フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


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フィンランド語検定(YKI)上級の結果が到着しました。
※下にある結果は分かりにくいとのことで加筆しました。(5/25)

受験時は2カ月ぐらいで結果を送りますといわれたのですが、ブログで受検の記憶を綴って間も無い一カ月半で郵送されてきました。

昨日のことで、母の日にやっちゃった捻挫がようやくましになって腹筋やら開始し、自転車に2日ほど乗って図書館に行った帰り今度は腰痛に。。。
何ですかわたしゃ本当にもう体ボロボロのおばあちゃんですかいな、、、もうがっくりですよ。
木曜は通訳で半日留守にするのに水曜にこの体たらく。

鎮痛剤を飲んでタブレットでメールなど返事をして提出物を納品。夫の予定はここ2週間私のために延期中。。。そろそろと直立不動で移動しつつ車で
駆け込み寺のように信頼してるマッサージをしてくれる人に朝一で運良く三十分取れたので処置してもらうも、マッサージ台から起き上がって体が固まって痛くて動けなくなりました。
非常に不安ながら客先へ。

往復2時間運転して現地では社員用の内部駐車場にギックリであることを話し駐車させてもらえました。
ラッキー・・・
もう捻挫やら腰痛やらでエレベーター、手すりの存在がほんとにありがたいものであることをひしひし実感しますよ。

打ち合わせ1時間+2時間の通訳を終えて、車で太陽にじりじり1時間焼かれつつ帰宅。

話を引っ張りますが、忙しく子等の宿題、明日の用意、習い事送迎する夫が、テーブルの上をアゴで指し示す。

?大判の封筒が。
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ロウソク、じゃない松明?のロゴ。
どっかで見たな、、、ああ、春にユバスキュラの人たちとお会いした際、数名が大学スタッフだったので名刺にもこの図案が。・・・これって検定の結果じゃない?
応用言語学センターって書いてあるし。

仕事とは違うドキドキを胸に(←幾つやねん)開封。
ちなみにペーパーナイフなんて使わず指でびりびり破りました。

証書が一枚だけ。
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これが本物である証明シールというか特殊印刷というか。

幾つか単語と数字が並んでます。おおー、、、
はいすみません、いい加減引っ張り過ぎですよね?

上級は段階でいうと5と6の数字で合格ということになります。
中級は3,4で合格です。

証書の裏に各レベル説明があります。
上級の5,6はこんな感じ。
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6 困難なく様々な分野の会話、文章を理解できる。微妙なニュアンスの違いもほとんど問題とはならない。非常に流暢に、その場の状況に合わせて書き、話すことができる。自ら微妙な表現を用いることができる。文法、語彙をほぼすべての状況でうまく操ることができる。また小さなミスなどもほぼないと言っていい。(C2レベル)

5 普通のスピードで話される会話をほぼ理解できる。時にその分野またはその事象が新しい(知らない)ものであれば理解に努力が必要なことがある。構造的、言語的に複雑な文章、現代の文学も理解する。明確にそして流暢に様々なテーマについて会話し、書くことができる。しかし珍しい語彙、複雑な文章構造を使いこなすにはまだ至っていない。(C1レベル)

ブリティッシュ・カウンシルの比較表があったので掲載します。
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というわけで、上から

リスニング(聴く) 6
スピーキング(話す) 6
リーディング(読む) 6
ライティング(書く) 5

晴れて合格です!

が、しかし、、、ががーん、ライターもやってるのに書く力が5って・・とショーック!でしたが、
そういえばフィンランド語での書く力であって、私はフィンランド語では公には文章は発表していないのでご容赦頂ければ。
ええ、言い訳ですとも!


ラジオやテレビでは数回喋っているところを取り上げていただきましたが。そして仕事でも大量の文章には毎日触れていて和訳・邦訳はしていますが、フィンランド語に訳すのは弊社でも夫のキンモの役割なので私がタッチしていないわけです。英語ではロンドン大学の時に何度もエッセイ(短い論文)や修士論文は書いたけど、でもまだ分かりやすい論文形式の構造はマスターしているとは言い難いですし。
弱点として今後補強していきたいと思います。

夫のコメント:大して準備してなかったのに(2回ほど文法問題添削してもらった)それにしちゃいい点で合格したし良かったんじゃないの?

私もそう思います。
ほっとしました。・・・でもやっぱり悔しい。

次のステップは書く力も身に付ける。都会にはYKIのコースがあるらしいですね、エッセイコースとか通ってみたいなぁ。とつぶやいたら夫にすごい顔をされたので当分こういう願望はしまっておきます。
我が家では妻が思い付きでこういう行動するので、ますます夫の自由時間が減るんです。

「俺の人生は子守りにおさんどんかぁ!」と時々雄叫び上げてるんで・・・日本の専業主婦のご苦労をよく分かるフィンランド人です。兼業主夫ですけどね。
来週以降夫にはたまった色々な出張や用事を済ませてもらわなくては。

読んで下さってありがとうございました。

なんだよ、こいつ落ちて一から謙虚になってやり直せばよかったのに、と思われた方も多いことでしょう!

私も自分でまだ全然、なっちゃいないことは自覚しています。これはただ一度の検定ですし、実地でどれだけ使いこなせるかが大切ですから。
どれぐらいの位置にいるのかの実験でしたが、時間を見てもっと多様な文章を読みこんで表現力もつけていきたいと思います。

追記:フィンランド人に、あれ大まかに6段階しかレベル分けが無いし、そんなに難しい訳じゃないんじゃ?と言われました。そうかもしれませんね。
もっと厳密な分け方も出来ると思いますし、その方が合格したけど下の方とか、はっきりするでしょうね。
もし次受けたら優秀賞取るくらい頑張ってやる!!

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by wa-connection | 2015-05-23 16:03 | work
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すっかり忘れていましたが、4月はお寿司体験コースもポリでとある企業に開催しました。
一年前にもそこから問い合わせがあったんですが、その時はスケジュールが合わず、見送ったんでしたっけ。

今回はちゃんと開催できてほっとしましたよ。
場所はポリの一族経営で4代目のファッション・デパート。ここはフランス名誉領事もやっています。
やはりファッションだからですかね~、オーナーの娘さんたちもサークル・デ・フランセーズで役員やってます。
(フランス好きが集まるクラブ。私たちは食べ物目当てだけで参加してますが、フランス語はできましぇん)


参加者は16名ほど。

とうことで前日から材料を色々買い出し。
トップ画像のサーモンは市場に行ったらたまたま入った天然ものが!これは買うしかない!2kg購入。
天然はEUの定めた漁獲量が決まってしまい、夏の初めに少しだけ出回るので、そこを逃すとフィンランドでは残念ながらなかなかお目にかかれなくなってしまいました。普通サーモンといえばノルウェーの養殖サーモンです。沿岸部の町なので魚買うのにスーパーなんかには行きませんよ。
手前の鮮やかな朱色の魚は養殖ニジマスのフィレです。

握りと巻きを両方やりたいとのことで。両方のために材料を。
あとベジタリアンがいるかもしれないから、ということでズッキーニとナスを予備に買う。

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当日デパートに到着し、駐車場から荷物運び入れて会議室と厨房を見せてもらう。
(ここはカフェ併設なので、そこの業務用キッチンを使わせてもらうことに)

参加者、元オーナーの78歳だけが男性であとは妙齢の女性でございました。
服屋さんだけあって皆さんそれなりにおしゃれ。フィンランド人もおしゃれになったなぁと(職場がこれだから単純比較しちゃいけないけど)感じ入りました。

まずは日本酒で乾杯した後、これまでも何回か使った日本の食文化のスライドを見せて、コメがいかに大切かを力説。
一粒に7人の神様が~!もしっかり覚えていただく。

そして厨房へ移って分担を分け、米とぎと卵焼きは皆に体験してもらいます。
しかし魚のフィレを切れない人が多い。
だまってやらせるとがしがしのこぎりみたいな切り方して身がつぶれてしまうので思わず(汗)私も上手じゃありませんが手を出してさくに切り分け。

きゅうりを巻き寿司用に切り、ナスとズッキーニを炒め、卵焼きをまん丸いロールにならないように指導し(なぜか小判型でなく円形に作るフィンランド人多し)、サーモンを切り、イクラも出し、海苔を軍艦用と巻き用、握りの卵用に太さを切り分け、酢飯の作り方は皆に見てもらって、仕込み完了。
ここからは時間はそんなにかからないんですよね。

長いカフェのテーブルに全部材料を並べて、巻きチームと握りチームに分かれる。
つたない見本をお見せし、あとは自分で食べるものをやってもらう。
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わぁわぁキャアキャアそれは楽しかったですよ。
職場でも普段息の合う集団なんだろうなぁということがよく分かりました。

中腰の人も多くてかなり真剣です。

皆ソーシャル時代らしく、携帯やタブレットで自作の盛り合わせを激写。
インスタグラムやフェイスブックなどで公開されたことでしょう。

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私も許可を貰って撮りました。
そして会議室へ戻って試食。というかお腹いっぱい食べました。
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とても楽しかったです、行く前はちゃんとできるかなぁと毎回緊張する料理教室、食べることはやはり心の緊張を解いて、胃が喜び、自然と笑顔になるものです。

普段はコーディネート、通訳、翻訳がメインですがお料理教室も年に2、3回やってます。
依頼があればまたぜひやりたいです。

でも食べるなら、当然ですが自分で握るんじゃなく里帰りするか、ヘルシンキの和心さんに行きたいものです(涙)。

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by wa-connection | 2015-05-19 21:57 | work
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今日はレストランディです!
ポリにもなんと10軒近くポップアップのお店が(嬉しい!)。
上は市場でカップケーキを売っていた姉妹。

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女子らしい可愛いCupcakeを家で焼いてカラフルデコレーションした模様。
いや我が家では見られないキラキラした風景です。

次に行ったのは移住して5ー6年お世話になった多文化センターMonikulttuuri yhdistys.
ここで補欠役員も何年も務めさせて貰ったり人に紹介して貰ったり色々しましたっけ。
場所が変わってから一度も行ってなかったんですよ。中心地にあるのにいつも忙しくてばたばたしてるのを言い訳に。

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こんな感じです。カナダ人やアメリカ人のアップルパイ、チーズケーキなど。
ホッケーのユニフォーム着ていったらコーヒータダだったとか。
忘れた・・・次男はバニラシェイクを。
ケーキも結構大きかった、お腹いっぱい。
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各チームのユニフォームがずらり。

そして一番気になっていた市の反対側マレーインド料理に。

大当たりでした!
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このオーナーとは初めて会ったけどまた会おうねと約束。
彼女はマレーシアの人で在住9年だそう。コックの勉強中でもうすぐ卒業と。
道理で美しい!ナシゴレンから色々買って帰りました。幸せ〜。
ビーフンもニンニクきいてて「ん〜うま!」でした。

すっかり忘れてて自分でやろうとは今回思わなかったです、はい。

また今度・・・


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by wa-connection | 2015-05-16 21:13 | life in Pori
YKI(Yleisen kielitutkinto)一般語学検定の体験記その2です。

「その1」の記事リンクはこちらです。

※今回も長文ですが画像はほとんどありません。
試験中は撮れませんしね(笑)。

※※ちなみに今日請求書が届きました、正確には受験料は145ユーロでした。

さて、よろよろとリスニング&スピーキングの視聴覚室から出た我々、次の教室へといざなわれます。
「みんな早く終わった方がいいよね?じゃ5分休憩」と試験官、廊下に張り出されていたスケジュールなんかもうそっちのけ。
こっそり、自分たちが早く帰りたいって事じゃないの?と勘繰ってしまいますが、まぁこの期に及んで練習問題なんて見るって段階でもないし異存もありません。
トイレ休憩などして次の筆記へ心の準備。

ここでおさらいですが、
このテストでは分野が次のように分かれています。

1 リスニング
2 スピーキング
3 読解
4 筆記
5 面接(個別)

この順序は教室の空き具合(つまりは視聴覚室)を順番に各グループで使うため、どれが最初かは予測不能。
私たちは1,2が終わって次は読解テスト。
私たちのあとに、中級グループの人たちが視聴覚室へ入った模様まだ来て数年弱の初々しい雰囲気を漂わせていらっしゃる。

対して上級グループみな面構えもふてぶてしいというか動じない印象を受けるのは私だけか・・・。
(私は面の皮は多少厚いかもしれませんが)

さて、気を取り直して60分読解力試験。
ちなみにカトさんのところでいたような隣の人が回答を見せてと迫ってくることとか、説明全く聞いてないとかいうワイルドな受験者はこの日はいませんでした。
トイレ休憩とかも要求なく。
携帯電話も「電源切っておいてね!」と念を押されただけで試験中に一括預かりなども一切なく。
リスニングの時には、「電源切らないと、電波が録音に邪魔するから切ってね!」と理由を言った後に数人が電源切ったという。
その数人、切ったふりしてサイレントにしてただけだったな・・・

中級を受けたことがある人が8割ぐらいいたので、試験中のルールなどについて経験値があったのかもしれません。
読解については、問題集でも一番ページを割いてある文法問題とかあったけどどこかなぁと思って開始の合図とともに問題の冊子を開く。

ん?

短い文法選択問題無いよ?


5問ぐらい見開きの文章読解問題。それぞれに4問ほど設問が。
つまり、5X4問程度を文章を読んで内容について答える様式でした。

がーんと頭を原始人の棍棒で殴られたようなショック。
しかしすでに試合、じゃなくて試験のゴングは鳴った後!

気を取り直して大昔の受験テクニックを思い出し、時間配分を考える。
60分で5つのテキストがあるという事は10分未満でそれぞれの見開きを終えなくては。
最後の5分でできたら、全体の見直し時間とか書き間違いを直して。

ページをめくるのももどかしくテキストを読む。
もうそろそろ内容の記憶も薄れてきましたが、どれも叫び出したいくらいつまらんテーマばかりでした。

一つは:
Vantaan kaupungin sosiaalilautakunnan jaoston kokouksen pöytäkirja: päihde-ongelmapotilaiden jatkohoitoon liittyen naapurustokuntien välisen yhteistyön selvittelystä.

ヴァンター市の社会福祉部会議の議事録:薬物・アルコール中毒患者の退院後ケアについて周辺自治体との協力体制の可能性検討
訳してるだけで気が滅入る・・・
内容も書き方もいかにもお役所の味気ない、しかも修飾にさらに修飾がかかって「○○の△△の□□について、次回の会議開催までの間にと述べた市議XX氏の発言は何をすると言ったのか同意義のものを下記から選べとか。

もう一つのテキストは、

誰かフィンランド人の哲学者が自叙伝的に書いた本の抜粋。
母親に勧められて戦後に読んだショーペンハウエルに傾倒して、幸福論とか人生論とか賛成、反対派の現代の学者の意見、例えば今生きてる専門家たちの言葉を引用して自分はどっちなのかとか、、むにゃむにゃ。

結局どういうこと言ってるのか同義のものを下記から選べとか。
それぞれA4一枚弱を読んで質問4ー5問に10分で答えるということは本文自体は5分以内で一回で頭に入れる必要が。読み返す時間は問題を読む時だけしかないですね、、

あと、多くは記述式問題で、問題の冊子に回答を書き込んで、選択問題のみマークシートの解答用紙に後から書き写すという方式でした。(これもカトさんの記事に書いてあったなぁ。そのお陰と問題の初めに回答はここに書けと親切に書かれていて試験官もその点言っていたので私は間違えずに済みました、感謝)

もう時間ぎりぎり。
最後にマークシート用紙に書き写す時間を使って見直しと迷った回答をもう一回考えてみたりしてあっという間に60分が終了。

冷や汗かきました。
私ってこんなにできなかったんだ!こんだけ“何とな~く”しかも”分かったつもり”で文章を読んでたんだ、という事実に打ちのめされた1時間でございました。悔しかったのは、やはりできるだけ満点というか完璧に答えたかったわけですよ、でもそれができなかったというのはまだまだなんだなぁ、と改めて分かったといいますか。
ならもっと時間を取って準備するべきなんですけどね・・・そこは言い訳です。

そして5分休憩。
他の皆さんも決して楽にできたわけではなさそう。
そこでまた少しほっとする日本出身の小市民。

さて、ペーパーテストの最後にあたる、筆記試験がまた60分始まります。
今度は中年男性試験官(なんかね、この人のイメージとしてはカーディガンきてスラックス履いて銀縁眼鏡かけて二日後には顔が思い出せないタイプというか←失礼ですみません)が「これは早く終わる人がいつもいるし、終わったら私に紙を渡して退席していいからね」とのこと。
皆のまなざしに期待感が。え?簡単なの?

さて始まってみると、これも4つほどお題を与えられて1~2ページほど文章を書くもの。
ここで初めて実戦的な内容が出てきました。

最初にあったのが”Olet menossa työhaastatteluun, mutta samaan päivään tuli este. Keksi tilannetta itse ja selitä asiasta sähköpostin muodossa.(あなたは面接に行く予定でしたが、別の用事ができてしまい行くことができません。状況を自分で創作し、E-mailの形式で相手に説明しなさい)”というもの。
これは普段みんなやっていることだから問題なくできると思います。逆にいうと皆ができるから差がつかないものになるのかな?

ただ形式をきちんと書けるかということを見られると思われたので、相手の名前、挨拶、来るつもりだったが学校の試験がその日に入ってしまったのでいけない、できれば別の日時を指定してくれれば今度はちゃんと行きます、といった内容で最後に日本人らしくもう一度(フィンランドなので軽く)お詫び。
名前、住所、電話、など架空のものを書く。

2,3番目はもう忘れました・・・思い出したら追記します。

そうそう、最後の問題は覚えてます。
新聞の意見投書欄に投稿しなさいという問題で、
「狩猟は環境破壊なのか管理なのか」かもう一つのテーマどちらかを選択。
もう一つはもう忘却の彼方、覚えてないです、すみません。
これで2ページ一杯書いて終わり。

私は50分ぐらいかけましたが、一応最後まで見直してみて自分が見て分かる範囲でおかしい言い回しなど修正してみる。
余裕な人たちは5人ぐらいだったか、早い人は40分ぐらいたったところから颯爽と出ていきました。
は~疲れた。

そして最後は面接。

これが20分ずつ、二室使ってやるようで、住所を見て遠方の人から開始。
でも呼ばれたときに席をはずしていたらその場にいる人を繰り上げて呼んで始めていました。
私は4番目ぐらいだったので、1時間強待つことに。
バナナ二本たべたりジュース飲んだり残りのサンドイッチ食べたり新聞の字面を眺めたり。・・・食べてばっかりじゃないかって?
(新聞もねぇ、読もうとしたけど同じページの2,3行を何度も行き来したり集中できなかったので読んだといえない。でも意地張って読んでるふり←見栄っ張りなとこ丸出し)

こういう時に限って日本語の本は持ってきてないんですよね。
で、サリンジャーの薄い『ライ麦畑でつかまえて』のフィンランド語版(物議をかもした訳)を図書館で借りてきてたのでそっちを読み始めたら、次に気が付いたら10ページ進んでました。高速バスの帰りにも続き読んだんですけど。でも言葉遣いが10代の高校ドロップアウトしそうな男児のボキャブラリーで逆にまずかったかもしれない。
というわけで徐々に順番が進んでいき、ロシア語系のおばさま二人組、一人がおわって、小声でもう一人にごにょごにょロシア語でどんなこと聞かれたかとかアドバイスしてる。

いいなぁ!
ちょっと羨ましかったりして。

落ち着かない中、自分の番を待ちまして。
南米の人のあとにやってきました。“Servo”と名前を呼ばれ、女性の面接官がいる入り口にいき、フィンランドなのでもちろん握手をして名乗り、入室。
そこにはビデオカメラが設置され、ボイスレコーダーもテーブルに置かれています。

「カメラにちゃんと収まるようにここに座ってね」と場所を指定され、試験官がファインダーをのぞきちゃんと私の上半身がおさまっているか確認。
その後カメラとレコーダーをスタートし、
「まずは名前、自己紹介と受験の理由を2分以内(だったかな?もう、うろ覚えですみません)でしてください」

とのことで軽い生い立ち(大げさ!)を話す。
そのあと試験官がいくつか分かりやすい質問をし、私はそれにこたえる。
身辺のことが多かったかと思います。
そして紙を渡されて
「この中から問題を選んで、簡単なメモをする時間をあげるので何を話すか決めてください」
と。
選択肢は
・肥満やアル中の人は、国の財政負担を増やすので治療費を自己負担するべき。
・地球温暖化について
・犯罪被害者の保護

の中から好きなものを選べと。
つまんない~~~!
もう心底つまらないですよ!
問題作ってるユバスキュラ大学の担当者チームに言いたい。
もっと頭柔らかくしてください!
あなたの人生楽しいですか~?

ネット上にある練習問題はもっと面白いんですよ、読解や文法でも料理のレシピが出たり、インターネットのデートサイトで相手募集するプロフィールを書いたりとかあった気がする。
その方がこっちもやる気が出るってもんですよ。
固い内容出せばいいってもんじゃないでしょうよ~。

で、結果からいいますと、私は「犯罪の被害者の保護」についてだらだら喋りました。
加害者についてはフィンランドは性別、年齢、居住地域ぐらいで細かいことはまともなジャーナリズムでは触れませんが(よほど社会的に大きな犯罪は別)タブロイドではやはり過激な報道があること、でも日本よりまだブレーキが効いているのではないかと思うこと、加害者の家族への保護を気づく人は多いのに、被害者および家族への保護・ケアが意外と行き届いていないケースもあるらしいことを以前のメディアで取り上げられたケースを例に出してつらつらと・・・
間に何をしゃべってたんだか論旨を忘れそうになる。
(頭が悪いな、私)でも何とか立て直そうと努力して、試験官にも誘導質問されて終える。
その後彼女からもテーマに関連した質問がいくつか。
ジャーナリズムについてとか、どういう問題がありえるかとか、以前の銃乱射事件の話とか、その時のHelsinginSanomat紙の毎月初めに出るKuukausiliiteという月刊別冊記事の話も(すごく印象に残ったテーマ記事だった)。

であっという間に20分終了。
ビデオを止めて、「実はね、あなただけじゃなくて、私たちも審査されるのよ。だから運命共同体のようなものよ」と教えてくれた。
面接官の能力を同時に審査するなんて、知らなかったなぁ。
「それにしてもあなたの情報量すごいわね!」
と言ってもらったが、これは単純にほめてもらえたのか、でも量はあっても知識になっていないと暗に言われたのかな、と帰り道で勘繰ってしまった・・・

いまは情報はインターネットでクリックすればかなりの量は得られるけれど、学校でも教えようとしているのは正しい情報を選び、自分の必要な形に加工する、ということで情報の記憶にはそれほど重きが置かれなくなってきているように感じます。それと関連してるのかなぁ・・・
ううむ、反省。

最後のあいさつの前に、「今日は自分が教えている生徒たちは本当に少なくて外部の受験者ばかりだったな~。これからトゥルクで観光でもするの?」と聞かれて「はい、知人とカフェArtで会う約束をしています」、というと「楽しんでね!」といって握手して退室。

結構消耗しました。
大学入学資格試験をうける高校生たちは4-5時間何科目もこういうの軽食持参でやってるんですねぇ。

そのあとバスで中心地に戻り、Twitter上でお知り合いのTurku在住の方にカフェでお会いし、おいしいオープンサンドとケーキを食べて町中を中心部に向かって散策し、店を冷やかして午後遅くのバスに乗ったのでした。もう身も心もかさかさに乾いたようなあとで、お喋りも楽しく、実に心のオアシスのような時間でございました。


検定受験体験記は以上です。
結果報告しなかったら合格だけどすごくぎりぎりとか、不合格だったんだと思ってそっとしてやってください!
ほら、武士の情けってやつですよ。

でもねぇ、14年も住んでて、翻訳とか通訳とかやってて、それで落ちてちゃ恥ずかしいですよねぇ、、、ここまで赤裸々に書いておいてアレですけど。
(以下フェードアウト)



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by wa-connection | 2015-05-16 05:46 | finland in general

出稼ぎ月間

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5月は名付けて出稼ぎ月間の様相です。

4月はあんなに内勤ばかりの仕事内容だったのに(本当に歯を食いしばって情報収集してpcにパチパチ(そろばんじゃ無い)打ち込みまくった月だったのですが打って変わって月初から出てばっかり。奥さんじゃなく外さん(さむっ)。

というわけでシングルファーザー化した夫にはストレスが溜まってます。
二三回映画とか行って貰ってるんですけどね。こっちは泊りがけもあるんで足りないみたい。

トップ画像は某所で通訳後に食べさせて貰ったお昼のサンドイッチ。
お客様がたは別の車両で先にお帰りになったので。
訳してると食べる暇ない事もありますしね。そこの顔馴染みのカフェの人が今日は食べられて良かったね〜!とコーヒーお代わり入れてくれましたよ。
(おなかの虫がないてお客さんが気を遣って食べたら?と言って下さるときまったくといっていいほど遠慮しない私ですが。)

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そのあとラウマの旧市街でお気に入りの食材ショップで熟成チーズなどを買って、好きなパン屋さんでパンも買って、歩き回ってバス時間待ちをしてる間にまた小腹が空き、、、
市場前にある、今まで試していなかったアジア風レストラン(斜め向かいの市場前のCafeSaliが経営母体)であるLungiに行って見ました。
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んーまぁまぁだけど、、まぁお客様に勧めなくてもいいかな。。。一週間ラウマに滞在でもう他の外食を食べ飽きたらいいかもしれない。インテリアは結構感じがよかったですよ、ラウマはその辺うまいんですよ。ポリの半分の大きさなのにおしゃれなお店の数は倍です。つまり人口比でポリの4倍ぐらいある気がする。羨ましい限りです。

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そしてやっとジョギングもまともに行き始めて、、、近所のルートでおがくずも撒いてくれていました。

そして間に母の日が。

美味しい朝ごはん持って来て貰って、本をプレゼントに貰って子供達には手作りのあれこれを貰い、嬉しかったんですが、

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じゃ家族でサッカーしようと遊んでて熱が入り母ちゃん足首ぐねっと捻挫。いてて、、
念の為月曜医者に行ってレントゲン撮って貰い、予想通り捻挫で2ー4週間かかるからと。
病気休暇証明出して欲しい?と聞かれる。
そんなー自営業で休みなんて、と鼻で笑うしかない悲しさですよ。まぁ幸いそこまで大きい怪我や病気はしてないか、、、
ん?3年ぐらい前に柔道で膝の靭帯一部切った時も通信社のお客さんと、肘で支える杖を借りて原発歩き回った記憶が。あの時もなんとかなったんでした。
学生時代、ゴルフの団体戦で林の中に打ち込んで、木の根っこのそばにあった穴に足突っ込んでかなりひどい捻挫をしたことがあって、(試合は最後まで続行して地方選ですけど女子団体3位はとった)結構トラウマになっていたので、気を付けて歩くようにはしてたんです。
ジョギングでもアスファルトの状態が悪いところなどに踏み込まないようにとか。

サッカー等はやはりダッシュとか方向転換とか色々中年にはきついものがあるのかなぁ。。。
ジョギングは同じ方向に規則的な歩調ですもんね。
気を付けなくては。(こればっかり)

そしてその二日後車で一時間のところで通訳をしに。これはフィンランド語でした。
車は夫のAT車で。左足をまったく使わずに済み助かります。こういう時はMT車だとつらいですね。

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下は会場の近くの教会。
綺麗な中世のもの。
横の墓地もきれいに手入れされていました。

足が元気だったら中覗いたんだけどな〜(しつこい)。


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そしてポリへ一旦帰宅後、用意しておいた荷物を昨夜ヘルシンキへ電車で移動。
空いていたので足をシートに上げさせて頂きました。

その翌日(今日)はヘルシンキでまったく別の分野の通訳。こっちは多国籍企業なので英語。皆さん非常に上手。
そして日本側も素晴らしく上手な方が増えて来てます。日本から出向の方も美しい有能な女子が多くキラキラ輝いてて眩しかったです!きゃー。
若いし実力もバリバリで素敵な女性が増えてて頼もしいです。

今日もなんとかかんとかお勤めして終了。会議室から下の眺め。

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広々として人も多く活気がありました。

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帰る前に中央駅近くのマッカラタロの二階の和食Ayaさんで牛丼。ご飯はやっぱりほっとする瞬間であります。
ストックマンと駅の間にあるので時間無い時はここばかりです。

和心さんのお寿司に行く時間無し。

また来週は地方で通訳入りそうな予定です。
一ヶ月前に依頼頂いた記事もそろそろ締め切り。
しっかりこなしていかなくては。
ただの近況報告ですみませんが、アップさせていただきまーす。


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by wa-connection | 2015-05-14 02:08 | work
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遅まきながらフィンランド語の語学試験の体験記を書きたいと思います。
長文です。

4月11日、あれは土曜日のことでございました。。。
(申し込んだ顛末は過去のブログから)

二月末のスキー休暇に上級で申し込んだ時点でヘルシンキもタンペレも満席。ということでトゥルクに決定。
初級、中級は地元でもあったのですが、上級は開催箇所が都市部に限られているので考えておいでの方はご注意を。

3月に受験票、場所、時間指定などが郵送されてきました。

なに〜!7:30テスト開始とな!しかも「遅れたら受験できません。ちゃんと来てね」と書かれている。
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しかも4~6時間かかると書いてある。
個人面接時間によっていつ終わるか分からないってことですね。
当日朝の高速バスが5時発、7時過ぎにトゥルクバスターミナル到着、会場の専門学校へはバス乗り換えて25分。
間に合わない(汗)そしてバスなんて遅延だってあり得ます。
というわけで前泊決定。
ホテル予約してさらに余分な80€出費決定。うう~む。意味があるんだろうか。

ちなみにフィンランド語上級の試験料は130ユーロちょっとでした。
そろそろ受験して一ヶ月たちますが、まだ請求書は来てません。でもこういうことはきっちりしてますからね、もうすぐポストに入ってることでしょう。
前も衛生管理者の試験を受けた時は受験料請求はずっと後に来ましたしね。

そもそも今回の受験の理由は力試し。いや自己満足?

誰にも受けろと言われてないですし、もし受かっても給料が上がるなんてことありません。
中級の試験は、合格すると特定の職業で有利になったり国籍申請にも必須らしいので、おそらく上級もうそういう場合に使えるかもしれませんが今のところ私は日本国籍保持のままで(在住許可あり)不自由ないかな、、国政選挙に参加できないだけで。

というわけで夫はこのアクション自体を「時間とお金の無駄遣い」呼ばわり。
子ども達に問題集を見せてみると、上の子の国語の教科書に出てくるような文法部分も結構ありました。子どもたち、「おお~」(特にこのリアクションに意味は無いらしい)
目的格、時制、比較級、、、

図書館で借りた問題集は全部中級向けでした。ですがこういうのは基礎も大事だと思ったので数回だけ時間を取れた時にやってみましたよ。8割ちょっとぐらいのできでしたかね、、、つまり10問中2問は中級のも間違えてる!問題は上級なのに大丈夫か?
本当は週3回ぐらい取り組みたかったけどやっぱり忙しくてダメでした。(言い訳)

さて前日。
格安バスで夜7時半にちょとしたもめ事の後出発。(忙しい時期で金曜は息子たち二人ともスポーツ送迎があるんで)
二時間かけてトゥルクに到着。
折しも金曜夜10時。
フィンランド人が浮かれて飲んでる時間帯です。
携帯電話で5.9€ほどの24時間有効チケットを買ってバスに。翌日帰るまで使えそうで便利。
まずは市場の駅まで行って降りる。
ポリと違ってひろーい市場の周りにぐるっとバス停が分散。
田舎者にはどれに乗るのかわからん!
ヘルシンキはわかるけど・・・Turkuは久しぶり。二年ぶりか?しかも前回は家族で車で行ったしなぁ。

運転手さん(外国人も増えましたね)に聞きながら7分ぐらい無駄にしてやっと広い市場周辺半分以上歩いて発見。酔っ払いも多かったんですけど絡まれずに済んでほっ。
こればかりは運ですし。
歩いてる時はさっさと歩み去って相手にしなければOKですがバス停はねぇ、じっとしてないといけないし。

さて乗車して7駅で港のターミナルに。ここのホテルがお手頃だったのでした。フェリー乗り場のすぐそば。
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Twitterつながりの辞書を作っておいでの方はここから乗船されてるんだなぁと思いつつ。(船は既に洋上なので見えませんが)

ホテルは感じのいい二階建て。
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バスを乗り過ごしたりして到着で23時近く。
空腹なのでバーでサンドイッチとジュースを買って部屋に持ち帰り(なんかわびしい)。

そして気が小さいので以前カトさんもブログに書かれていたネットの問題集で該当レベルを再度色々解いてみる。
ネットの問題だとリスニングがあるのでやってみるが、聞き返すことは当然できないので厳しいかも、、
結局5:30起床なのに0:30までギリギリの復習をするところは若い時から変わってません。

でも広々としたベッドにねっころがって好きな時間に寝るのはうれしかったかも・・・

いつもはもう寝ろ、夜更かししたら明日がつらいからと至極ごもっともなことを促される40代。)

翌朝目覚めてイケメンの受付のお兄さんにチェックアウトを頼み、朝5時45分からビュッフェの朝ごはんを詰め込む。早すぎてそんなにおなかすいてないのですが、、ベーコンエッグなんて入らないよ~。
でも何か食べなくては!と4時間以上続く試験と思いこんでいたので、餓死したら困るという強迫観念でヨーグルトやら食べる。

食が私の考えの中心を占めていますが、何か?

あとおなかにしっかりたまるオートミール(押し麦のおかゆ)も食べて、小さなサンドイッチを二つ作って一つはペーパーナプキンに包んで持っていくことに。
コーヒーのおかげで目が覚める!

ちなみに、おやつも持参。よく考えた結果こういうものを。
って大したことありませんが。
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合間にさっと食べられるもの。常温保存OKなジュースとか、王道バナナ(2本!)とかこれもおなかの持ちがいいナッツとか。

トップの画像の鉛筆、消しゴム、鉛筆削りも持参。手書きですからね!
ここ何年も手書きでなんてあまり出してないなぁ。
仕事もPCばかりだし(通訳中のメモはピットマン速記状態だし←一週間後見ると本人も判読不能)

全部子供たちの使って短くなったりしたお古・・・いろんな方に頂いた鉛筆も思い出深いものが。日本の祖父母からの世界の国旗シリーズや、友人一家が英国に研究者としていたときのケンブリッジ大の紋章がはいった超かっこいいやつや、日本の友人からの戦闘系キャラクターものや。ムーミンのもあったな、、消しゴムも何年も前に頂いて、子どもたちが男がムーミンなんて使えるか!と家に余ってたやつ。

誰も聞いてませんが、キャップは百円ショップから、そしてペンケースは無印です。
文具は日本かドイツですね!


さて、事前にTurkuのバス時刻をチェックし、7:15に学校につくためにはスケジュールにも7時過ぎにマーケットを出るバスが最終と書いてあったので念のためその一本前の6:49のに乗る。
どうも受験生っぽい外国人の風体の数人が。私よりずっと若いな、、20代っぽいぞ。
(「この人たちも同じテストか!」と勝手なライバル意識と連帯感入り混じった微妙な感触を抱く私)

そして7:05ごろ閑散とした学校前に到着する5人。

正面入り口前に集まる。誰も来ない。鍵がかかっている。
駐車場には早朝の魚釣りクラブの面々が楽し気に網を片付けながら磯の香りを漂わせつつ今日の漁の話をしている・・・
なんか釣れましたか~・・・

寒い・・・温度は3度。

7:10に誰か中から出てきそう・・?
でも違った。ドアを開けもせず張り紙を内側に張って私たちに身振りで駐車場側の入り口に行けと。

とぼとぼ移動する私たち。
お互いを意識しつつも、話しかけられずにいる状態といえばいいでしょうか。

そして建物横の入り口に到着。
目顔で私がやるよ、とドアの取っ手に手をかける。
施錠されておりますがな!

顔を見合わせて肩をすくめる私たち。

黒人の人とは初めて口を聞いたけれど、まだそこまでお上手ではない、ということは来て間もない人もいるわけで、中級もここであるのだな、と推察。

もう二人は裏口の方に歩き始めた。あちらが開いているか確かめる様子。
全部閉まってる!
もう7時10分ですよ?

7時12分、中年女性が自転車でさっそうとやってきて横の入り口のそばにつける。
思わず、「一緒に入っていいですか?」と叫ぶ。
何やらごにょごにょおっしゃるが聞こえず、いったん入ってしまうが、そのあとドアを開けてくれる。
やっと屋内に入れるよ~温かいよ、ああ文明よ、暖房設備よ、ブラボー!

駐車場の魚釣りのおじさんおばさんたちもこの人たち何してるの?入れてもらえないの?といういぶかしげな同情のまなざしだったし、、

ほっとして皆で声を掛け合って中に。

先ほどの女性と若い女性が受付の模様。
運転免許は身分証明として機能しないので、パスポートかEUのIDカード持ってきてねと書いてあったので私はパスポートを。
8年前の日本でストレートパーマあてたばかりの写真なので女史、見比べること20秒(あくまで体感です)。眼鏡を取ったら納得してくれました。
話し声からロシア系らしい二人組、ほかの人の受験票覗き込もうとしてスタッフに「それは見ちゃだめですよ」とたしなめられる。
お国柄がでるわぁ。

この頃から他にもちらほら受験者が中に入ってくる。時間すでに7時20分なんですけど?
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「受付が終わった人から廊下あたりで待っていてください。筆記、リスニング(視聴覚室)、と入れ替え制で実施しますから」
ということらしい。
上級受験者は15名ほど。

試験官らしきスタッフが数名忙しそうに歩き回っている。

ここで私は持参のコーヒー(自宅の魔法瓶をボストンバッグに入れてホテルのコーヒー詰めてきたのだ!)とホテルの小さなサンドイッチを食べて、持ってきた積ん読の新聞を読む。
時事問題も出るかもしれないもんね・・・総選挙一週間前だったので、選挙ネタの記事だった気がする。でもあまり記憶に残ってません。

スタッフが面接の部屋の説明をし始める。あと廊下に時間割が貼ってあるから、と。
面接は遠方の人からやります、すぐ帰れるようにね、と。
私は自分が遠い方だと思っていたのですが、どうやらヘルシンキやトゥースラ、ヒュヴィンカー在住の受験者もトゥルクまで来た模様。
みんなヘルシンキが埋まっちゃってここに来たのね・・・
全然知らない人たちばかりだけど頑張ろうね、と勝手にエールを送る。誰か私にも送ってくれるといいなと思いつつ。

待っている間にも続々と人が。
ムスリム系であろう女性たち、タイ人の女性たち、トルコ人、または中東出身らしき男性陣、様々な外国人の同朋がやってくる。(なんとなく一目で外国人と分かる人たちに親近感を抱く私。最近フィンランド人とばかりやりとりしてたからなぁ。すでに友達である移民仲間のことは改めて国籍はそう考えないし)

だんだん同じ部屋に行くらしき人たちで部屋の入り口をちらちら見ながら固まり始める。
ちなみにですね、時刻は8時20分ですよ。

なんだ~~ゆっくり来て大丈夫だったんじゃないかなぁ。
ホテル宿泊もしなくてよかったんじゃないの?(じわじわ腹が立つ)遠方組で泊まり荷物持ってる人なんていないし。

ロシア系数名、ギリシャ人、ドイツかオーストリアの女性(おされだった)、イタリア人ぽい男性、でぶいスウェーデン人男性、といった面々で入室。
ロシア人おばちゃんたちうるさい。14年前に職安の語学コース3か月受けた時もロシア語系の人たちすごかったもんなぁ。
テスト中にお互い回答を教えあう助け合い精神。
そして権力には徹底してこびへつらう。休み時間にどんなに先生や学校に文句を言っていても面と向かうとスマイル、あんたさっきすごいこと言ってたじゃん…という人がもうがらっと変わる。
弾圧を受けてきた人たちには骨の髄まで体制に逆らわないという事が染み付いているんだなぁとしみじみ感心したもんだった。

というわけで誰も監視していないと気、つまり休憩中の私語はすごくうるさいいや、かしましい。「ニェット、ニェット!」とかにゃにゅにょ系の語尾が飛び交う。ボリュームも大きい。
アジア人は大体大人しい。中華系の人たちはグループになるとにぎやか。そして日本人もそうだと思う。(フィンランドでそこまで人数集まることないかもしれないけど)

だんだんおしゃべりのボリュームが大きくなってきたところで男性のいかにも中高年フィンランド人といった中肉中背で眼鏡をかけた試験官が出てきて一名ずつ名前を読み上げると入室。
上の方でどこの国の人、と書いたのはこの名前と外見で判断してます。


まずはリスニング・スピーキングから開始でした。
一番難易度が高い部分とも言えます。

これは、カトさんのブログでも読んで知ったのだが、ヘッドフォンから聞こえる会話に対して選択式回答を選ぶパート1と、スピーキングで何がしかお題を与えられてそれについて話せというパート2に分かれている。
このリスニング&スピーキングで1時間。

まずは機器が正しく機能するかサウンド・チェック!?
聞こえました。

そして9時近くになって開始。(まだもっと遅く来ても良かったんじゃん、と悔しい)
まずは回答の選択肢にざっと目を通す。

いきなり母と娘の会話で就職難について語られる。
最近仕事が得られないとか、学位を得てもどうとか、、母親が住居補助の話を聞いたりする。それに対して娘がまた答える。
この短いスキットについて3-4問答えを覚えておいて正しいやつを選ぶ。
もう一回繰り返される。

次の問題はSAKの労働者の権利についての宣言を取り上げた学者の論説について。
SAKの主張としては労働者の勤務時間は年間ウン時間であるべきなのかどうか、そして非正規雇用者についての労働時間、そして契約内容の不利などガンガン喋る。

ここでたぶん1問は確実に間違えた気がする・・・ひょっとすると2問。これがリスニングで一番厳しかった。興味が持てない組合員のトピックというか、、、うんざりするというか、、いや大事なことですが。

三番目の問題、フィンランド人のサマーコテージについて。こう書くと簡単そうだけど一筋縄でいかなかった、、ここで1問落とした気がする。
日本と同じようなひっかけ問題多し。同じキーワードを入れておいて内容は逆とかね。

という風に4問ぐらいあって(最後もう一か月経ったんで忘れました)そのままスピーキングに移行。

ボタンも何も押さずに、問題のあとにひたすらヘッドフォンについたマイクにしゃべる。
試験を受けてる人たちが同時にうわ~っと喋るというのはカトさんのブログで教わったけど、本当にみんな唾を飛ばさん勢いで喋りまくる。
隣が中東系のどすの利いた声の男性で、まず一問目はジャブといったところか、「10年後の自分の夢について1分間語りなさい」というもの。
まずは覚えがきで何をしゃべるかさらっと書く、そしてスタート!
開始と同時に「Minun unelmani kymmenen vuoden päästä...」と同じような構造で皆さん話し始めて部屋のなかでわ~っと反響して面白かったけどそんなこと考えてる暇はない!
私もしゃべらなくては、と実につまらないけど思い描く憧れの10年後を話した。
子どもたちも元気で成人して願わくば好きな分野で勉強だか独立してて、私たちは夫婦で健康で旅行だとかやっと趣味に打ち込む時間ができているはずで今積ん読になっている本たちを片っ端から読んだりセントバーナードを飼ったり(かなり実現不可能だが言う分には自由なんだし)翻訳してみたい本のタイトルを羅列したり。
やめてください、と言われてもまだ隣の人余韻なのか喋って彼の最後の言葉がこだまする・・・


次のテーマ「職場で同僚があなたの悪口を言っていたとほかの人から聞きました。内容などは創作し、その同僚に対し言いたいことを話してください」 
たぶん大体の人が同じような話の作り方になるんじゃなかろうか。
私は
「ハンナから聞いたけど、私の仕事のやり方について気に入らないことがあるそうじゃない。もしそういう事があるなら、他の場所でコーヒーブレイクに私がいないのに話すんじゃなくて、私のブースに来て言ってくれた方がずっとよかった。私がこれを第三者から聞いてどういう気持ちになったか考えてみてよ(ちょっと押しつけがましいな、、、と思いつつ)。今後はできたらそういうやり方はしないでほしい」
といった調子で話しました。
後から芝居っ気を思い出してもっとドラマチックなケースを考えれば良かった!と地団太踏みましたが、後の祭りとはこのことですな。

例えばぶさいくな上司(妻プラス子3人)とシリアラインの社員旅行で一夜限りの不倫をしたという噂を立てられて彼氏にもその話が伝わって婚約もだめになったのですっごく恨んでるとか。いやダメか、こういうネタは。


三番目のテーマは「あなたは自分一人で移動していて、交通事故を目撃しました。どんな事故か、状況などは創作して112番に通報してください」というのを一分で話す、というものでした。
実際に聞いた話などをパズルみたいにつなげて知人の住んでいた近所の住所を使って救急車を呼ぶ手配と、どんな事故だったか(自転車の人が、駐車していた車のドアがあいてそこに直撃とか)を説明して息はあるが頭を打っているかもしれないこと、骨折があるかもしれないなど話してここで待っているので来てください、といって終わったらまだ10秒余ってしまった。この場合の沈黙が非常に気まずい。もう話は終わってしまったし・・・空白の10秒の録音が終わって、試験官がマークシート用紙を配る。(え?今から?)
そしてリスニング部分の20~30の番号が付いた選択問題の解答を書き写すように言われる。

ちなみに、筆記用具はシャープペンシルが置いてありました。
のでそれも使わせてもらったり。

もう一問あったような気がしますが、これはもう忘却の彼方です。
直後に記録を書いておけばよかった。

終わって、みなヨロヨロと退室。難しかった~とロシア人おばちゃん試験官へ感想を述べる。
皆も頷く。試験官の男性「リスニングはいつも難しい部分だよね~」と優しく受け答え。

ほかの人たちにとってもリスニング部分は簡単ではなかった様子がうかがえて図らずもホッとするところは昔から変わってないな・・・
10分休憩で別の教室で読解試験へ。

その2に続きます。

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by wa-connection | 2015-05-11 05:39 | finland in general