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フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

初Savo地方のスキー場

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行って参りました、家族で先週金曜午後~日曜夕方の弾丸旅行。

ヘルシンキの友人一家がKuopioを北上したあたりの湖畔にコテージを持っていてそこからTahkoという割に知られたスキー場が近いということでこれまでも何度もお誘いを受けていたのですが、やっとお受けした訳です。
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折しもフィンランド全体でちょっと寒い週末、出発前日はマイナス29度~30度だったそうですが、(これは滑るのつらいな~と思っていたところ)ちょうどよく金曜はマイナス13度ぐらい、実際滑った土曜日はマイナス10度ぐらいとちょうどいい気温。木々には樹氷がびっしりで綺麗。

スキー狂いの一家だけあって、子供たちも私も旦那さんにきっちり教えられ、いや有難くアドバイスを頂戴しましたよ。

そこの次男君21歳、明るくていまどきなイケメンなんですがくるくるスピンするわ色々やりながらしかし滑るときの膝はぴったりくっついていて美しい。さすが17年滑ってるだけあります。家族みんなうまい。

彼らは2月はウィスラーに行ってヘリをチャーターして山頂からのエクストリーム滑降もやるとか。あまりに急なのでターンというより方向変えるのはジャンプしながら滑り降りるみたいですね。
GoProで撮った2年前の画像を見せてもらいましたが、絶対私は遠慮したいと思うコースでした、はい。
ここからカナダまでいくのは、かなり費用が掛かるそうです。それ聞いただけで、ああカナダ・スキーよさようなら、です。

Tahkoのサイトはここです。

トップページ真ん中に動画があります。
ゲレンデは山の両側に10数本あったかな。反対側は緩やかなそうです、そっちには連れていってもらえませんでした(涙)緩やかな方は行列も長いからと。
というわけで3時間ちょっとの間、リフトを登っては滑りを繰り返し、アドバイスをもらいつつ滑ると。
夫も(スキー指導者コース修了者)ちょっとコメント貰ってましたよ(笑)

いやー休憩でのココアがおいしゅうございました。五臓六腑に沁みわたるうまさ。
(寒かったし、くじけそうだったし)

金、土曜はその一家のコテージに泊めてもらったのですが、いや~食べた!三日で2キロ増量ですよ・・・

金曜は20時に到着、荷解き、Cavaで乾杯、サウナの後にハンバーガーづくり。モロッコ風スパイスのパティと普通の二種類で。
次男君はコック志望でもあったので料理大好きで家で食べる程度のものは
すべて自分で料理できるそうです。←息子たちよ!見習ってくれ!
というわけで奥さんはこの日は材料だけ用意して男性陣が出てくるのを待っていましたよ。

モロッコ風ヨーグルトソースも作ってもらいました。
バンズをオーブンでかりっとさせてあとはセルフで好きにバーガーを作ってビールでもぐもぐ。
ちなみに食事開始23時。
おなかすいていたので写真なんて撮る余裕もなく。(汗)

さて結果:
長男5個。
夫4個。
次男3個。
私4個いってしまった、、、
+ビール。

そしてくだんのあちらの21歳は7個完食。
若い。運動量もすごいらしいですしね。

旦那さんと奥さんは2-3個だったかと思います。
あー満腹。

翌日ゆっくり朝食を食べて支度。
朝食がまたおいしくて。森の中で摘んだブルーベリーのスムージー、サンドイッチ、
Kuopioのとあるベーカリーのジャンボサイズのカルヤラン・ピーラッカ(手の大きさ分ありました。ふつうは手のひらサイズ)そしてコーヒー用にミルクも泡立ててもらい幸せ。
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滑った後はコテージに戻り、コテージそばのトナカイの毛皮を敷いたテントでたき火をしてソーセージを炙ってビール。

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子供たちは次男君に連れられて凍結した湖上をスノーモービルでドライブ(というんだろうか、、、)。
一緒に寒中水泳用の穴をのこぎりで氷を切り、開けたそうです。
その後戻って薪サウナ。
運動後のサウナはいやほんと、最高ですね。

そして21時過ぎに料理開始(汗)。南欧的スケジュールだな、、、
この日はなんとフルコースでした。

スキー後にシーリンヤルヴィ(Siirinjärvi)のスーパーでヤギのチーズとほうれん草買ってると思ったら、
トーストの上にほうれん草のペースト、そしてヤギチーズのスライス、その上に彼らの釣った魚の缶詰という前菜。

これまた写真を撮り忘れるほどおいしかったです。
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メインは暖炉の上にトナカイの煮込み肉の鉄鍋を4時間置いたもの。
これまで何度か食べた中で一番おいしいPoron Käristys(トナカイの煮込み)でした。ホップビール入れてあると聞いたのですが秘訣はそれかな、、
奥さんが風邪の治りかけでスキーに来なかったのですが、家でずっと色々やってくれたのだろうな、と思います。

彼女はスキーも、狩猟も、魚の網も仕掛けられるアクティブな人で料理もうまい。
お仕事は客室乗務員なのですが、何事もてきぱきと、きっちりおもてなししていただきました。
スウェーデン語系の人なので、子供たちもスウェーデン語の会話を少しは聞くことができましたよ。

家庭と仕事の在り方、子どもの二カ国語教育や日本とフィンランド(とスウェーデン語メディア)の新聞の話やスキーの話や色々喋りました。
夫婦の年の差も同じで、私たちのちょうど10歳上にあたり、息子二人で10年後を想像する上でとても参考になります。思春期のあれこれも聞いてひぃぃ、こんなんが待ち受けているのかと恐怖しました。。。

あんなにちゃんと成長してくれるかどうかはなはだ自信がありませんが。
私には無理かもしれないな、、、←今から諦めてどうする!

夜はまたサウナで女性二人先、聞かれたので寒中水泳(泳いでないけど、どぼんだけ)ならぬ氷の下の水につかってきました。

夫は最初から行くと言っているのに、奥さんが行ったんだし夫も行かないとねぇ、とからかわれまくり。
3回行ったそうですよ。長男もやってみて。次男はそばまで行って見ただけだったとか。

翌朝は仕掛けてあった網引きも見せていただきました。
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スノーモービルで網をしかけてある個所まで連れて行ってもらい、20メートルぐらい離れたA地点で氷に穴をあけ網に紐をつけてB地点であるこっち側から網を引き揚げていくと。
一つ目の網には何もかかっておらず、もう片方からまたロープを引いて網を仕掛け直すという作業でした。

もう一か所の網には見事なカワメンタイがかかっていました。今晩はカワメンタイのスープだ!と旦那さん。

運動しておいしいご飯食べてサウナに入ってお喋りを楽しんで、言うことなしの休日でした。


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by wa-connection | 2015-01-31 04:21 | trip