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by wa-connection

オルキルオト4号機応札から韓国のKorea Hydro & Nuclear Powerが撤退!?

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(9/14SK紙より)
Korea Herald紙がインターネット版の記事で報じたところによれば、オルキルオトの4号機に対し応札していた5社のうち、韓国のKorea Hydro & Nuclear Powerが撤退する意向とのこと。
TVOは取材時(13日)の時点でこれに関して連絡は受けていないので何ともいえないとのこと。
韓国企業の代表者は紙面で、この4号機の決定に関しては日系メーカーの形勢が優位なようなだ、と判断したとされる。
TVOは韓国企業に加え、三菱重工、GE日立、東芝、そしてフランスのAREVAが競争入札に応じている。

短い記事があったので訳してみました。
さぁどうなるんでしょうね。

一方北部のFennovoimaが原則決定にて得た原子炉一基分の建設計画、もう頓挫するんじゃ無いかと何度も思わされる状況に陥っていますが、まだしぶとく生き残っています。
・・・まだ分かりませんが。
というのも、大株主E-Onが早々に撤退し、その他工業系の(電力を大量に必要とする)株主も相次いで「一抜ーけた!」。Raumaの自治体も株主の一つですがどうするのでしょう。
AREVAと東芝の原子炉が原則決定の段階で考慮されていましたが、東芝が優先交渉権を得ていました。
しかしこうした経済的なトラブルを受け、原子炉の出力サイズ自体を縮小して約1200MWeにし、ロシア国営企業のRosatomに協力を依頼。資金面でもサポートをお願いしたい、ということで現在Fennovoima社とRostom社が9月に開発契約を締結したところです。

これで国会を通った原則決定の内容からかなりかけ離れてるが法的にはどうなのさ?
という議論がずーっと続いてまして。

それをとりあえず現産業大臣Jan Vapaavuori(自身も法律家)が年末まで議論を凍結する、国もなんも決定せんぞ、と9月はじめに言っています。難しいところなのでしょう。
それでなくてもNOKIAは携帯事業をMSに売り払うし、今週は韓国系資本のSTXがTurkuとRaumaにある造船所のうちRaumaを閉鎖すると。900名失業ですよ、Rauma荒れるな、、、しばらく寄り付かない方が外人だからって(しかも韓国人だと思う人いるかも)難癖つけられなくていいかも?と勘ぐってしまいますよ。

えー脱線しました。

更にFennovoima社は、原発を建設・運営する電力会社が義務づけられている筈なので、準備していなくてはならない使用済み燃料の最終処分場についてOlkiluotoのONKALOに入れさせてよ、いいじゃん、広いしさ、という目論見でいるようで自ら調査も研究もしている様子はありません。
それについても一年前には問題になっていました。
その後で原子炉の問題がでてきて、実現自体危うげなので、今あまり話題になっていませんが。
インフラも整備されてないところで一からやるのは大変でしょうに。
オウルに工業地帯が近いですから、北部の自治体はこうした電力供給地が近いことにメリットを感じたのでしょうが。
しかしながら工場閉鎖やリストラがどんどん進んでいるフィンランドでそんな原子炉新しいのいるのか?という議論もあるのです。省電力設計はどんどん進みますしね。

当時(2010年)3基の許可を出すのはさすがに多すぎるだろう、ということで、Olkiluotoは最終処分場計画も進んでいるし、結局二件、うち一件が北部のPyhäjokiに予定地を定めたFennovoima社,そして TVO社のOlkiluoto原発がもう一件の原則決定での許可が下りたわけです。

同時に3基目を申請していたFortum社は脱落したのですが、それでもFortumはTVOのオーナーでもあるし、という含みがあったのだろうと思います。

興味深く見守っています。
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by wa-connection | 2013-09-17 04:09 | finnish news