Pori Jazz 2012(2) Tribute to Ella, Nina Mya
2012年 07月 21日
ジャズフェスのリポート、第二弾です。
相変わらず1日1ライブしか観に行けておりませんが、それでもこれまでよりましです。
いつになったらジャズをフルマラソン並にライブからライブへと渡り歩けるようになるんだろうなぁ。
ま、気を取り直して。
上の写真はジャズストリート。長男と次男が前を歩いてます。次男カッコいいギターソロを聞いた後でまだ踊ってる模様。
コケマキ川沿いに毎年設営される出店がずらり。主にはもちろん食べ物系が多いですが、フェスティバルグッズのお店も。麦藁帽とかサングラス、お祭り気分盛り上げる仮装?やメッセージTシャツなども定番。(子ども達は一番変なサングラスをいつも試したがる・・・)
でもこういうハンディクラフトやデザインのお店もチラホラあります。
この隣で、フィンランド・デザインTonfiskのスペースが。
前から気になっていたんですが、夫が今度旅行で来る妹家族とエスプレッソを飲めるようにと
二個セット買ってくれました。有難う。
写真には、ミルクピッチャーとシュガーポットが合体したデザイン。面白いんですよ、両側で留められていて、ミルクピッチャーを傾けても砂糖入れは落ちないという。これも欲しかったけど、、、断念。
さて、メインの音楽です。
前回カッリ・ルフタラ・トリオと、トンミ・ターヴィラ・グループについて書きました。
今回は両方ともフィンランド人女性ジャズシンガーのバンド。
Tribute to Ella
名前の通り、エラ・フィッツジェラルドの往年の曲が中心。
16日月曜日に聴きました。
結構ジャズを知らなくても聴いたことが有る、と言う曲が多かったのでは。
Night in Tunisiaもあったし(でもあの曲を曲たらしてめいるアフリカのタッチが無くなってた・・・)最後はHow high the moon.で〆。
↑ピアニスト。トゥオマス・ユハニ・トゥルネン(Tuomas Juhani Turunen)
アドリブもちゃんと聴かせてくれて。
彼は自分のトリオも持ってるようです。
ほほぅ、セロニアス・モンク、オスカー・ピーターソンが好きとな。いいじゃないか!
My Spaceの彼のサイト。演奏が聴けます。
最初にあるIt could happen to youもいいですよ!ご一聴を。
絶対聴きたいなぁ!
↑ドラマーのミッコ・アルリン(Mikko Arlin)
彼は10年ほどプロとして活動し、シベリウスアカデミーでも勉強中。色んなバンドのドラムを担当してます。
歌手のAili IkonenのMy spaceサイト。
最後の曲は素直に良かった。
ヘルシンキ中心に活動しているバンドです。
今までフィンランド人の女性の歌手で(ジャズね)いいなと思った人がいなかったので、嬉しかった。
フィンランドのブロンドでもいい声の人いるんじゃん!と(失礼ですね、すみません)
演奏者ではもうかなり沢山有能な若手がたくさんいるんですよ、でも歌でね・・・と。
子ども達が気に入ったのはこれ。
(大きけりゃいいのか・・・)
で、昨日20日金曜日に聴いたのがこのバンド。
Nina Mya(ニーナ・マイヤと読む。マイヤは芸名でつけた苗字だそう。)リンクはオフィシャル・サイト。
彼女は今年のポリジャズのアーティスト・オブ・ジ・イヤーに選ばれています。
北部Tornio(トルニオ)出身。
このタイトルをもらうと、ジャズの本場、NYへの旅行がプレゼントされるそうで、それがとても嬉しいとインタビューで彼女はいってました。
(競争は厳しいけれど・・・)
フェスも後半、無料ステージは満員御礼です。
Ninaもかなりいい声でびっくり!
子どもの頃歌を始めて、10代でついた先生に、あなた是非ジャズにしなさい!と進められたそう。
フレージングのリズムが既にジャズだったそうですよ。
ドラムとピアノは上のバンドと同じ。
Mikko Arlin
Tuomas Juhani Turunen
いやーよかった。
太陽サンサンでまた日焼けしました。
by wa-connection
| 2012-07-21 19:55
| life in Pori