らずもホッとするところは昔から変わってないな・・・
10分休憩で別の教室で読解試験へ。

その2に続きます。

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by wa-connection | 2015-05-11 05:39 | finland in general
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昨日は仕事絡みで総選挙の様子を特番に張り付いて19:30-0:00の間結果をまとめ、その後も4:00近くまで確認などで起きていました。

写真は土曜日のポリ中心部の様子。
ソーセージや色々提供されてました。

選挙については別に記事を詳しく書くつもりです。

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特番での選挙結果が出た後の組閣の組み合わせの一例。いろんな可能性がありそう。

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今日は数ヶ月ぶりに髪のカットに。
そのあとささやかなご褒美に手作りアイス屋さんに行ってベルギーワッフルにミニアイス(パパイア味にした)とオーガニックコーヒーを楽しみつつ、忙しい時期が終わったら読もうと取っておいた翻訳ミステリーを解禁。ヘレンハルメ美穂さんの訳した「三秒間の死角」を読む。
フィンランド語版で昨年夏に半分読んでたので思い出しながら和訳をしばし楽しんだ。

今日はちょっとペースを落として過ごします。

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by wa-connection | 2015-04-20 20:02 | finland in general
※長文です。
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久しぶりに新聞記事で世相のご紹介です。
フィンランドは男女平等のイメージが定着しているのではないでしょうか。
この新聞記事は2月の古いものなのですが(“積ん読”が多くてすみません)、いわゆる「男の仕事」、「女の仕事」とみなされる業種がいまだに数多く存在するんですね。

ただしフィンランドはですね、職業における男女の就業比率のバランスがEUで下から4番目である、という結果が出ています。
フィンランドより順位が低いのはエストニア、ラトヴィア、スロヴァキアのみ。
つまり男ばかり、女ばかりの偏りがある職種が多いと。
フィンランドの就業人口で男女バランスが取れた(両方の割合が40%を占める)職場で働いているとされる人たちはたった13%。
また、この調査では女性が外で働きやすい国ほど、男女比率の偏りが大きくなると書かれています。
つまり文化的に女性が家に残る国だと、カウントされませんからね。

またこの偏りには、歴史的背景も関わってきます。
農業を主産業としてきた国では、すべての作業が男がやるもの、女がやるものと長い間自然に定まった分担があります。
フィンランドもそうなのですが、その後、福祉国家を形成する上で、大規模な公的セクターでの雇用が生み出されました。そして同時に、多くの女性が家の外に働きに出始めました。

そこでまず女性が多い職種の基礎が形作られたと言えるでしょう。
後に女性の学歴が上がるにつれ、1970、80年代に男女比率の偏りは減少しましたが、女性が男性の多い職種に進出することはあっても逆はまだ少ないままです。
ただ、この区別(segregation)は社会的にも影響力を持ってしまいステレオタイプが定着し、組織内の勢力にも少なからず性別による分業が人々のマインドにも刷り込まれてしまい、この区別を覆すのはなかなか困難だと記事には書かれています。

根っこに沁みついた感覚というのはなかなか振り落せないものです。生物学的な性別がそれぞれの個性にも影響を及ぼします。保育所や幼稚園の時点ですでに大人が与えるおもちゃにも性差がはっきり表れます。
(つい男の子に車を手渡す、逆で女の子に人形を、となりませんか?)

学校でも間違いに対して教師が女子には「もっとできたのにどうしたの?」と、厳しく、男子には「しょうがないね」、と比較的緩く接することが多く、女子は自己批判が強まり、特に自然科学分野の科目で実際の成績、素質にはまったく差がないにもかかわらず、中高の時点でだめだ、苦手だと思うと成績にまで影響が出てきてしまうようです。そして結果的にそちらの分野を選ぶ女子が少なくなるという負のスパイラルが生まれます。

女性が多いことでは、分かりやすいのは看護・介護職や美容師といった職業でしょうか。
幼稚園教諭に薬剤師も女性ばかりです。
なんと記事にもある薬剤師の男性比率はたった7.2%ですよ。
そんな職場、私だったら絶対嫌だ、発狂する!

・・・はぁはぁ、失礼しました。
(↑女子高に行った後遺症ですかね)
就職の時も、合わないと思ってまず制服を課される職場は応募しませんでした。
いや先方にもこんな異分子要らんと蹴られたと思いますけどね。優等生でもなかったし。

趣味もあえて女性が少ないタイプが多いです。ズンバやヨーガやダンスや、どうも足が向きません。行けば楽しいんでしょうけど。
いや、女性のお友達はちゃんといますよ!?(友人の皆さん、見捨てないで居てくれて有難う)

記事で例として取り上げられた職種は以下の通り:
写真中央の女性の画像横の記事部分。
クレーン運転士パウラ・ヴァイサネン
女性の比率13.4%
女性だからって差別されたと感じたことはないですね、それに手助けが必要な時は頼みさえすれば仲間たちがすぐ手を差し伸べてくれます。
偏見が最初はあったとしても、私が仕事をきっちりこなすとわかればそんなものはすぐ消えます。

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幼稚園教諭 ターヴィ・ケルヴィネン
男性比率2.9%
うちの一族には教師がたくさんいたので、絶対に自分は教師にはならないと思っていましたが、軍隊で伍長をやった時、人に何かを教えるのが好きだと分かったんですよ。それに、女性に囲まれて働くということが他の職種とそれほど違うとは思いません。僕の場合は性別のお陰で、たとえば幼児教育職に応募するとき紅一点の逆で目立つという利点はあるかもしれませんね。あと、もっと多くの男性に子供と関わる仕事がどれほど素晴らしいか、少なくとも試してもらいたいと思います。この分野にもっと男性がいてもいいはずです。すべての子どもに、男性のロールモデルが身近にいるわけじゃないですから。

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薬剤師ヨウニ・ニスカネン
男性比率2.7%
性別で得をしたり損をしたことはこの仕事ではないですね。
薬剤師になる前は少しテクノロジーを勉強して、産業分野で働いてたんですよ。女性が多い職場の方がやりやすい気がしますね。薬局の仕事ではすべてがシステマチックできっちりこなされていますし、適当に済まされるようなことは皆無です。
以前の男性が多い職場では適当な部分も結構あったんですけどね。でも、なぜこれほど女性が多いかは不明です。少なくともベテラン勢の女性に聞くと、確実で安定した職だからという理由をあげますね。
女性の方が安定性を求める傾向はあるのかもしれません。

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自動車学校教員 タンヤ・ブロフェルト
女性比率19.3%
10年ほど幼稚園教諭をやってから自動車学校で教えられるよう勉強し直しました。私が女だということは特に最初の頃はよく言われましたね。特に男子が免許を取りに来る時、その父親たちが「女性講師だって?大丈夫か?」という風に言われたものです。私の職場は例外的で、ほかにも複数の女性講師がいます。生徒たちからは肯定的なフィードバックを貰えますし、男性が教えるよりも、バカな質問だと笑われるんじゃないかと臆せずに聞くことができるようです。
私の場合は、女性ばかりの職場よりこっちの方が働きやすいですね。実際もめ事も少ないですよ。


さて、日本からやってきた私にとっては実際、余計な社会的制約がまったくと言っていいほど感じられず非常に風通しがよくやりたいことを実現する土壌があると思っています。従ってもっとこの恵まれた環境を活かさないといけないのですが。外国人というハンディはまぁあるような無いような。
言葉さえ使えれば外国人としても日本より住みやすいと思います。

差別も日本の方が外国人にまだ慣れていないように最近感じます。(こういう感覚は波があるので自分が嫌な目にあったりすると変化しますけどね)
アパートを借りたいといっても収入さえ確保されていれば私がシングルマザーでもここに両親がいなくても賃貸契約も普通にできます。勿論家主はお金持ちに貸したいですから競争率が高いアパートなどはその辺やはり左右されますが。

もう一つ、エコノミスト誌が先だって発表した2015年版「ガラスの天井インデックス」でフィンランドは今回
一位を獲得しました。
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原文はこちらからどうぞ。

Sources: OECD; Catalyst:Egon Zehnder; European Commision; GMAC; ILO; Inter-Parliamentary Union; World Economic Forum; The Economist

この指標には女性の高学歴率、GMAT(ビジネス学位)取得率、企業役員に占める女性割合、女性就業人口、有給育児手当の、女性の管理職割合、国会議員の割合(北欧は殆ど女性の比率人数これだけいないといかん、と決まってます)などが考慮されています。
どれを見ても日本まだまだじゃないでしょうか(高学歴と、GMATはどうかなぁ、、)。

職場などで、「出産はいいんだけど育児休暇取られたら皆が困る」とか育休中の人がいない時に、若い女の子達がそばで聞いているのに「ああいうことされると困るんだよね~しょっちゅう子供の病気とかで早退とかさ~」と何気無く吐いて「ああ、いけないことなんだ、私も干されるんだ」という考えをじんわり植え付ける訳ですよ。私もあったなー何度もそういうことを耳にして。

大学の先輩で小さな広告会社やってる人が「うちみたいな中小で、社員に育休なんか取らせる余裕あるか!」と豪語して、男女平等に頑張ってもらうとか言ってたくせに、とがっかりした事もありました。

話戻ります。そして日本は前回と同じくブービー。韓国はまた最下位。

いやはや恐るべし儒教の教え、ですよ。
長い時間かかるといっても、もっとなんとかならないもんですかね?
フィンランドで、あえてネガティブな点を探すとすれば、「もっと女性を雇いたい」と男性が多い業種の企業が発言しても問題にはなりませんが、逆のケースで「もっと男性を雇いたい」とちゃんとした理由があって誰かが発言したとしたら差別発言ととられかねないということでしょうか。
夫に言わせると男の権利がないんだといいますが。

また仕事には関係ありませんが、離婚で親権を争う場合、ソーシャルワーカーも女性ばっかりのため、母親が同情点を稼ぎやすく、父親は子どもに二週間に一度の面会しか機会を貰えず、裁判でも勝ちにくく、精神的に叩きのめされる→酒におぼれるとか・・・というケースが数多くあることでしょうか。

これはあまりに気の毒です。
どっちも親ですし、母親の方が優れてるなんてことはありませんから。

単に慣れだけの話ではないかと思います。女でもお料理や子育てが下手くそな人(子育てがダメ母なのは私か…)いくらでもいますよ。逆に料理上手、子育て上手な男性だって多いわけです。

もっともこの数年は、「週末だけのお父さん」という状況よりも、一週間交代で子どもが父と母の家に滞在する、「二つの家がある」モデルが定着してきているようです。
こんなのも夜中まで仕事してたら無理ですよ。16時退社、子どもが小さければ保育や学童にぎりぎりセーフで迎えに行って何か食べさせて習い事にGo!という毎日を1週間ごと分担するわけですね。
毎日の子育てに加え、間にお誕生会呼ばれたり呼んだり、でプレゼントちゃんと用意したり、学校行事のイレギュラーなあれこれ(遠足だの長靴だのおやつだの換えの服だの!)、習い事の合宿に試合に家での練習に、それで最近の低学年でもスマホ持ってますから落として壊しただの、テストがあるから復習しなきゃだの、もうぎゃーと叫んで遠くに走り去りたいぐらいなのに、別れた相手ともちゃんと話し合いが出来る関係でないとスムーズにはいきません。

ただ、どちらかの親が再婚や転職でその地を離れると多少ややこしくなるそうです。
ああ、皆苦労してるんだなぁ、偉いなぁ。頑張れ~。

うちなんて一緒に住んでいて共働きではあっても息子二人だけで、それでも上のように毎日がジグソーパズルのように感じる綱渡りですもん。

皆さん、元気で毎日の小さな幸せを積み重ねていきましょう。



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by wa-connection | 2015-04-07 00:18 | finland in general

アングル Kulma

追記:写真追加しました。
d0093885_18275571.jpg

おふざけで撮ってます。

ヘルシンキど真ん中のあの場所から。
このアングルで撮る人はなかなかいないんじゃないかなーなんて思ったり。(笑)

d0093885_5384263.jpg

ココです。中央駅のロン毛のボール持ってる人の真下。

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遠目から。個人的にはこっちが好きです。彼ら、結構腕が筋肉質なんですね。。。


来週はまたヘルシンキに行きます。
さぁ頑張るぞと。

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by wa-connection | 2015-03-20 18:23 | finland in general
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毎年非常に多くの家庭で見られていると思われる番組がこれ。
Joulurauhan Julistus(クリスマス平和宣言)

平和と言っても、これは皆で普段の忙しさから一歩離れて、クリスマスの意味を考え(キリスト教国だなぁ)、静かに大切な人たちと過ごそう、ということですね。

もともとは本当に平和宣言だったんですよ。北欧で一般的だったようですが、どこもお休みで普段のような仕事がないとなるとお酒やらなんやらでろくなことを考えない人が増えるのはいっしょなんですかねぇ。ということで、クリスマスイブからクリスマスが正式に終わるLoppiainen公現祭を一週間ほど過ぎた約20日間は戦争をやっていても休戦しよう、とかまた上に書いたような付近の治安が荒れそうであれば「この平和を破るものに対しては罰をもっと厳しくするので行いを正しくするように」といったようなことを王または権力者が宣言していたものが始まりです。

d0093885_15513877.jpg

現在は写真のように主にスウェーデンの影響が強かった西海岸の歴史ある街で開催されています。
もともとTurkuだけだったようですが。

いやぁ、まじめに訳しつつ聞いたことがなかったけれどキビいことを言っているなぁと前から思っていたのですが、改めて文言を読んで驚きました。中世そのものではないですか。

多くのフィンランドの人が古都トゥルクのものを生放送でテレビまたはラジオ(テレビがない時代はラジオで聞くのが一般的だったので)で聞きますが、自分の町の市長、町長が宣言するのを聞きに行く人ももちろんいます。私はちなみに、ポリで聞いたことはまだないです。


さて一年で一番注目を集めるこの人、トゥルク市の儀典長とでも訳せばいいでしょうか、Protokolla Päällikköが毎年クリスマスの宣言時に羊皮紙を手に持ち、高らかにまずはフィンランド語で、"Huomenna, jos Jumala suo, on meidän Herramme ja Vapahtajamme armorikas syntymäjuhla;... "と続きます。

これは毎年新聞でも担当者のインタビューやスウェーデン語のレッスンをこのために受けるだとか(古いスウェーデン語なので)いうエピソードが取材されたりしています。私がフィンランドに来た頃は前任者でしたが、数年前今の担当者に代替わり。
ご興味がおありの方にはこのリンクからYLE国営放送のアーカイブに飛び、原文を読むことができます。
d0093885_4343480.jpg


テレビ画像を撮ったもので画質が荒いですが、フィンランド語はこんな感じ。

d0093885_434375.jpg


こちらが”I morgon, vill Gud,
infaller vår Herres och Frälsares nåderika födelsefest...”で始まるスウェーデン語版。

そのあと海軍船団吹奏楽団がお決まりの曲を演奏。
d0093885_437142.jpg


国歌”Maamme”「我が国」斉唱、
そして"PorilaistenMarssi"「ポリの人々の行進」が演奏され終了。

30分程度なのですが、見ないと落ち着かない。
おととし日本に行った時もネット中継で妹宅で見せてもらいました。


このあと家族でサウナに入り、乾燥した白樺の枝を水につけて戻し(夏は青々とした枝がありますが、冬はないですから、作って乾燥させておいたものを売ってるわけです)サウナの中でビシバシ叩き合ってすっきりきれいになったなと上がった後に、クリスマスの食卓の準備が始まります。

また無事に気温も下がり雪もどっさり(20cmぐらいで嬉しい)降ってホワイトクリスマスと相成りました。家族で夕食後お散歩に行った時の風景です。
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by wa-connection | 2014-12-26 04:31 | finland in general