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フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

スウェーデン出張2016(その3)~そしてドイツへ~

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さて、スウェーデンでの三日間を終えて、水曜早朝、5時にフォルシュマルク近くからアルランダ空港へ。前夜は会食で訪問先の人たちと22時半ごろまで飲んで食べて・・だったので結構起きるのは辛かったです。
年ですね、てへ。

2時間半ぐらいかけてストックホルム空港へ到着、お客様達はSASでデュッセルドルフ空港行きですが、私はその、あの、失せ物(その2を参照)をヘルシンキで受け取らなければならないため別行動。
出発時間は同じぐらいだったため空港で一旦お別れ。

ヘルシンキ行きの便に乗る前に、免税店で国境警備局の人へのお礼にチョコレートをひと箱購入。
他に考え付かなかったんですよね、お酒を持っていくのもあれだし、、、、
そしてゲート近くで下品な酔っぱらったフィンランド人一家が数グループ。
免税店で「Voi kato, tosi halpoja!(オイ見ろよ、すっげー安いぜ」とウォッカ・コーナーであれこれ眺める、明らかにヴァイキングライン(シリアラインより客層が落ちる、つまり酔っ払い多し)を降りて帰りに飛行機を使う人たちのよう。
あーちょっと悲しいですね、フィンランド人、いい人たくさんいますけど、お酒に飲まれちゃう人やっぱり多すぎなので。

無事ヘルシンキについて、その足で中央のパスポートコントロールのエリアへ。
窓口の男性に事情を話し、パスポートを取りに行ってもらい、返却して頂きました。
チョコを渡したら「いやこれちょっとどうしようか、、、」と言いかけたけどそのまま何度かお礼を言って押し付けて立ち去りました。

本当に助かりました。

デュッセルドルフ空港へ行く便は14時頃だったので3時間ほど仕事をしながらランチを食べて(ワインもしっかり飲んで)過ごし、飛行機へ。
前も書いた通りドイツは実は10年ぶり。
どれだけ旅行してないんだ私は?
いや年に一回はどこか行ってるんですよ?
去年はオーストリア、その前はイタリアにスキーで。シシリア、アイスランド、デンマーク、、
あとは日本に何度も。スウェーデンも3回ぐらい。でもドイツに行ってなかったんです、こんなに近いのに。(ちなみに英・仏・蘭も行ってないな)

11年前は、前の記事で書いたようにミニゴルフ世界大会総会の通訳でしたが、フィンランドからの初めての海外出張で世界大会などでの通訳も初めてで、ドイツ語が同時通訳で英語にされたのをイヤフォンで聞いて日本語にするという時間のかかる通訳で脇汗たくさんかきました。

去年8月にフィンランドで久しぶりの開催だった時は、共通言語が英語になってて、役員の方々も代替わりし、英語でだったのでだいぶ楽になっていましたっけ。ルール制定やオリンピック系のスポーツ関連のトピックやドーピングやらの話もだいぶついていけるようになりました。

今回は、ドイツ人のエネルギー業界の人の英語ってカクカクしてるのかなーとか心配しつつへ到着。デュッセルドルフ空港はさすが、日本人たくさん見ましたよ。
ビジネスマンも、観光らしき20代女子、男子たちも。

そして町が大きいのに驚く田舎者の私。(どれだけフィンランドに馴染み過ぎたのだろうか?)緑が見えない・・・

そして隣に座っていたドイツ人女性と和やかによもやま話をしつつ荷物を受け取りに指定番号のレーンへ。
皆さんどんどん自分のスーツケースを受け取って出ていきます。隣だった女性も見つけてあなたのは?と言われた時点で最後の2個ぐらいがぐるぐるターンテーブルを回ってる事態。まさか、、、またしてもフィンエアにやられた?

パスポートで復活したと思ったら、落とし穴が!
いやー物事ってスムーズにいきませんね、、、

ヘルシンキ便からの終了サインがでました、憤慨してすぐそばのクレームカウンターへ。アラブの人たちや南米系と思われる豊満な人たちが列を作っております。
タグを見せてベテランなドイツ人女性に報告。
「あらーヘルシンキ空港からの乗り換えね~トランジット短かったの?」
私「いえ3時間半はありましたよ?」
女性「あらまぁ・・・(後はあえて言わなかった)」
「でもフィンエアは普通は追跡が早いから今晩には着くと思うわよ」
私「期待してませんけどね・・・(諦観」」

バゲージ・ハンドリングはフィンランド航空も別会社に移管しているのですが、やっぱり困りますね。旅行が終わってから帰宅だけなら、まぁ洗濯が1,2日遅れるかなでいいんですけど、旅行中は服がないので。

貴重品や携帯、パソコン、ケーブル類、化粧水など液体類はもちろん持っていますが、下着もパジャマもありません。ましてや翌日の会議用のスーツ一式も。
ま、とりあえず仕事用バッグだけで身軽に空港を出まして、
目的地はエッセンなので、デュッセルドルフ空港から特急か急行電車で30-40分あまり。駅のドイチェバーンの券売機でチケットを買う。一回間違えましたが買えました。後ろの日本人ビジネスマン、苦笑してたような、すみません。
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11ユーロちょっとです。
電車に乗ってエッセンの駅に到着。
工業地帯で有名だったそうで、ツォルフェライン炭鉱で世界遺産認定を受けたルール工業地帯でもあります。人口はヘルシンキより少し多いぐらい。
それにしてもショッピングモールが中心地にバンバンあって、外国人も多くて都会を感じた次第です。
(いやだから私が田舎に住んで長すぎ・・・)

悩んだ末、ぶらぶら観光がてらの散歩へ。
教会がありましたよ。
エッセン大聖堂。(ローマンカトリック教会)
中庭が苔むしていていい雰囲気でした。
中で少額ですが浄財を。
ろうそくを購入、フィンランドと遠い日本の家族が健康でいられますように。
望み過ぎかな。
旧市街はいい雰囲気でした。
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またふらふら歩いて、子どもたちにTシャツ2枚をお土産に。
2月半ばですがまだセールやってました。
そしてカーニバル季節で仮装衣装があちこちに。
そういえば一年前オーストリアにスキーに行った時、バナナマンとかオオカミ男とかいろんな仮装を見ましたっけ。
翌週2月8日が最も盛り上がる祝日なので、本当はスウェーデン、フィンランド、ドイツと言う旅程を予定されていたのですが、
カーニバルのため、スウェーデン、ドイツ、フィンランドとスケジュールし直したのだそう。肝心の訪問先が休みじゃどうしようもないですしね。

そして気づく。もし今晩荷物が届かなかったら明日セーターとジーンズで会議じゃないかと。しかも合計三日着た服。さすがに、日本人的にはちょっと気が引ける所です。
でも届いたら不要な買い物だしな、、、とさんざん悩んで、万一のこともあるので、結局ジャケットとブラウスをEspritで半額以上のセールで購入。
ここらが小心者です。合計60ユーロ少々。安いですよね?

後で夫に、一番高いものとか買っておけばよかったのに!と言われましたが、さすがに小市民には無理。
デパートが閉まる前に買えました。

ホテルに戻ってフロントの不愛想なお姉さんに聞いてみるも、届いてません。
下着は夜、洗濯して暖房の上に載せて乾かすことに。

そうそう、駅内のLidlという安いスーパーに行ったら、本当に安い!
思わず冷凍のミニ・シュークリームの箱入り買っちゃいましたよ!(後悔)
水とりんごとかバナナ位買っておこうと思っていたのに。
全部で2.5ユーロぐらいでしたよ。フィンランドならこれでたぶん8ユーロ位かかるかと。
改めてどれだけフィンランド(北欧かな)の物価が高いか肌で感じました。

さてお客様とホテルのレストランで晩御飯。
実はホテルも歴史があってきちんとしたところでした。
お姉さん不愛想だけど。

そんなにおなかが空いていなかったので、
ダンプリング(生地に包んだバジルのナントカが入った)入りコンソメスープ牛肉巻き、というのを頼んだら
こういうとっても上品な一皿が。
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うわ~、ファイン・ダイニングのお店ですよ。でも前菜で10ユーロ位だったんですけどね。
ワインのボトルを開けるときも、ろうそくを持ってきてくれて、デキャンタージュしてくれて、デキャンタにコルクなどゴミや沈殿物が入りこまないよう見ながら非常にきちんきちんとやってくれました。
さすが北ドイツ・・・

お客様の多すぎたメインを頂き、私も十分おなか一杯に。
そして夜は更けていったのでした。。。

次はドイツ二日目、三日目を。
by wa-connection | 2016-03-03 01:37 | work