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フィンランドで開業している私達のビジネス、ライフ・スタイル ブログです。 This is about our business and life in Pori, Finland.


by wa-connection

SiljalineでStockholmへ No.3

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朝起きると海岸線沿いを進んでいる所。
もうスウェーデン領だ~!

昔ながらの、赤土を大なべで熱して作った塗料・・・かどうかは分かりませんが、
赤い木造の家々が点在していました。(フィンランド西海岸にも多くあります)

朝ごはんには晩と同じレストランでビュッフェ式の朝食を。
追加でアメリカン・パンケーキ+シロップも♪

2枚注文しましたよ。一枚目を子供たちに取られたもんで・・・私が欲しいかって聞いた時は「要らない」っていったくせに、実際に私が食べてるのみたら「欲しい~」だって。
典型的です。
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10時前後には船外に出まして、10名でなんとかタクシーを使って移動を試みます。
ここで最初の試練。
タクシー運ちゃん達がメーターで走らないと言い張る。

行く先はJunibacken(ユニバッケン)という有名な児童文学テーマパーク。
結局値段交渉に折れて250クローネで!乗車。

地元の人にしたら絶対高すぎると思う。スウェーデン語ができないのを痛感。
後で義弟が250は高すぎるって言ったのに。、、とぶつぶつ言ってました。
恐らくほんとなら150-170クローネ前後ではないかと思われます。
どうでしょうかご存知の方?
1ユーロは分かり易く10スウェーデンクローネと計算しましたけど。

フィンランドには、ヘルシンキには白タクはボチボチ登場してるらしいですが、まずぼられる事はありません。外国人運転手で道が良く分かってない場合は有るかもしれないけど、その場合はナビで。そしてメーターをちゃんと使う人が殆どです。
運が悪かったと思いたいです。

スウェーデンの他の地域ではどうなんでしょうか?
今度もし行く育が事があれば公共交通機関の時間調べていくぞ。
準備不足ですね。

さて、到着。そばにはVaasa laiva(スウェーデンが力を入れて建造した船で、進水したらすぐ沈んだってフィンランド人達は笑いながら言うんですが、ほんと?ほんとコンプレックス強いなぁ)が。今は博物館になってるようです。

第二のハードル。
ユニバッケンには、ベビーカー禁止!と受付であっさり言われる。3歳児二名のために、折り畳みの軽めバギーを持ってきていたのですが、じゃあどこに置けと?
100クローネぐらい払って、チェーンロックを売りつけられました。有料貸し出しじゃなくて、買え!屋内の施設だからでしょうか。

もう一度気を取り直して、入場。受付嬢、日焼けして可愛いけど、うんざりしてる様子。あいさつに返事も返さず。

さて、お目当ては、夜の読み聞かせで(旦那が)よく読んでるアストリッド・リンドグレン女史の「エミル」や「群島地域の子ども達Saariston lapset(Vi på Saltkråkan)」「長靴下のピッピ」「カルッソン」など数々の作品についての遊具やセット。
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電車/ゴンドラのような感じで、ミニチュアセット内を回れるようにもなってます。
注)こちらには小さいお子さんはお勧めしません。5歳ぐらい~が適当かと。後半に涙なしでは語れないお話のセットがあり、3歳の従姉妹は怖がって最後泣きそうでした・・・
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上は「エミル」のセット。テレビでよく見ていたので私にも分かりました。夫たちは子ども時代にテレビで見ていて、お父さんがすごく怖かったのを今でも覚えているようです。

そしてピッピ(フィン語ではペッピと訳されてます。ニルソン君は”Herra Tossavainen”何でじゃ・・・)の短いショー。
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可愛いピッピでしたよ。映画版を何度かYLEで放映された時に録画してみたんですが、勿論スェーデン語で字幕で読んでいたので、歌のメロディだけ分かりました。(悲)
皆合唱してましたよ。うらやまし~。
海賊達も出てきていました。
息子たち、ここだけ反応・・・

そういえば、アストリッド・リンドグレン記念文学賞を受賞した日本人の荒井良二さんの名前も受賞者の名前が並ぶファイルにありました。

いやしかし、言葉ってやっぱり大事ですねぇ。
大混雑でしたが、2時間ほどいて、階下のカフェで腹ごしらえをして(甘いものだけね)
おみやげ物屋さんで、葉書など、息子達はどこでも帰るようなミニカーと飛行機のオモチャを選んで、外に出ました。
従姉妹達二人とも、ピッピの赤毛のかつらを選んでました。

出た所で、さあ、ご飯食べる?どうする?の相談。
ここでおしっこ、おしっこ~~!と従姉妹達。さっきしたばかりじゃん、と子供に言えるわけも無く
義妹、船の博物館へ二人の手を引いていく。20分待つ。
待つ間に喧々諤々、どこで食事するか。義弟と舅は昼食後昼寝する習慣なのでおなかもすいて眠いらしい。

私は、初めてだし旧市街にいってみたかったんですよね。すると歩ける距離じゃない、バスの路線近くじゃないという事で、またタクシーを使わねばならんと。
タクシー乗り場は近かったので聞いてみると、メーター使わないって。200クローネでいいよ、という。そんなにいらんだろ~~!
旦那が”OK, forget it.”といって立ち去ると背中から180! 160!と下がった。中国を思い出すねぇ。

でも旦那はもう嫌だ、と言って結局残りのグループが食べに行ったテラス・レストランへ合流。
子ども達は定番マッシュポテトとミートボール。
(味見したけど美味しかった)

その後、子ども達はもう船に帰りたい!と大合唱。
義弟家族と姑は先に船へ。
でも舅が私達一家といっしょにストックホルム内めぐりしようと運ちゃんに交渉してくれて、一時間まわってもらってフェリーまで連れて行ってもらうことに。ここではぼられずにすみました。
高めだったけど。

移民系の(という事は、私といっしょね)運ちゃんが、運転荒いのなんの、石畳が多い街並みだから後部座席に座った私と夫はもう座席からジャンプしっぱなしで、夫は珍しく酔って気の毒だった。悪いねぇ。

息子たちが真ん中の席を譲らず、景色も余り見えず(でも舅にはそれはいえなかった・・・)オペラ座(ここにあるオペラ・カッラレンというレストランは以前ネット調査した事があるので覚えてました。イタリア人シェフが独自の市販メニュー開発をしたりしているそうで)やお城の傍、市庁舎などもめぐって船まで。きれいな街並みでしたよ、ヘルシンキよりずっと大きいし!
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そして船に帰ってからは余裕を持ってパイレーツ・ランドで2時間、19時前からディナーへ。
パイレーツランドと同じ階にあるビュッフェスタイルのいい感じに見えたところですが、
最後のトラブルが。
10名と言っておいたのに、受付のエストニア人(かフィン語うまかったけど恐らくバルト海系の人)が8名としか聞いていない、と言い張る。
料理というよりは、”サービス精神”でなんだかレベル・ダウン。ちょっとがっかりしますね、こういう対応されると。
私達のテーブルについてくれた南アメリカ出身っぽいウェイトレスさん(フィンランド語ぺらぺらだった)はとても親切だっただけに残念でした。

このレストランのいい点は、子供用にビュッフェコーナーが用意されている事。
子どもは待たなくて済みますね。←コレ、乳飲み子より大きい子連れ家族には非常に重要!ま、どうせマッシュポテトとミートボールか、サーモンになるんですけど。その後カットフルーツとクッキーとキャンディーとか。ミルクやジュースもすぐ取りにいけるのは楽。

という訳で食事後もプレイランドに戻って2時間は遊びましたかね。21時には閉まるのでそれまで居ましたよ。マナーの悪い子ども達は、フィンランド人にも、スウェーデン人にもいました。親がほったらかしてバーにでもいってるのかな。。。
親が見てないとちょっと興奮したらブレーキが利かなくなるのは普通なので(特に男の子!ああうちも心配だわ)私も何度か注意するハメに。

まぁ、全体的にいい思い出になりました。
シリヤラインはヘルシンキ発着は時間に余裕があってよかったです。
Turku発着だと、朝7時到着で大変だそうですから。
身軽な大人はいいけどね。夜も遅いと、子ども達も船内で遊具施設に行く時間があまり無いんじゃないかなと。

という訳でヘルシンキ発着がお薦めです。
同胞もたくさんみかけましたよ~。(日本からのツアー客の皆様、お疲れのご様子でした。ワインショップのスタッフが、日本のツアーってあまりに駆け足で、この船に乗ったらお客が脱力して食卓で寝ちゃったりしてるよ、と。しょうがないですよね、休めないからそういう旅程のものを選んでいる人もいるし。退職で悠々自適の人はもう少しゆったりと一都市滞在型もいいんじゃないですかねぇ)

私自身は、今度はもっと準備して行きたいなと思います。
面白そうなところがたくさんあるので。
言葉も少しくらいは勉強して。
by wa-connection | 2008-07-23 01:27 | trip